些細な事でもウジウジ悩んでしまったり、ハッキリと断言して物事を決める事ができなかったり…優柔不断な男性は一見すると優しくて器の大きな男性と思われてしまいがちではありますが、優柔不断と優しさとは全くの別物です。
優柔不断な性格の人って女性に多いイメージですよね。男性は割りと何も考えずに物事を決めてしまう人が多い事から「彼が優柔不断なんだけど何で…」と悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では優柔不断な彼の言動や行動から共通する特徴と共に、優柔不断な彼と上手に付き合っていく為に必要な事を紹介していきたいと思います。心の内をしっかりと理解しておく事で、物事をスッパリと決める事が出来ない彼とも円滑な付き合いが出来るようになっていくんです。
目次
優柔不断な男性の特徴や心理
例えばデートの途中でもすぐに食べる場所を決めてくれない、何か食べたいものがあると聞いても何でもいいよと答えてくる…何事もスッパリと決めてくれない男性に対しては正直な気持ち女性側としてはその男性の事を頼りなく感じてしまいますよね。
物事をスッパリと決めてくれない、決められない優柔不断な男性の心理は一体どういうものがあるのでしょうか。共通している特徴や物事を決めてくれない男性の心理を以下で解説していきます。
嫌われたくない
優柔不断でデート中に物事を決められない男性心理の一つに「相手女性に嫌われたくない」という心理があります。例えば彼女とデートに行った時に何を食べに行こうかという話になったとします。
「これから何処に行く?」「うーん、どこでもいいよ」なんて会話が優柔不断男性からは出てくると思いますが、女性からしたらここはハッキリと食べに行く場所を決めてほしいと思いますよね。それでもナゼ優柔不断な男性ははっきりと場所を決めてくれないのか…その理由は彼女に嫌われたくないという心理が働いているのが最大の理由です。彼女の嫌いな食べ物を選択したくない、デートなのにこんな所でご飯を食べるのと思われたくない…そういったネガティブな心理が働いてしまうので簡単に決断する事が出来ないのです。
女性の意見を最優先してくれる優しい男性と思われてしまう事もありますが、優柔不断と女性優先の優しい男性というのは全く別物です。デート中にご飯を食べる場所を決めてくれなかったり、プランを全く考えてなくて2人でグダグダ決めるというのは女性からするとウンザリしてしまうもの。そういった事が出来ない優柔不断男性は相手の事を気にしてしまうがあまり思い切った行動が出来ない傾向にあります。
責任を負いたくない
優柔不断な男性は自分が決めた決断がもしも間違っていた時に責任を負いたくないと考えています。それは仕事中もプライベートであってもそうで、それは優しさとは全く別物です。ただ単純に自分自身に重たい責任がのしかかってくることを恐れているがあまり、自分で決断せずに誰かに最終判断を任せてしまうという癖がついてしまっているという訳です。
性格的にネガティブ気質な人にこの傾向があり、仕事でも責任を負いたくないと考えているので、自ら積極的に仕事を動かすような発言は少なく、出来るだけヒッソリと仕事をこなしていきたいと考えている地味な人が多いです。勿論そういった人も職場には絶対に必要ではありますが、それでは将来は見込めません。将来の事を考えるのであれば、ただ優しいだけの優柔不断男性とはあまり長い付き合いを真剣に考えるべきではないでしょう。
すぐに「何でもいいよ」と言う
「今日は何を食べたい?」「何でもいいよ」「今日はどこに行こうか?」「どこでもいいよ」優柔不断男性の口癖は「何でもいいよ」です。本当に何でも良いと思っているのは自分で決断するのが怖いという上記で説明した心理が働いているからであり、どうでも良くて何でも良いと思っているからこそ投げやりな気持ちになってしまっている部分がとても多いのです。
女性側に全てを任せる傾向にあり、一緒に決断して決めるという気持ちが最初から欠落している傾向にあるのが優柔不断男性の特徴でもあります。何も考えずに「何でもいいよ」と答える男性は一見すると女性側の意見も尊重する優しい男性と思われがちですが、優しいと優柔不断は全く別物ですから、そこら辺の見極めはきちんと出来るようにしておきましょうね。
友達が多い
優柔不断な男性には友達が多い傾向にあります。その理由は至極簡単で「誘いにすぐに乗ってくる」「自己主張が全くないから一緒にいても気楽」と言い換えることが出来ます。つまり友達としてはとても最適な人間である事が多いという訳です。周りの空気を読むことが得意なので、空気を壊すことなく、ただ何となくいるという訳ではなく場を盛り上げることも出来る存在です。という訳で男女問わず友達が多い傾向にあると言われています。
