２分に１組のペースで離婚していると言われている日本。好きになった彼がバツイチだったという事も少なくない時代になってきました。バツイチ男性との恋愛に不安を抱えている人に付き合う前にチェックしてもらいたい項目を紹介していきます。
バツイチ男性の中には「もう結婚はこりごり」だと考えていて女性を遊ぶ対象としか見られない人、「もう一度素敵な結婚をしたい」と考えている真剣交際ができる人など、バツイチ男性と士穏健に恋愛をしたいと考えているのであれば、付き合う前に好きになった彼が一体どのタイプに属する人なのかをしっかりと見極めないといけないのです。
目次
バツイチ男性は恋愛対象になる？ならない？
大人の女性に人気のメディア「マイナビウーマン」でバツイチ男性が恋愛対象になるかどうかのアンケーをが開催されました。大人の女性４０２名の回答で恋愛対象になると回答した人が５２％で、ならないと回答した人が４７％という結果に。
なると回答した人とならないと回答人のそれぞれの意見をまずはチェックしてみましょう。
バツイチ男性あり派の意見
バツイチ男性が恋愛対象になると回答した５２％の女性の意見をチェックしてみると「好きになったら関係ない」という意見が最も多いようです。好きになった男性がたまたまバツイチなだけで過去の事は気にしても仕方ないと考えている人が多く、「彼が素敵な人であればバツイチとか関係ない」という意見が多く圧倒的でした。
他には「バツイチという事は結婚できるだけの人柄を持っているという事だから安心」という意見も多く、「一度結婚してるという事は経験豊富な人だから」という、男性に経験を求めている若い女性からの意見も多く確認する事ができました。
また、結婚適齢期に突入してきた女性にとっては「自分の年齢を考えると初婚の人は見つけるのが大変」という回答や「自分の年齢を考えてバチイチもアリだと考えるようになった」という切実な意見も。どちらにせよバツイチ男性は経験があり、女性からすると魅力的に見える面もあるようです。
バツイチ男性なし派の意見
それでは反対に４８％の人が回答したバツイチ男性を恋愛対象としてみる事ができない女性の意見もチェックしてみます。最も多かった意見が「面倒ごとが増えそう」だという意見。バツイチの人は慰謝料の問題、昔に付き合っていた奥様の問題や子供の問題などがあり、付き合ったら色々面倒な事が発生するのではないかと思っている人が多いんだそうです。
さらに「一度失敗してるんだから自分ともうまくいかなさそう」という意見や「前妻と比較されそう」という意見も多く、嫉妬深い女性ならではの意見も多く見られました。やはり過去に一度失敗しているというのが女性目線からすると何か問題があるのではないかと心配になってしまいますよね。
バツイチ男性と関係を持つ前に調べておきたいチェック項目とは
結婚は永遠の愛を誓うもの…しかし今の日本はとても離婚が多いのも事実です。バツイチ男性は一度結婚に失敗していますので今後の付き合いの中で何か問題が出てくるんじゃないかとお付き合いに躊躇してしまう気持ちは非常によく分かります。
そのバツイチ男性が付き合っても良い人なのか、悪い人なのかをきちんと見分ける事ができるチェック項目を紹介します。関係を持つ前に以下の事はしっかりと調べておきましょう。
離婚理由
バツイチ男性と付き合う前に必ずチェックしておきたい事は離婚理由です。なぜ彼は前の奥様と離婚したのか…その理由をはっきりと言う事ができない人は問題ありの可能性が高いので付き合わない方が良いかもしれません。
男性側に問題があって離婚した場合はアナタと結婚しても同様の問題が発生する可能性が高いです。人間はそう簡単に更正する事はできませんし、結婚してもう安心と思ってから豹変する男性は沢山いらっしゃいます。
特に気をつけるべき離婚原因は『浮気・不倫・無職・実家・モラハラ・暴力・借金』などです。これらが原因で前の結婚に失敗したバツイチ男性であれば真剣なお付き合いはしない方が身の為かもしれません。更正したのかどうかを付き合っている時に判断する事は難しいですから、結婚してから苦労したくないのであれば考えるべきでしょう。
上記理由以外で例えば女性側の不倫が離婚の原因であったり、単純に性格の不一致が問題であったりする場合はバツイチ男性であっても真剣なお付き合いができるかと思います。女性側に問題があるのかコチラに問題があったのかをきちんと話してくれる人、離婚理由を包み隠さずに素直に全て打ち明けてくれるかどうかは非常に大切なチェック項目です。
元妻の悪口を言うかどうか
例え元妻が１００％悪くて離婚する事になったとしても、常に元妻の悪口を言うようなバツイチ男性とはお付き合いしない方が身の為かもしれません。事実は事実として淡々と説明すればいいだけで、何もそこで過去の事を思い出して怒りを蘇らせる必要は全くない訳です。人の悪口ほど聞いていて面白いものはありませんので、そういう男性は付き合っても面白くないかもしれません。
