皆さんは「ストリップ女子」という言葉をご存知ですか?その名の通りストリップにハマっている女子のことで、ストリップ女子という名前から「スト女」と略されることもあります。そんなストリップ女子ですが、実はストリップ女子が急増しているらしいんです。一時はNHKでストリップの特番が組まれていたほどで、女子たちだけでなくストリップは今改めて注目されています。
しかし、実際にストリップ劇場に行ったことがあるという人がどのくらいいるでしょうか?中にはストリップというと「下品」というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。しかし、ストリップの実態はそうではないんです。ストリップを見て泣いてしまう女性も続出しており、下品どころか一種の神聖さすら感じることが出来る特別な空間となっているんです。
今回はそんなストリップ女子について、そしてストリップ劇場の入場料やオススメ劇場についてご紹介させて頂きたいと思います。
目次
ストリップとは?
そもそもストリップとは一体どんなものなんでしょうか?まずはストリップというものについてしっかりとご説明させていただきたいと思います。ストリップは舞台の上でダンサーが音楽と共に服を脱いでいくのを見せる出し物で、「ストリップティーズ」とも呼ばれています。2018年10月2日にはNHK総合テレビでストリップがテーマの「ノーナレ」(裸で泣く)が放送され話題に。ストリップショーというと女性が脱ぐのを男性が見に来る場所と思われがちですが、女性客もかなり多くなってきているんです。女性客たちはストリップを見て「感動的」と涙を流す人もおり、それに伴い社会の受け止め方も変わりつつあります。熱狂的なファンの女性もおり、地方まで追っかけをしている人もいるんだとか。
ストリップの歴史
ストリップというとどんなものを思い浮かべますか?多くの人が思い浮かべるのが洋画のワンシーンではないでしょうか。洋画にはストリップショーの場面が出てくることが多いですよね。しかし、実はストリップは日本でもかなり馴染み深いものなのです。
神話世界でのアメノウズメの天岩戸の前での踊りが、日本での初めてのストリップだとされています。ストリップ劇場でのストリップとして一般的な形で開始されたのは1947年1月15日、現在の新宿三丁目である東京都新宿角筈の帝都座5階演芸場で、本邦初のヌードショー「ヴィーナスの誕生」として開始されました。しかしこの時はモデルが動けば摘発するとGHQから言われていたため、ダンスを踊ることはなく、生身の女性が西欧の裸体画に扮してじっとしているというものでした。それでも乳房を露出しているその姿は観客に大きなショックを与え、大反響になったそうです。その後規制が緩和されると行水ショーなど様々な形でストリップショーが行わっるようになりました。
今のようなダンスが取り入れられ本格的なストリップショーとなったのは1948年3月、台東区浅草の常盤座から。1970年代から舞台で女性出演者同士の絡む様を見せる「レスビアンショー」、出演者のカップルが本番行為を行う「白黒ショー」、出演者のカップルがSMプレイを行う「残酷ショー」、ダンサーと客が舞台上で性交をする「マナ板ショー」など、過激なものも登場していきました。どんどんショーの内容は過激になっていき、「獣姦ショー」と呼ばれるダンサーとポニーによるショーまで登場しましたが、1985年以降取締強化されストリップ劇場は激減。1980年代はまだ社会的にもストリップを話題に取り上げることが出来ていましたが、時代が経つにつれ話題にすることはタブーに。
しかし、今になってまたストリップは再注目されてきています。しかも昔のようなどきつさや物珍しさなどではなく、美しく感動的なものとしてのストリップが広まってきているのです。
ストリップ劇場の入場料金
ストリップ劇場の入場料金は大体3000~6000円と、劇場によっても料金箱となりますが大体このくらいの料金です。ですが、ゴールデンウイーク、お盆、お正月などのイベント時期の他、ストリップ劇場で特別興行が行われている期間などは料金が割増になることも。しかし多くのストリップ劇場で学割、シルバー割引、早朝割引、深夜割引、回数券制度が取り入れられており、お得に利用することが出来ます。また、ポイントカードサービスもあり、何度も脚を運んでポイントが貯まると入場料が割引になったり無料になったりします。
ストリップ劇場は各地にありますが、どこも大体時間制限などはなく、一度入場料金を支払って入場すればストリップ劇場の閉館時間までたっぷり楽しむことが可能です。(営業時間は11:30~23:00までの劇場が多い。風営法との関係で深夜営業は禁止)踊り子さんは何人も居ますが、4ステージのうち2個以上の出し物を出す踊り子さんも少なくないため少なくとも2ステージ以上は見たほうがお得とされています。
入場料金以外はお金は掛からないものの、ポラロイドショーと呼ばれている有料の写真撮影会もあり、1枚500円~1000円でお客さんが指定したポーズで踊り子さんのヌード、もしくは衣装姿を劇場が用意したカメラで撮影出来るサービスもあり、踊り子さんの写真がほしいという方はこのポラロイドショー分のおお金も用意しておくといいでしょう。
ストリップのどこに惹きつけられるの?