優柔不断な男性は聞き上手である事が多いので、男女問わず相談役になっているケースもあります。しかし自分自身で責任は負いたくないので当たり障りない回答がとても多く、友達の輪が広がっても親友と呼べる人はいないのが特徴です。友達が多い男性は魅力的と思っている女性は多いのですが、優柔不断な男性も多く友達がいる事が多いので注意して下さい。
過ぎた事をグチグチ言う
優柔不断な男性の特徴として過ぎた事を思い出したように後でグチグチ言ってくるというものがあります。例えば付き合っているカップルや夫婦で、過去に大きな喧嘩をしたとします。同じようなシチュエーションになった時に「そういえばあの時も…」なんて過去の事をグチグチと掘り出してくる男性は、過去にあった事を過去の事と割り切る事が出来ない優柔不断な男性の特徴です。
過去を過去と割り切る事が出来ず、常に精神的に大きな負担を抱えている傾向にあるとも言えます。気苦労が多く、常に昔の決断が正しかったのかどうかを考えてしまう傾向にありますので、夜眠る前などに「あの時こうしてれば…」なんてムダな事を考える時間も長いのが特徴です。過ぎた事だけでなく前向きに未来の事を考える時間を増やした方が良いという思考に至らないのが優柔不断男性の特徴なのかもしれませんね。
優柔不断な彼と上手に付き合っていく方法とは
優柔不断で何事も即決できない彼…でもそんな彼が大好きだからこれからも交際を続けていきたい!そう思っている人の為に、優柔不断な性格の彼と上手に付き合っていく為の秘訣を紹介していきたいと思います。
サバサバ女子が好きという事を理解する
男女共に自分にない部分を持っている異性に惹かれます。つまり優柔不断な彼はサバサバした性格の女性に惹かれるのです。優柔不断な男性は優柔不断でウジウジした女性には惹かれないという事をしっかりと理解した上でお付き合いを続けていくのが良いでしょう。カップルにしろ夫婦にしろ凸凹の関係が基本です。
という訳で自分自身がサバサバした性格でなかったとしても彼の前ではサバサバ女子を演じてみるのが良いと思います。彼との交際が長続きしていけば、彼の前でだけはサバサバした女子を演じる癖を続ける事も苦ではなくなっていくと思いますし、優柔不断な彼と付き合っている女性には母性本能が生まれて、彼を守ってあげたいという感情が生まれる事もあります。
自信を持たせてあげる
なぜ彼が優柔不断なのかと言うと自分自身に自信がないからです。自信がないからハッキリと決断する事が出来ず、自分に自信がないから自分の意見や主張を真っ直ぐに表現する事が出来ないという訳です。自分の過去に閉じ篭っているのであれば彼女が優しく開いてあげるのが良いと思います。自らの過去に固執して前を向いて歩く事が出来ないほど愚かな事はないという事を彼女の口から彼に伝えてあげるんです。
つまり彼に今まで体験した事がない新しい世界を彼女が見せてあげるのが良いと思います。自分自身の世界や価値観を広げる事で前向きな気持ちになれたり、ポジティブな気持ちになれたり、人間が生まれ変わったような気持ちになる事があります。そういったキッカケを彼に与えてあげらるのも、優柔不断な彼の彼女であるアナタの特権の一つです。彼に自信を持たせて上げる事で優柔不断な性格も少しずつ改善していくかもしれませんしね。
二択で選択させてあげる
優柔不断な彼にデートプランや食事などを決めさせてあげる為には二択にしてあげるのが良いでしょう。無数の選択肢があるから必要以上に悩んでしまう訳で、二択にしてあげる事で彼も決めやすくなると思います。
例えば「今日の晩御飯は中華とイタリアンだったらどっちが良い」というように二択にすると彼も決めやすく、彼も自分で選択したという自信を持たせて上げる事も出来ます。「今日は映画を見に行くか遊園地に行くかどっちがいいかな?」というようにさりげなく彼に決めさせるように話の流れを持っていくようにするのが良いと思います。
優柔不断な彼は間違った選択をして彼女に嫌われることを極度に恐れていますので、自らが提示した選択肢であればその心配もありませんので二択にしてあげる事で彼の選択の幅を狭め、自分で選んでデートを進めているという自信をつけさせて上げる事はとても大切な事なのです。
まとめ
優柔不断な彼の特徴5つと上手に付き合っていく上で大切な事を紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。優柔不断な彼は一見すると真面目で女性主導で優しい…器も大きな素敵な男性と思われてしまいますが、実は根っこはそうではありません。自分がサバサバしている女性であれば凸凹の関係でうまくいくかもしれませんが、優柔不断同士ではお付き合いはうまくいかないケースが非常に多いのです。
自分が何も決められずに男性に引っ張っていってもらいたいと思っている女性は、上記特徴に当てはまる優柔不断な男性とはお付き合いをしない方が得策でしょう。彼の特徴や心理を読み解き、優柔不断な彼と上手に付き合っていける方のみ参考にしてもらえればと思っています。