2014年放送の沢尻エリカ主演のテレビドラマ「ファースクラス」で知られて広まり有名になった言葉と言われている「マウンティング」。今ではインターネットでも枚にのようにマウンティングという言葉を聞いているという人もいるのではないでしょうか?それほどまでにマウンティングをする人は多いとも言われているんです。
友達、職場、飲み会、様々な場所で現れる「マウンティング」をする人。何かあれば自分の自慢話を始める人はリアクションにも困りますし、疲れてしまいますよね。今回はそんな「マウンティング」について詳しく解説していきたいと思います。一体、マウンティングを行う人はどんな心理でどんな特徴を持っているのか、マウンティングばかりしてくる人にはどのように対処した方がいいのかなど、マウンティングしてくる人に悩まされているという人は必見です!
目次
マウンティングってそもそも何?
マウンティングとは元々は人ではなく、動物の行為のことなんです。マウンティングは哺乳類のオスが交尾の際に行う、馬乗りになる行動のことで。このマウンティングは猿ではどの猿が強いか、優位性を誇示するためにも行われます。このことからもわかるように、マウンティングとは「相手より自分が優位に立っているんだということを行動や主張でアピールすること」です。基本的にマウンティングが行われるのはどちらの方が上だとははっきり言いにくい、同じくらいの関係性で行われることが多いようです。圧倒的な上下関係がある場合はそもそもマウンティングにもなりませんもんね・
一般的に言われるのは「マウンティング女子」とマウンティングする女性のことについてのようですが、実は今職場で「マウンティングおじさん」や「マウンティングおばさん」が増えていると言われています。これらの「マウンティングおじさん」や「マウンティングおばさん」は「マウンティング女子」とはまた違ったマウンティング方法を取ってくるようです。「マウンティング女子」だけかと思っていたら「マウンティングおじさん」や「マウンティングおばさん」まで…巻き込まれるほうは大変ですよね。人の自慢話を延々と聞かされるのは本当に疲れてしまいます。
だからこそ、今回はそんなマウンティングをしてくる人の心理や特徴、対処方法についてご紹介し、マウンティングしてくる人を上手に交わすことができるようにしてきたいと思います。
マウンティングする人の特徴や心理7つ
それではこれからマウンティングする人の特徴や心理をご紹介していきたいと思います。きっと「こんな人いるいる!」と思わず言ってしまうこと間違いなし!あなたの周りの人を想像しながらぜひ読んでみてくださいね。
マウンティングする人の心理・特徴その1「嫉妬している」
あなたが何かいうとそれにすぐ被せるように「私はね」「私なんて」と話してくる人は周りにいませんか?このようにマウンティングしてくる人はあなたに嫉妬しています。そして嫉妬からくる闘争心ゆえにマウンティングという行為であなたに戦いを挑んでいるんです。
マウンティングをされると不快な気分になっているのはそのため。楽しく話しているのに戦いを挑まれるなんて意味わからないし、疲れてしまいますよね。こちらにそのつもりが一切無かったとしても、そんなことは関係ありません。マウンティングする人は嫉妬心が強く、常に自分が上位に立っていないと許せない幼稚な人なのです。
マウンティングする人の心理・特徴その2「劣等感がある」
マウンティングを行う人は自分に劣等感を持っているとされています。一体劣等感があるとなぜマウンティングをしてしまうかというと、劣等感があるためマウンティングをすることで「自分の方が優位だ」と劣等感を埋め合わせようとするからです。しかし、そんなことで劣等感は埋まることはありません。だから劣等感を抱え、自分に自信がない人はいつまで経ってもマウンティングをやめることができないのです。
自信満々にマウンティングしてくる人が実は劣等感を抱えていて、自分に自信がない人なんだとわかるとなんだか怒りもそこまで沸いてこない気がしてきますよね。マウンティングはそんな人が寂しい心、足りない自信を補おうとするための行為なんです。
マウンティングする人の心理・特徴その3「さりげなく容姿をけなす」
こんな人いる?と思ってしまうほど酷い話ですが、実際にこのような人が存在しているのも確かです。話の流れでさり気なくけなしてくるというのがポイント。ある人に初対面で彼氏がいるかどうか聞かれ、いると回答したら「見た目は普通の女性のほうがモテたりするものなんですよね」と言われたりと、さり気なくかつ確実に容姿をけなして来るパターンです。この他にも様々な方法でさり気なく容姿をけなし、私のほうが可愛いアピールをするマウンティング女子もいるようです。
