UPDATE:2019.11.14
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平服の意味って?5つのシーン別に女性にオススメな服装を伝授!

ドレスコードがある結婚式などの招待状の「平服でお越しください」という言葉に困ってしまったことがある女性も多いのではないでしょうか。普段「平服」なんて言葉を使うことはありませんし、このような招待状で初めて聞いたという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

そもそも平服がどんなものなのかわからなければ洋服選びも出来ませんよね。しかも、服装は非常に重要です。確かめずに適当にしてしまったら、もしかしたら自分だけがその場でかなり浮いているという状況にもなってしまいかねません。周りの参列者たちがみんなフォーマルな格好の中、自分だけが明らかにカジュアルだったらと思うと恐ろしいですよね。自分が恥をかくだけならまだしも、招待してくれた人や自分の周りの人に迷惑をかけてしまう可能性もあるため、服装はきちんとしておきたいものです。

このような状況になってしまうことを防ぐためにも、きちんと「平服」という言葉の意味について知り、その場所に合わせたファッションを選ぶということが非常に大切です。この記事では平服の意味だけでなく、平服でと言われた時のシーン別に適した服装をご紹介させていただきたいと思います。平服の洋服選びに迷ってしまっているという方は是非参考にしてみてくださいね。

平服とは?

平服という言葉は普段なかなか使うことのない言葉ですよね。一体「平服」とはどのような意味の言葉なのでしょうか。もしかしたら何となく知っているという人もいらっしゃるかもしれませんが、ここで正しい意味をしっかり理解しておきましょう。

辞書で平服を調べて見ると出てくるのは「普段着ている服」という説明です。そして、平服の対義語は「礼服」となっています。しかし、普段着ている服と言われると人によってかなり違いますよね。普段からフォーマルな感じの服装の人もいるでしょうし、カジュアル、スポーティー、古着など個性的なファッションの人やセクシーな服装の人もいると思います。

そこで、ドレスコードの格付けから「平服」を見てみましょう。ドレスコードは格が高い順に正装、準礼装、略礼装となりますが、平服は2番目の準礼装や3番目の略礼装に当てはまる服装です。

どのような場なのかということによっても少し求められる服装は変わってきますが、完全なフォーマルではないものの、カジュアルでもない服装ということになります。平服の意味が「普段着ている服」だからといって完全な普段着で行ってしまうと自分だけが浮くことになってしまう可能性もあるためくれぐれも注意しましょう。

平服と言われるとどうしても毎日着ているような服をイメージしてしまうかも知れませんが、公式な場所でいう「平服」は普段着を指しているわけではなく、略礼装や準礼装を指している言葉なのです。

5つのシーン別おすすめ平服を紹介

平服とは、上でもご紹介させていただいた通り、毎日着ているような普段着ではなく「完全なフォーマルではないものの、カジュアルでもない服装」のことです。

しかし、平服という言葉の意味を知っても、実際に平服でお越しくださいと言われると困ってしまうもの。実際に40%以上の人が「平服でお越しください」と言われて、一体どんな服装で行けばいいのかと困ってしまった事があるようです。普段からそのような場所に何度も足を運ぶ機会のある人ならば経験も、場所に合った服もあるかもしれませんが、あまりそういう場所に足を運ぶ経験のない人からすると迷ってしまいますよね。

ここからは様々なシーンに合わせた「平服」のおすすめファッションをご紹介させていただきたいと思いますので、平服選びで迷ってしまっているという方は是非参考にしてみてください。

女性におすすめ平服【結婚式・披露宴の場合】 

まず最初にご紹介させて頂きたいのが結婚式です。友達や知り合いの結婚式に招待されたことがあるという経験がある人もたくさんいらっしゃいますよね。仲のいい友達など、事前に服装についてある程度相談し合えるならいいかもしれませんが、そうもいかないということが実際にはほとんどでしょう。

  • シンプルなワンピース
  • ワンピーススーツ
  • ベージュのセレモニースーツ

結婚式には以上のような服装がおすすめです。まず「シンプルなワンピース」についてですが、袖が付いているシンプルなものが結婚式におすすめです。袖のないワンピースの場合、少し露出が多すぎるので結婚式には少し不向きにも感じられるため、肩周りが隠れるデザインのワンピースを選ぶようにするのが無難です。ワンピースの丈については、膝丈かそれより長いのがいいでしょう。肩周りだけじゃなく、足元もあまり露出度が高いと上品さに欠けてしまいます。膝丈くらいが一番エレガントで、結婚式の雰囲気も合いますよ。

普通の上下のフォーマルスーツではちょっとかっちりした印象になってしまいますよね。しかし、ジャケットの下がワンピースになった「ワンピーススーツ」にするとでかっちりさが薄れ、女性らしい雰囲気を出すことが出来ます。黒ではなくネイビーなどの色でもインナーの柄や色を工夫することで華やかさを取り入れることが出来ます。スーツがシンプルなので派手過ぎることもなく、結婚式にはぴったりと言えるでしょう。

