お笑い芸人の「相席スタート 山崎ケイさん」がテレビで”ちょうどいいブス”という言葉を頻繁に使い注目を集めています。
さらにその流行に乗って、山崎ケイさんが執筆した「ちょうどいいブスのススメ」題材としたテレビドラマ「人生が楽しくなる幸せの法則」が日本テレビ系で放送されました。
元々テレビドラマのタイトルも「ちょうどいいブスのススメ」だったのですがSNSで大炎上。その後タイトルは修正され今のものに差し変わっています。
色々な方面が注目を集めていますが「ちょうどいいブス」って一体どういうものなのでしょうか?山崎ケイさんが発言する前からネット上でチラホラ使われていた言葉ではあります。意外とモテるという意見もありますが本当なのでしょうか?
この記事ではそんな「ちょうどいいブス」について掘り下げてまとめました。定義とは一体なんなのか、モテる理由についてご紹介しているので是非最後まで読んでみてください♪
目次
「ちょうどいいブス」の定義とは?
”ちょうどいいブス”
この言葉だけを見ると良いのか悪いのか分からないですね。基本的には「良い意味」で使われていることが多いと思います。山崎ケイさんの本の言葉を使わせてもらうと
「モテない美人よりモテるブス」
こうやって聞くと美人よりも良く聞こえるから不思議です。しかし一番良いのはモテる美人だというのは間違いないですね。
では「ちょうどいいブス」って一体どういうものなのか。ちゃんとした定義はないですが使われている意味を紐解くと
- ブスだけどどこか可愛らしさがある
- ヤレるかヤレないかで言うとギリギリヤレる
- 性格は明るくブスをある程度ネタにしている
- 男性にとって都合が良い
- 美人にはない謎の魅力がある
こんな感じでしょうか。見た目では美人には勝てないことを受け入れて、他の部分で勝負をしているようにも思います。”ちょうどいい”というのは自分ではなく相手の男性にとってちょうどいいということだと思います。
「ちょうどいいブスのススメ」が炎上した理由
山崎ケイさんもテレビで「ちょうどいいブス」を使い笑いをとっていました。さらに「ちょうどいいブスのススメ」という本を出し、とんとん拍子でドラマ化が決定しました。ドラマのタイトルも「ちょうどいいブスのススメ」にする予定でしたが、これがSNSで炎上してしまい、最終的に「人生が楽しくなる幸せの法則」と変更されることになったのです。
「ちょうどいいブスのススメ」に対する世間の意見や反応は良くはありませんでした。どんな意見が出ていたのかというと
女性の自己肯定感をゴリゴリ削って男性に都合のいい奴隷にしようとする
「ちょうどいいブス」なんてものに「女性が共感できて笑えるコメディ!」なんてキャッチを付けて出すあたりにもう滅びた方がよいのでは?
これに共感する女子とは…? 「すでにちょうどいいブス」が「まだちょうどよくないブス」を嘲笑するって何ていう地獄なの…?
もう頼むからこれ以上女を呪うなよ、男に対して「自分をちょうどいいブスだと主体的に位置付けて謙虚に生きることで幸せになれるよ」とか言わないでしょ、なんで男に言わないようなことを女にだけ言うことに違和感感じないの。もう平成終わるんだよ…?目覚ませコラ
「ちょうどいいブスのススメ」そのまんまのタイトルでドラマ化という地獄。自分を卑下してうまく立ち回らないと生き辛い世の中っておかしくない?こんな原作が恋愛論、自己啓発本ジャンルって何?地上波放映によって、この言葉が広まって皆が気軽に自分や他人に対して使いだしたらと思うとぞっとする。
と同じ女性からのバッシングが相次ぎました。タイミング的にも世界的に「#MeToo」運動が活性化してきており、日本でもその流れがありました。「#MeToo」運動はセクハラや性的暴行の被害体験を告白し共有する意味が込められており、女性が弱い立場に強いられることへの反発で下。しかし「ちょうどいいブスのススメ」は逆の考えですよね。
その立場になってでもモテるように振舞うべきという意味に感じ取られることにもなり、炎上となったようにも思います。アンケートによると「ちょうどいいブス」はネガティブな意味だと考える人が多く、SNSでもアンチの意見が多かったのだと思います。また男性からの関心は低く、きっと「ちょうどいいブス」が本当に良いのか疑問に思うこともありますね。
ドラマの「人生が楽しくなる幸せの法則」はコメディ調で面白く女性が恋愛に奮闘する姿が描かれていました。炎上関係なく面白い内容になっていると思います。
「ちょうどいいブス」がモテる3つの理由
女性からのバッシングが相次いだ「ちょうどいいブス」ですが、実際に男性からモテるというのはあるようですね。では何故美人ではなくちょうどいいブスが持てるのでしょうか?3つの理由に分けてご紹介します!
