UPDATE:2019.07.24
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本当は言ってない?石田純一「不倫は文化」で30億円の損害

俳優でもありタレントでもある「石田純一さん」と言えば、1996年10月に不倫を報道され「不倫は文化」という発言が有名になりました。石田純一さん=「不倫は文化」というイメージはかなり強くあると思います。

しかし実は石田純一さん本人は「不倫は文化」と発言したことは1度もなかったことが明らかになりました。当時の石田純一さんの状況や現在に至るまでの流れをおさらいと共にご紹介していきます。

「不倫は文化」騒動で30億もの損害を出したとも言われていますが真相はどうなっているのでしょうか?また東京都知事選への立候補から現在に至るまでも一緒にまとめています。当時の状況が気になる方は是非チェックしてみてください!

石田純一さんのプロフィール

  • 本名:石田太郎(いしだたろう)
  • 生年月日:1954年1月14日
  • 出身地:東京都目黒区
  • 身長:177cm
  • 血液型:A型
  • 職業:俳優、タレント、司会者

まずは石田純一さんのプロフィールを簡単にご説明していきます。NHKのアナウンサーの石田武さんの長男として生まれます。祖父は中外商業新報、今の日本経済新聞の記者をつとめていました。幼少期をワシントンで暮らすなどいわゆるエリート一家でした。

大学では演出家になることを目指し演劇を学ぶために渡米します。帰国後に大学は中台しますがその後「演劇集団 円」の演劇研究所研究生となります。下積み生活を経て1979年にNHKドラマ「あめりか物語」の日経三世のタイ人の店員約でデビューをします。当時は「石田純」という名前で活動をしていました。1984年の昼ドラ「夢追い旅行」で準主役に抜擢されると一気に名前が知られるようになります。その後はドラマに出現しつつバラエティー番組にも出たり、司会を務めるなど精力的に活動を続けます。

石田純一さんの結婚歴

不倫騒動もあったほどなので石田純一さんの恋愛歴は多く、子供にも多く恵まれているので複雑になっています。簡潔に石田純一さんの結婚歴と子供さんについてまとめていきます。

最初の結婚は1970年代でまだ石田純一さんが早稲田大学に在学中に作家で翻訳家の星川淳さんの妹の「星川まりさん」と学生結婚をします。さらに石田純一さんが20歳の時には長男の「いしだ壱成さん」が誕生します。しかし学生の時の渡米中に離婚をしてしまいます。実は最初は「いしだ壱成さん」の存在は隠されていて、1991年に「女性セブン」がスクープし発覚します。

2度目の結婚は1988年に女優の「松原千明さん」と再婚をします。1990年の7月には長女が生まれます。この時の子供が現在モデルやタレントとして活躍している「すみれ」さんです。しかし松原千明さんと結婚をしながらもファッションモデルの「長谷川理恵さん」と8年にも及ぶ交際をしていたことが有名になっています。この時の方で「不倫は文化」という名言が生まれました。実際には言っていませんが。

3度目の結婚は2009年にプロゴルファーの東尾理子さんと再婚をします。交際宣言がありその後12月に結婚となりました。東尾理子さんのお父さんは元プロ野球選手の東尾修さんですが、石田純一さんとはほぼ同年代ということもあり注目を集めました。結婚から3年後の2012年11月5日には「理汰郎くん」が誕生します。さらに2016年3月24日に女児が誕生しています。

「不倫は文化」騒動の真相に迫る

世間的なイメージでは石田純一さんが「不倫は文化」とゴルフ場で記者に囲まれながら発言したというのが強くあると思いますが、実は石田純一さん本人は「不倫は文化」だと発言してはいません。ではなぜそう言われるようになったのか当時の状況と共に振り返ります。

まず騒動の発端は1996年10月に女優の「松原千明さん」と結婚中にもかかわらず、ファッションモデルの「長谷川理恵さん」と不倫をスクープされことがきっかけになります。報道された際に石田純一さんは

「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」

と語りました。また記者から「世間として不倫は許されないこと」と追及されると

「だっていろんな『忍ぶ恋』とか、『思ってるだけの恋』とかがあってもいいじゃないですか」

とも発言しています。さらに

「いままでの文化を作ったり、いい音楽やいい文学というのはそういうこと(不倫)からもできているわけだし」

と半ば開き直った感じで走り去っていきました。色々な発言はあったもののご自身で「不倫は文化」とは言っていないのです。ではなぜ「不倫は文化」というフレーズが生まれたのか?それはあるスポーツ誌がこの騒動の見出しを『不倫は文化』と付けたことが原因だったようです。その後、インパクトのある『不倫は文化』という見出しだけが一人歩きして石田純一=不倫は文化となってしまったようです。のちに石田純一さんは報道後

「趣旨としてはあっているので、僕は全然、気にしていなかった。でも、やはり女性は怒る権利がありますよね。結婚して子供がいる女性は『ふざけんなよ、クソ男!』みたいな感じ。いきなりドーンと、冷たい視線を浴びました」

と語っています。男性的には面白い発言という感じだったようですが、やはり女性からのバッシングは少なくなかったようです。

不倫は文化の影響はかなり大きかった!?