明るい色ならベージュのセレモニースーツもおすすめです。色味が明るいので顔や全体的に明るく、華やかに見えます。セレモニースーツは冠婚葬祭で着回しをすることも出来る無難なデザインとなっているため、結婚式などに行く機会が沢山あるという方はセレモニースーツを1着は持っていてもいいかもしれません。ちょっと地味すぎるかな?と思ったらコサージュやブローチなどをアクセントにつけてみるといいでしょう。

女性におすすめ平服【葬儀の場合】

葬儀の場合、基本的には黒い礼服を着るというのがルールとなっています。しかしながら、平服でと言われた場合には喪服ではなく、黒で、控えめな服装でも問題ありません。

  • 黒のスーツ
  • 黒のワンピース
  • 黒のアンサンブル

無難なのはやはり黒のスーツではないでしょうか。ジャケットの下に着るブラウスも黒を選び、更にパンプスもストッキングも黒にして、全身真っ黒にすればただのスーツだったとしても礼服に見えます。お葬式で平服と言われたときには黒のスーツを着るようにすればまず間違いはないでしょう。

シンプルなデザインであるならば黒のワンピースもおっけーです。なるべく無地で、過度な装飾がないものがいいでしょう。露出度が高いものやレース素材が沢山あしらわれているものは避けた方が無難だと言えます。

黒のワンピースにボレロを合わせた黒のアンサンブルもおすすめです。どのような場面でも着ることが出来ますよ。平服という指定があったのであればボレロを羽織ったままでも、脱いでもどちらでも問題ありません。

女性におすすめ平服【二次会の場合】 

少々砕けたイメージのある二次会ですが、平服という指定があった場合はあまりカジュアルにし過ぎるのはおすすめ出来ません。

  • レーストップス
  • セットアップ
  • ワンピース

トップスにレースを取り入れた華やかな女性らしさのあるレーストップスがおすすめです。結婚式では肩を出すのは控えていましたが、二次会では全体的に見てカジュアル過ぎるスタイルにならなければ肩を出すデザインでも問題ないでしょう。その分、ボトムスはしっかりしたものにするとバランスも取れますし、上品な印象になります。

スーツ風のセットアップもオススメです。セットアップにはかなり派手な柄のものもありますが、カラーは控えめにして、アクセサリーなどを使ってアクセントをつけるのがおすすめです。

二次会でのワンピースは可愛らしいデザインで華やかさのあるものもいいでしょう。ワンピースの丈も膝より少し上の丈程度なら問題もないと考えられます。ワンピース自体のデザインがシンプルならアクセサリーでアクセントをつけるのもいいでしょう。

女性におすすめ平服【式典の場合】 

式典はどのような式典なのか、どのような場所で行われるのかによっても雰囲気が変わります。そのため予めある程度リサーチしておくのがおすすめです。

  • ドレッシーブラウス
  • カラースーツ

ビジネススーツでは地味過ぎると思ったら、ドレッシーなブラウスを着てみると印象がとても華やかになりますよ。

式典が華やかな場になることが予想されるなら、カラースーツを選ぶのもいいでしょう。スーツの形をしているため礼を欠くことはないので安心ですし、華やかさもあります。

女性におすすめ平服【会社面接の場合】 

就職活動では平服を求められることが多いです。これは学生がどのような判断をするのかということを企業側は見たがっているのですが、学生側からすると洋服選びにもすごく重荷に感じてしまいますよね。

会社面接での平服も会社の職種が大きく影響します。ファッションやデザイン系など個性を求められる職種の場合は私服を選ぶ、一般的な企業ならスーツを選ぶなどが一つの基準になるのではないかと思います。

  • Vネックブラウス
  • グレースーツ

平服でも個性を重視したものを選びたいならVネックブラウスは女性らしいシルエットになるため、おすすめです。Vネックブラウスは綺麗に鎖骨のラインが出るため清潔感、きっちり感がありつつ女性らしい上品な魅力を出すことが出来ます。白か、もしくは自由な企業であれば色つきのものでもいいのではないでしょうか。

もしもどうしても迷ってしまい、どんな服にしたらいいかわからなくなってしまった時には「スーツ」を着るのが最も安心でしょう。面接への真剣な気持ちも現れていますし、スーツなら服装を咎められることもまずないと言えます。ただし、場合によってはあまり個性がないと判断され、マイナスな印象となることも考えられます。こればかりは企業によるので何ともいえませんが、普段の面接では着ないカラーであるグレースーツをチョイスしてみるのもいいでしょう。

まとめ

以上、平服を求められた時におすすめの服装についてご紹介させていただきました。呼ばれる場所や内容によっても「平服」の考え方は異なるため、予めどのような場なのかということを考えつつ、服を選ぶのがおすすめですよ。

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