まだストリップを見たことがないという人がきになるのが「一体ストリップのどこにそんなに惹かれているの?」ということではないでしょうか?まだストリップについて知らない、見たことがないという人はきっとそんな風に思ってしまいますよね。ストリップといわれるとエッチな場所、下品な場所、欲望が渦巻いている場所…そんな風に、どちらかというとネガティブなイメージが持たれていた場所だと思います。しかし、現在では女性客が増えていることからもわかるように、ストリップ劇場での出し物の内容や質も昔とは変化しています。
また、ストリップ女子たちはストリップを見て「性的に興奮しているのか」ということも気になるのではないでしょうか?あるストリップ女子の人に聞いてみたところ、応えは「NO」。ストリップを見ても性的に興奮することはないんだとか。ただただ舞台の上で真剣に表現に挑んでいること。そこに感動しているので、エッチな気分になる暇もない…そんな風に感じているストリップ女子が多いようです。「舞台の上の踊り子さんたちを見ると、心の底から幸せになれる。性的な快楽よりも深い幸せを得ることが出来る。文字通り全てを曝け出している踊り子さんたちを見ていると自分の心まで曝け出され、デトックス効果がある」そんな風に感じているストリップ女子だからこそ、何度もストリップ劇場に通うようになったのかもしれません。
ストリップ劇場というと男性だけの世界だと思われてきましたが、それはもう過去の話。現在はストリップ劇場は男だけの世界ではなく、ストリップに惹きつけられる人たちが集まる世界なのです。
オススメストリップ劇場5つ
それではこれからオススメなストリップ劇場についてご紹介させていただきたいと思います。実際にストリップ劇場に行ってみたい!そんな風に思っている人は是非参考にしてみてくださいね。一度実際に自分でストリップ劇場に行ってみることで、何か新しい扉が開けるかもしれませんよ。
オススメストリップ劇場その1「浅草ロック座」
日本で一番歴史あるストリップ劇場といわれる浅草ロック座。浅草ロック座でショーをすることを目標にしている踊り子さんも多いと言われるほどの場所なだけあって、全てにおいて満足度が高いです。
ストリップを見てみたい!そんな風に思ったらまずは浅草ロック座がオススメです。踊り子さんたちの演技のレベルはもちろん、演出技術も高いのでストリップを思いっきり楽しむ事ができるはずです。
オススメストリップ劇場その2「新宿ニューアート」
新宿ニューアートは新宿ゴールデン街の入り口近くにあるストリップ劇場です。浅草ロック座と同じくロック座系列のストリップ劇場となっており、演技のクオリティも高いと人気の劇場です。アクセスもいいので新宿の方がアクセスしやすいという方は新宿ニューアートに脚を運んでみてはいかがでしょうか?
オススメストリップ劇場その3「シアター上野」
シアター上野は上野から歩いて7分ほどの場所にあるストリップ劇場です。会場は狭めですが、その分踊り子さんとの距離が近いことが魅力!大興奮の迫力を味わいたいという人はシアター上野がおすすめです。
近くで見てみたい、そんな踊り子さんが見たいという人気には小規模な劇場だとより近くで見ることが出来るため、わざと狭い劇場を選ぶこともあるそうです。手を伸ばせば届くほどの距離で感動的なダンスを見る事ができますよ。
オススメストリップ劇場その4「渋谷道頓堀劇場」
学生・女性向け料金2000円と激安な入場料で知られるのが渋谷道頓堀劇場です。一日中居てもこの料金なのは凄いですよね。女性が一番入りやすいストリップ劇場とも言われており、女性客も多いので手軽にストリップを見てみたいという人はこちらもおすすめです。
オススメストリップ劇場その5「東洋ショー劇場」
西日本最大級という大阪のストリップ劇場がここ東洋ショー劇場です。129席もの客席があるとても大きな劇場で、華やかさも東京とは違い、さすが大阪という感じ。女性客や若い人も多いので、初めてという人もはいりやすいのではないでしょうか?
まとめ
ストリップ女子についていかがでしたでしょうか?昔とは随分受け止められ方が変わったストリップ。同じ女性たちが涙を流すほど感動してしまう…そんな風に聞くとどんな場所なのかと気になってしまいますよね。ストリップに興味があるという人は一度足を運んでみてはいかがでしょうか?