不倫は文化という不倫をするのが当たり前ともとれる言葉の影響はかなり大きくイメージはガタ落ち。当時石田純一さんは高級タオル店を経営していましたがこの一件によって大打撃。それと同時にイメージの悪さからテレビ業界からも干され、3年間も仕事ゼロになってしまいます。年収3億円から一気に8000万円ほどの借金を背負うこととなります。のちにテレビに出演した際にその期間の損失額について「30億ぐらいは損をした」と告白していました。

契約していたCM降板や司会番組の降板など、影響は絶大でした。しかし石田純一さん本人は自分が招いたこととそのことしっかりと受け止めているようです。

「不倫は文化」と見出しを作った記者と対面!

不倫は文化というイメージの影響で多大な損害を出した石田純一さんは2016年、騒動から20年後に見出しを作った記者と対談をしています。

「不倫は文化とは言っていない。カチンときた」

記者に対して当時の真意について質問をしました。記者は「見出しは看板」「ウケてこそなんぼ」「キャッチフレーズ的につけた」などと発言しましたが「石田さんの人生を傷つけてしまうなんて考えずにつけている」と心中を明らかにしました。

するとその言葉を聞いた石田純一さんから予想外のコメントが飛び出します。

「お礼を言いたかったんですよ」

「あの時はやられましたけど石田純一=不倫は文化となった。いわゆるアイデンティティというかキャラクターを決定付けた」

「波乱万丈で素敵な人生になった」

と発言し最終的には「ありがとうございました」と感謝の言葉を記者に伝えました。

すると記者はまさかの石田純一さんからの感謝に驚き、「殴られると思って覚悟していた」言い、最後に2人で熱い悪手をかわしてしました。その後もテレビなどで記者に対して嫌味な発言はなく、むしろ見事だったと褒めるばかりでした。大きな被害を出した報道でしたが、自分の非を認めているところは男らしいですね。

石田純一さんの都知事立候補について

不倫は文化で有名な石田純一さんですが、2016年7月に突如、東京都知事選に立候補すると出馬する意向を示し話題となりました。この一件から不倫は文化のイメージから少し変わったのではないでしょうか?すぐに出馬を断念してしまいましたが、その裏には一体どんなことがあったのでしょうか?本人にしか分からないことも多いと思いますが、当時の周りの意見などをまとめました。

舛添要一前東京都知事の辞職に伴い都知事選は7月14日告示、7月31日投開票となっていました。そんな中7月7日に石田純一さんは羽田空港で報道陣からの取材を受け「まだ決めていないが、意識はしている」と都知事選への出馬を検討していることを明らかにし、一両日中になんらかのアクションを起こすとコメントしました。その通り翌日の7月8日の午後2時半ころから都内で記者会見を行い、「野党の統一候補なら東京都知事選挙へ立候補する」と出馬の意を示しました。

しかしその4日後に事態は急変します。7月11日に都内のホテルでまたもや会見を開いた石田純一さんが「出馬を正式に断念します」と表明。「都知事選への意欲を口にして参りましたが、正式に断念します。お騒がせしました」と頭を下げました。

家族からも猛反対されていたようですが、出馬示唆の影響はかなり大きく放送予定だった番組が休止になったりCMも差し替えられる可能性など多額の損害賠償に発展しかねない状況になってしまいました。出馬を否定しないとどうにもできないと所属事務所も悲鳴を上げ、断念せざるを得なかったのです。背景には政治的な要素も多いといわれていますが、真相は謎のままです。しかしその後も石田純一さんがテレビに出る機会はかなり減っていることは事実で何かしらの圧力がかかったとのではないか?と訴える人も少ないくないようです。

まとめ

「不倫は文化」と報道された当時の様子や石田純一さんの発言などをまとめてご紹介しました。世間のイメージというのは怖いなと感じますね。もちろん仕事への影響もそうですが、テレビや雑誌で報道されれば本人が言ったと簡単に勘違いすることも怖いと感じました。浮気報道は女の敵ですが世間の勘違いで大きな損害を出したのは少し辛いなと思います。

それでも素足で革靴だったりイタリア人の生まれ変わりだと本気で思っていたりと独特な感性を持っている石田純一さんならでは考え方や発言は流石だと改めて思います。最近ではテレビで見る機会は少なくなってしまいましたが、これから素足に革靴で活躍する姿を見せて欲しいと思いました。

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