このマウンティングの厄介なところは、一見褒めているように聞こえるということ。その時は「えへへ、そうかな?ありがとう」なんて笑顔で返したのに、後になって「あれって嫌味だったんじゃないの?」とモヤモヤした気持ちを抱えることに。後から効いてくる系のマウンティングはとても厄介です。
マウンティングする人の心理・特徴その4「さりげなく彼氏をけなす」
けなし系マウンティング女子はその人だけでなく、その彼氏のことまでけなすことがあります。彼氏の写真を見せてほしいと言われたので「雰囲気イケメンなんだね!」と言われた女性もいるんだとか…(雰囲気イケメンとはイケメンっぽく見える雰囲気を持っている男性のこと。つまり雰囲気でイケメンっぽく見えているだけで、実際には全くイケメンではないという意味)
マウンティング女子はあなたの親や兄弟や親戚などをけなすことはなかなかありません。彼氏や夫のスペックなど、あなたの努力や魅力で手に入れたものや相手を狙ってけなしてくるのです。
マウンティングする人の心理・特徴その5「ブランドをちらつかせる」
ブランドのバッグや服、サングラスなどブランドの小物をさり気なくチラつかせたり、「彼氏にグッチのバッグ買ってもらっちゃった~」「旦那がこの前東大の同窓会に行ってさぁ~」などなど、ブランド感のあるものや名前をチラつかせてマウンティングしてくる人も居ます。マウンティングなのかどうかを判断するポイントは、全く関係のない話題や流れだったのに急にその話題をねじ込んできたかどうか。「え?そんな話だったっけ?」なんてタイミングでねじ込まれてきたブランド会話はマウンティングの可能性が高いです。
マウンティングする人の心理・特徴その6「私って幸せだなぁ…と突然語り出す」
「あんた一体どうしたの?」と周りの人を驚かせる幸せ自分語り系マウンティング女子はこのような手法でマウンティングを行ってきます。急に「私って幸せ」なんて言われても意味がわからないですよね。でも、そんなのはどうでもいいんです。マウンティング女子からすればとにかく「私はあんたより幸せよ」ということが伝わればそれでオッケー!本人には全く自覚のない無自覚マウンティング場合もあるようです。
また、場合によってはマウンティングどころか本当に人生で悩んでいるという場合も。このくらいならマウンティングどうこう気にせず「幸せか~!いいね!」と一緒に笑顔になってあげるといいかもしれません。
マウンティングする人の心理・特徴その7「さりげなくセンスをけなす」
マウンティング女子は「さりげなくけなす」のが上手です。一体どうやったらそんな事ができるのはわかりませんが、これはこれである意味すごいですよね。さりげなくセンスをけなす言葉としてはあなたの服装を見て「どこで買うの?って服ばっかり来てるよね」「ちょっと季節感ずれてるよ」などなど。ただし、人によってはマウンティングの意味はなく本心からそう言っている場合もあります。あなたとの仲が親密ならマウンティングではなく本心からの言葉だと言えるでしょう。大して仲良くもないのにこんなことを言ってくる人はマウンティングの可能性が高いです。
マウンティングする人への対処法
マウンティングしてくる人には以上のような特徴や心理があります。会話の最終で何度もマウンティングされると「チッ」と思うこともあるかもしれませんが、マウンティングしている人もしたくてやっているのではなく、自分に自信がなく劣等感を抱えているから、そのせいでどうしてもマウンティングが出てしまう…と考えると腹が立つというより可哀相にも思えてきますよね。
しかし、どうしてもストレスが溜まってしまうという場合にはしっかり対処することが大切です。以下にマウンティングする人への対処法記載しますので、参考にしてみてくださいね。
- 付き合うのをやめる
- 喜ぶ返しをしてあげる
- 笑ってごまかす
マウンティングしてくる人への対処法は以上です!もうどうしてもその人がムカつく!無理!という場合は付き合う必要はありません。付き合いをやめましょう。
職場の同僚や上司など、付き合いをやめるのが無理だという場合はマウンティングしてくる人が喜ぶ返しをしてあげるのもいいかもしれません「そうなんだ」「すごいね」「大変だったね」など、認めてあげるんです。「なんだこいつ」と反発してしまうと疲れますが、マウンティングせずにはいられない人なんだと思って受け入れるとストレスも軽減されるはずです。
それすらいやだという人は笑って誤魔化しましょう。「あはは~」これでオッケーです。マウンティングしてくる人もあまりに相手からリアクションが悪ければつまらないなと思ってマウンティングをやめる可能性があります。
まとめ
マウンティングについて、如何だったでしょうか?周りにマウンティングする人が今居るという人はもちろん、今はまだいないという人も、これから現れてくる可能性は十分あります。そんな時も疲れず上手に交わせるに今回ご紹介した方法をぜひ覚えておいてくださいね。