UPDATE:2019.06.24
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ミニマリストの暮らしコツは上手に捨てること!7つの極意を伝授

今話題の「ミニマリスト」という言葉、皆さんもきっともう馴染み深くなりつつある言葉なのではないでしょうか?以前までは多くの「モノ」を持っていることがある意味豊かさの象徴になっていたようなところがあったものの、現在ではそのような価値観は一切なくなり、モノを持たない幸せを追求するミニマリストが注目されはじめました。部屋がどうしてもごちゃごちゃになってしまいがちという人の中には「私もミニマリストになろうかな」と考えたことがあるという人もいるのではないでしょうか?

ミニマリストのお部屋を見せてもらうと、とてもすっきりしていてシンプルで素敵ですよね。ミニマリストの暮らしはモノが最低限なので、華やかな感じこそありませんがモノに縛られることのない解放感を感じることが出来ます。この記事ではそんなミニマリストの極意と暮らしのコツをご紹介させていただきたいと思います。

ミニマリストってどんなもの?私もミニマリストの考えを取り入れてみたい。ミニマリストになりたい!そんな風に思っている人は是非今回ご紹介する内容を参考にしてミニマリストについて知ってみてくださいね。しっかりと知ることによって、今までは気づかなったミニマリストのまた違った側面、考え方に触れてあなたが理想とするミニマリストの取り入れ方が出来るはずです。

そもそもミニマリストって?

そもそもミニマリストって何?よくわからない!という人のために説明すると、ミニマリストとは持ち物を可能な限り減らして、必要最低限のモノだけで生活する人たちのことを言うと言われています。とは言えミニマリストの中にも様々で、徹底的にモノを排除して自宅にはパソコンとテーブルと布団しかないという徹底したミニマリストの人や、そこまでではないけどモノは最低限にしているというミニマリストの人。ミニマリストとまではいかないものの、シンプルな暮らしをしている人など、その程度は人によっても様々なようです。そのため「こうすればミニマリスト」というはっきりした決まりはないようです。ミニマリストの生き方に共感したら共感した部分を取り入れて、今の生活をより良いものにする…そう考えているといいかも知れません。

さて、そんなミニマリストですが、ミニマリストは「自分に本当に必要な物だけを持つことで、モノで溢れかえっていた頃よりももっと豊かに生きることが出来る」という考え方のことです。現代社会は大量生産し、そして大量消費される世界。ミニマリストはそんな現代社会で新しく生まれたライフスタイルといえるでしょう。ミニマリストという言葉は「ミニマル(最小限の)」から派生した造語です。

ミニマリストの発祥については2010年前後から海外で使われるようになり、それから日本にもミニマリストの考え方が入ってきたようです。ミニマリストの中にも個人によってどんなモノを大切にするか、どんなモノを持つかということは様々なですが、ミニマリストの共通点としては「少ない洋服を着回している」「一つのモノを様々な用途で使っている」「誰かと物を共有している(レンタルなども含む)」ということがあるようです。

モノが溢れている現代社会。いくらほしいものをたくさん手に入れても気持ちが満たされなかったり、たくさんのものに埋もれて本当に必要なモノが見えなくなってしまっていたり…そんな生活に息苦しさ、生き辛さを感じている人はかなり増えているらしく、そんな中で、自分にとって本当に必要なモノだけを持つというミニマリストの考え方に共感が集まっています。日本でも整理法の「断捨離(だんしゃり)」が流行しましたよね。日本にある「もったいない」の考え方も大切ですが、それが行き過ぎてしまうとモノで溢れかえってしまい大変なんことに。今あなたが何かに生き辛さや息苦しさを感じているならミニマリストについて知って、その極意やコツの全てではなくいくつかだけでも実践してみると何か変わることもあるかもしれません。

ミニマリストの暮らしの極意とコツ7つ

それでは早速これからミニマリストの暮らしの極意とコツについてご紹介させていただきたいと思います。ミニマリストの極意はずばりいらないものを捨てること!「あれもいいな」「これもいいな」と色々なものを見ているとどうしても欲しくなってしまいますよね。しかし、現代人の多くが適切な量ではなく、モノを持ちすぎていると言われています。モノが増えすぎるとどうなるか?それは自分の価値を残ってしまう可能性もあるのです。それほどまでに増えてしまったモノとは一度、距離を取ることが大切。

ミニマリストのようになりたいという人も、最近部屋がごちゃごちゃしてしまって来ているから片付けたいという人も是非参考にしてみてくださいね。

ミニマリストの暮らしのコツその1「ゴミから捨ててみる」

モノを捨てようにもなかなか捨てられないという人は実はかなり多いんです。もちろん、お気に入りのものまで捨てる必要はありませんが、あれもこれも取っておきたいでは部屋がごちゃごちゃになってしまいますよね。

