男女問わずですがカッとなってイライラした時に物に当たってしまう人っていますよね。本人は無自覚でストレス発散の為にやっているのかもしれませんが、それが旦那や彼などの近しい人だったら…今後の付き合いをどうしようかなと思ってしまう位ちょっと怖いですよね。
物に当たる人には分からないかもしれませんが、マイナスの感情が周囲に伝染してしまうので良い事は何一つないのが事実です。物に当たる男性は特徴や心理は一体どうなっているのか。また、物に当たる男性に対する対処法についてもこの記事では紹介していきたいと思います。
目次
物に当たる男性の心理
イライラしてストレスが溜まった時の発散方法が物を破壊する事であったり物にあたる人。本人はやめたいと思っていても中々自分自身を制御する事ができず、簡単にやめられないというケースも多いんだそうです。
という訳でまずは物にあたる人の特徴や心理面について詳しく説明していきたいと思います。なぜ人は物にあたってしまうのでしょうか?その理由について迫っていきましょう。
怒りをうまく言葉で表現できない
自分がイライラしている原因や怒りの理由を言葉で表現する事が出来れば自分の心理状態を相手に伝える事が出来ます。しかし上手に言葉にして表現する事ができなかった場合…そういう時は物にあたって解消するしか自分の怒りを表現する手段がないという事になります。
自分の感情をうまく伝える事ができない人は物に当たってしまう場合が極めて多いです。特に上手くいかない時だったり、相手女性が自分の言う通りに動いてくれない、または思い通りにいかない仕事の案件であったり提案…
そういったイライラしている時に相手や物事に対してもうまく言葉で表現できない人は、その表現できないイライラを解消する為に物に当たってしまうという訳です。自分の中に溜まっている怒りを外に対して排出しているという訳ですね。
癇癪持ちで感情をコントロールできない
頭に血が上ると周りが一切見えなくなってしまい、感情的になって自分でも自分を抑える事が出来ない人は良くいます。その怒りを相手にぶつけてしまう人は暴力を奮ってしまう人であすが、物にあたる人は反対に言えば「暴力はいけない」と思っている人であると言う事です。
暴力を振るう事はいけないと分かっていながらも、癇癪持ちで感情をコントロールする事は出来ませんので物には当たってしまうという訳です。普段からカッとなって大声を出してしまう人であったり、周りに人がいても怒りをそのまま表現してしまうような人は、暴力を奮うまではいかないまでも、物に当たって怒りを直接的に表現する方は多い印象です。
自分が怒っている事を知らせたい
物にあたるというある種パフォーマンスのような行動は、自分が怒っている事を周囲の人にアピールしたいという心理の表れでもあります。という事で本当はそこまで怒っていない場合でも、自分が怒っている事をアピールする為に物に当たる事は多くありますので、物に当たる人の中には冷静な人も実はいるんです。
怒りを周りにアピールする事で周囲の人間に威嚇をしたいという事も言えるかと思います。自分が怒っている事をアピールすれば周りの人が良い気持ちにさせて慰めてくれる、構ってくれるという構ってちゃん気質な考えも同時に持ち合わせているケースが非情に多いです。
自尊心が強い
プライドが高くて自尊心の強い男性は物にあたる傾向が強いと言われています。今までの人生は割と順風満帆で自分の思い通りにならなかった事があまりない人ほど、自分の思い通りにいかないという事に慣れていません。つまり失敗は挫折に慣れていないという事になります。
そういう方にとっては何事も失敗する事が許されません。今まで培ってきたものからプライドが高くなり自尊心も上がります。自分のプライドや見栄を守る為だけに怒りや自分自身の感情をうまく操る事が出来ず、気付けば物にあたってしまっているという訳です。
そういう人は物を壊した直後に反省して後悔する人が多いのですが、プライドが高く女性よりも男性の方が優れていると考えている場合が多いので、決して謝ったりしないはずです。
女性を支配したいと思っている
基本的には女性は男性の力や体力には勝つ事が出来ませんよね。つまり男性が怒りにまかせて物をぶち壊すような暴れん坊な人の場合は女性は怖い訳です。そんな風に妻や彼女が怖がっているというのは彼も当然知っています。知っているのになぜするのか…それは女性を恐怖で支配したいと考えているからです。
物に当たる姿を見せて、自分の気分を阻害した場合はこんな風に暴れることになるんだぞという事をアピールしている訳です。萎縮した女性は男性に強く物事を言えなくなり、何か不満な事があっても歯向かうことが出来なくなります。
そういった風に妻や彼女よりも精神的に優位に立ちたいと考えている男性は、怒ったらどれだけ怖いかという事をアピールする為に物に当たり散らすという行動に出る事が非常に多いのです。
物に当たる男性の性格を治すにはどうしたら良い?