反対に元妻の悪口を全く言わないバツイチ男性は好感がもてる素敵な男性である場合が多いです。話を聞いていると女性側が悪そうなのに、元妻の悪口を一切言わずに「俺が悪かった」「彼女の気持ちを考えられなかった」など、相手の悪口を言わずに自分の非を責める男性はアナタと付き合ってからも人の気持ちを考えて行動する人なので素敵な未来を歩めるかもしれません。
元妻の悪口をひたすらツラツラと言い続ける人は、もしかしたら元妻の悪口をいう事でアナタに「彼女の事はもう全く興味がない」アピールをしたいのかもしれませんが、それが逆効果である事すら分からない男性とは未来がないと考えてしまうのが女性です。軽く聞き流してお付き合いも考えるのが良いかと思います。
子供に関する事
バツイチ男性とお付き合いする前に元妻との間に子供がいるのかどうか、いるとしたら何人で今何歳なのかはしっかりと確認しておく必要があります。たとえ親権を持っていなくてもとても大切な事で、それは金銭的な問題もありますし、面会交流の取り決めや、もしもお付き合いした時に子供に悪影響を与えないのかなどと色々考えないといけません。
何より優先すべきは子供です。子供は親の身勝手でパパとママが別々になって寂しい想いをしている訳ですから、まずはバツイチ男性の子供がより良い生活を送れるような環境を作ってあげる事が大切です。面会日の取り決めや週にどれ位会っているのか、養育費は月々幾ら位支払っているのかなどは、バツイチ男性と親権に付き合い将来の事を考えているのであればきちんと聞いておく必要があります。
別れた男性の元に子供がいない場合はお互いの子供との相性や付き合い方はあまり考える必要がありませんが、子供を引き取っている場合は更に大変です。子供に無理強いしてお母さんと呼ばせるのもアレですし、子供が大きければ思春期特有の悩みも出てくるでしょう。お互いに好き同士でも一緒になれないケースがあるのは子供の問題が浮上している時が多いです。
お金や財産分与に関する事
離婚する場合は男性側がそれ相応の経済的負担を強いられるケースが一般的です。例え男性側に離婚の非がなかったとしても、女性側に生活の余裕がない場合は経済的支援をしなくてはいけませんので、借金額やこれから支払っていかなくてはいけない慰謝料額などは予めきちんと確認しておくのが良いでしょう。
自分の経済的状況や収支、バツイチ男性の経済力などはお付き合いをしていく上でとても大切な事になっていきます。例えばマイホームを購入したけど離婚を機に売却した…でも借金が残っているというケースも充分に考える事ができます。そういった金銭面に関するトラブルになりそうなケースにも予め対応できるように最初から財産分与などに関する事は確認しておくのが良いかと思います。
責務を果たしているかどうか
バツイチ男性は一度結婚に失敗している訳ですが、離婚した後に元妻や子供に関して、きちんと元旦那としての責任を果たしているかは重要なチェック項目です。慰謝料をきちんと払わない人や別れた子供と会う事を面倒臭がったりする人は責務を果たせない男性です。きちんと別れたとしても最後まで自分の責任を果たせる良い男かどうかをきちんと見極めるようにしましょう。
結婚の責務を果たせない人間は結婚以外でも責任をきちんと果たすことができない無計画で無責任な男性です。子供や元妻への責務を金銭面以外でも精神的な面でもきちんとしているかどうかはをきちんと確認して、責任ある男性かどうかは付き合う前にしっかりとチェックしておくのが良いでしょう。
その為にはバツイチ男性の日々の行動や生活態度などをきちんと見ておくことが大切です。デートの日を決める時であっても、この日は子供と会う日だから難しいときちんと断ってくるバツイチ男性は別れたとしても子供の為に責務をきちんと果たすことができる人間です。そういった面で彼の人柄や責任感を見定めていくのが良いでしょう。
まとめ
一度結婚に失敗しているという事が引っかかるバツイチ男性と真剣交際する為にチェックしたい事を上で紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。バツイチ男性と言えども、離婚理由により仕方のない事、男性側は全く悪くないもの、男性側が悪いものの更正している人など色々です。離婚経験があるからという理由だけで恋愛対象から外してしまうのはちょっと早計すぎるかもしれません。
しかし中には本当に駄目なバツイチ男性もいらっしゃいますので真剣に付き合う前に必ず上のチェック項目は確認するのがオススメです。特に離婚理由とお金に関しては綺麗事では済まない部分ですから、聞くのをためらってしまう部分ではありますが正直に素直に聞いてみる事をオススメします。正直に話してくれるかどうかでも彼の本気度を見定める事ができますしね。