このようになかなかモノを捨てられない状態になっているという人はまずは明らかなゴミから捨ててみるようにしましょう。明らかなゴミというのは読み終わった雑誌やテーブルの上に置きっぱなしのペットボトルなど、誰の目から見ても捨てるべきな本当のゴミです。また、捨てるタイミングを失ってしまっていた敗れた服なども捨ててしまいましょう。「いつか修理して使うかも」と思って取っておいたものの、いつになっても使うことは無かった家電なども捨ててしまっていいかもしれません。

ミニマリストの暮らしのコツその2「捨てられない、は思い込み」

「モノを捨てられない性格で…」と話す人がいますが、そんな性格は存在しておらず、実は自分で思い込んでしまっているだけ。一体どうして自分はモノを捨てることが出来ないのかいうことを冷静に分析し、自分で理解することが出来ると途端にモノが捨てられるようになっていきます。ようはモノを捨てる習慣がついていないということなんです。

実際、ミニマリストの中にも元は物に溢れた暮らしをしていたという人も少なくありません。しかし、モノをどんどん捨てていくことで「持たない幸せ」を感じるようになり、最終的に最低限のモノだけを持つようになったというような人も多いんです。なかなかモノを捨てられないという人は捨てる習慣を身につけるようにするといいですよ。

ミニマリストの暮らしのコツその3「買い戻し出来るものから捨てていく」

あまりモノを捨てられないという人が、いきなり買い戻し出来ないものを捨てるのはハードルが高いと言えるでしょう。なので、いつでも買い戻しができるようなものから捨てていくのがおすすめです。中でも複数あるものは捨てやすいのではないでしょうか?例えばペンが何本もあるなら同じ色のペンは捨てたり、ハサミが何本もあったらいらないものは捨てたり。古くなったものや機能的に劣るものから捨てるといいでしょう。

ミニマリストの暮らしのコツその4「写真に撮ってから捨てる」

なかなかモノが捨てられない人は、捨てるものを写真撮って捨てるのがいいでしょう。一体どうして捨てられなくなってしまうかというと、そのモノには「思い出」が詰まっていると考えてしまっているから。モノに思い出は詰まっていません。思い出はあなたが覚えていればいいだけ。どうしても捨てられない時は写真に撮れば捨てやすくなりますよ。

ミニマリストの暮らしのコツその5「捨てるか迷ったら捨てる」

捨てる時に迷うのは「これはいるかな、いらないかな」ということですよね。本当に捨てていいのかどうかということです。しかし、ミニマリストの人からすると、迷った時点で捨てるとのこと。一体どうしてかというと、「本当に必要なら捨てるという発想にすらならない」から。捨てるかどうか悩んでいるということはつまり、ある意味ではいらないモノだということを自分で理解しているということになるんです。「いつか使うかも」と思って捨てるを躊躇っても、その「いつか」はまず来ることがありません。

本当なら必要だからモノがあるはずなのに、いつ来るかもわからない「いつか」のために準備をしてしまい、それが自分の負担になってしまっている…そんなのおかしいですよね。

ミニマリストの暮らしのコツその6「なぜ捨てるのか考える」

捨てる時に大切にしたいのが「なぜコレを捨てるのか」ということをしっかりと考えることです。これが無駄なモノを買わないことに繋がります。

例えば服やバッグや靴なら、「安かったから買ってしまった」「ちょっといいな、くらいだったけどセールだったから買ってしまって」など、捨てる理由が必ず見つかるはずです。こうしてなぜ捨てたかをしっかり考えるようにすると、次の買い物の時に「セールで欲しくもない服を買って着ないで捨ててしまったよな…」と思い出して無駄なモノを買わずに済むようになります。

ミニマリストの暮らしのコツその7「無理に捨てない」

「ミニマリスト=モノが少なくなければいけない」と思い込まれてしまっているところがありますが、実はそんなことはありません。自分が本当に大切にしたいものならそれは手放すべきではなく、大切にすべきモノなのです。

ミニマリストが言うモノを捨てるというのは、自分にとって本当に必要なモノか不要なモノかを見極め、不要なモノを捨てるということ。他の人がなんと言おうと、自分にとって本当に大切なモノだと胸を張って言えるようなものは捨てる必要はないんです。

まとめ

如何でしたでしょうか?ミニマリストにとってモノを捨てることはとても大切ですが、何よりも大事なのは捨てるよりも「何を残すか」ということです。その残ったモノこそが自分が本当に大切で、必要で、自分を形つくるものなのです。

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