モテる理由その1:落とせそうだから
一つ目の理由は「落とせそうだから」です。ハードルが高そうな美人よりも、簡単に落とすことができそうな「ちょうどいいブス」が選ばれることがあるようです。定義にもあったようにギリギリヤレるのが前提なので、男性が寄ってくる可能性も高いのです。
しかし問題があり、本気ではなくワンナイトの確率がかなり高いのです。山崎ケイさんも言っていますが酔っぱらった男性が手を出してくる女性というイメージがあります。本気で好きな人と付き合いたいと思うならアルコールの席では決めずに、ちゃんとしたタイミングでの交際をスタートするべきだと思います。
モテる理由その2:押しに弱い男性が多い
自分からグイグイくる男性がかなり減ってきており、女性から押す人が増えてきているのです。恋愛に消極的な男性が多く、グイグイ押さない美人よりも、押しまくるちょいブスの方が彼氏ができやすいとも言えるのです。恋愛に奥手のイケメンは意外と多く、実際に少し釣り合っていないようなカップルも多く見かけます。
今の時代だからこそ「ちょうどいいブス」がモテるのかもしれませんね。少し前なら見向きもされなかったかもしれませんが、今の時代だからこそチャンスがあるのです。一度付き合ってしまえば、逆に彼がメロメロになることも少なくないようです。
モテる理由その3:会話が面白い
ちょうどいいブスの人は会話が面白い人が多いのです。女友達も多く、下ネタもOKで自分をそこまでの美人ではないと認識しているので会話術が上達している人が多くいるのです。美人の人でももちろん面白い会話ができる人もいますが、辛口だったり悪口を言う人が多いのも事実です。
またちょうどいいブスには庶民派の人が多く、お金がかからないのもメリットですね。料理が上手い人だったり子供が好きだったり、家事ができたりとアピールポイントを持っている人が多くいます。人を傷つけるようなネガティブなことではなく、みんなの明るくするような面白い話ができればきっと好きになってくれる男性も多くなると思います。
「ちょうどいいブス」がモテるために必要なこと
「ちょうどいいブス」がモテると言っても何もしなくては男性は寄ってきません。モテるための努力は惜しんではいけないのです。美人に勝つために必要なことをまとめてご紹介します!
必要なことその1:ちょうどいい手料理
やはり男性は手料理を作ってくれる女性に魅力を感じます。一般的なイメージでは美人は料理をしないと思っている人が多いのではないでしょうか?そこで差を付けるなら「美味しい手料理」は必要だと思います。しかしあまりアピールしすぎると引かれることもあるので、さらっとできる簡単な料理がオススメです。
特にがっつりとした料理よりもお酒に合う「おつまみ」のようなものが好ましいですね。美味しい「おつまみ」が作れるなら料理も上手だと思うはずです。
必要なことその2:ちょうどいいメイク術
「ちょうどいいブス」とは言いますが、やはりある程度のビジュアルは必要になります。実際にこの世の中に美人ではなくちょいブスな人はたくさんいると思います。そこから少し抜けるくらいの努力が必要になると思います。オシャレに気を使うこと、メイクで可愛くする努力は必ず必要になることだと思います。
しかし男性は濃すぎるメイクを嫌う傾向があります。美人の人はナチュラルメイクでも可愛くなることができますが、ちょいブスだと難しいですよね?しかし濃すぎずにナチュラルな感じで可愛く見せる術を習得するべきだと思います。
必要なことその3:ちょうどいいスタイルをキープ
.3つ目のちょうどいいブスに必要なことはスタイルをキープすることです。やはり女性にダイエットやスタイルをキープする努力は必要ですよね?美人に負けないためにも倍努力する必要があると思います。ジムに通ったり、ある程度食事の制限をしたり常にダイエットについては意識するようにしましょう。
しかし、ガリガリすぎるのも良くないので、ちょうどいいスタイルにする必要があるのです。ある程度肉付きがある方がちょうどいいブスはモテると思います。難しいと思いますが、良い感じの体型をキープすることを目指しましょう!
まとめ
今回はテレビドラマ化もされた「ちょうどいいブス」について記事でご紹介しました。山崎ケイさんは明るくテレビを振舞い方などを紹介していますが、実際否定的な意見があることも忘れてはいけないと思います。
「ちょうどいいブス」”で”いいというあくまでも妥協した結果だと思います。女性に生まれたのなら一生懸命美人を目指して、女性だからという壁をなくして堂々と生きていくことも重要だと思います。
もちろん「ちょうどいいブス」を演じることで好きな人と付き合えたり、恋愛を楽しめたりもするのでメリットも多いですよね!どういう振舞いをしていくのかはあなたが決めることだと思います。色々話題となった「ちょうどいいブス」ですが、何よりも自分らしくいることが一番良いと思いました。