一見するとカッとなって物に当たってしまうような短気な人の性格は簡単に治す事ができないように思いますが、付き合っている彼や夫であればその性格は治してあげたいですよね。
という訳でここからは夫や彼が物にあたる性格だという人の為にその性格を治す対策方法を紹介していきたいと思います。
物に当たった事による損害を後で説明する
何かに当たるという事は何かが壊れるという事です。物に当たる夫や彼はきっと今までも怒った時に何かを破壊した経験があるはずです。怒っている時に言っても効果はありませんが、冷静になっている時に、今まで物にあたって壊したものの損害金額をそっと伝えてあげるというのは良い方法だと思います。
例えば置いてある時計を落として壊してしまった時に、その時計は数万円であったとか、その時計は私の思い出の時計でもうどこにもないものだから壊されて悲しいであるとか、そういった思い出とリアルな損害金額を伝える事で彼や夫に悪いと思わせる効果があるかと思います。
物に当たる男性は損害金額を正確に理解していない時が割と多いんですよね。物に当たってそれが壊れても、掃除をするのは妻の役目な事が多いので、何が壊れてどれだけ損が出てるかを知らないからまた当たってしまうんです。リアルに幾ら損をしたという現実的な話で彼にやめてもらうようにするのは良い作戦だと思います。
絶対に同じ土俵に乗らない
彼が物に当たっている時に自分も一緒に物に当たる人がいおますがそれは絶対にNGです。彼が物を投げているから自分も投げるというのでは同じ部類に括られてしまいます。自分が彼と同じ分野にならないようにするには物を投げたりしないようにしましょう。彼が物を投げているのを冷静に眺めているというのが良いと思います。
同じ土俵に上がらないようにするには感情的になる事なく、彼が物を投げていても済ました顔で冷静になる事をオススメします。できればその場を離れて無視するくらいの方が良いでしょう。彼がしている事は全く意味がなく、無意味な行動であると言う事を彼に分からせて上げる事が大切です。
別れ話をする
カッとなった時に物に当たり散らすような男性はロクな人がいません。そんな暴力的な男性とは別れた方が良いと言うのが結局の所の結論です。自分で自分の感情をコントロールする事ができない子供であると言う事を自分で言っている訳です。今は物にしか当たっていないかもしれませんが、そのうち暴力を振るったりする可能性も少なくありません。
という訳で別れ話をしてみるのが良いかと思います。彼の事が大切なのであれば「次に物に当たったら別れる」と最終宣告を告げ見るのが良いでしょう。それでも物に当たるようであれば一生治りませんから暴力を振るわれる前に別れた方がいいです。もしもそれで治ったら付き合っていけば良いでしょう。
ちなみに物に当たる男性は暴力的な人ですから、もしも別れ話をする時は公共の場で行うのが良いと思います。自宅などですると感情的になった彼から物を投げられたり、最悪の場合は暴力を振るわれるかもしれません。そういう事態に陥らないようにする為に公共の場で、皆の目線が集まっている時に別れ話をするのが良いでしょう。
近所で噂になってるらしいよ
どうしても治らない場合は近所で噂になってるらしいよという嘘の話を告げるのが良いでしょう。物を派手に壊す人の場合は物音が近所に聞こえている可能性もあります。「どうやらうちで家庭内暴力があるんじゃないかって噂になってるみたい。次に音がなったら警察を呼ばれちゃうかもね…」という風に脅してみるのはいかがでしょうか。
怒りを物を壊すことで表現したいだけのアピールタイプの人はこれで一発で大人しくなるはずです。反対に単純に自分の感情を制御する事が出来ないだけの人は悪化する事も考えられますが、それならそれで、それでも物に当たる癖をやめる事が出来ない人間なんだと割り切ることが出来ると思います。基本的には物を壊す行為自体は簡単にやめる事ができないものです。つまり病気に似ているものなので、試行錯誤を繰り返し、それでもやめないなら別れた方が良いでしょう。
まとめ
イライラした時に物にあたる男性の特徴と心理、物に当たる癖を治す方法を紹介してきましたが参考になりましたでしょうか。物にあたる癖を持っている人の中にも色々な種類があり、単純に怒りをコントロールできない人、怒りを言葉にする事ができないので物を投げてアピールしたい人がいます。
怒りを表現したいだけの人であれば治る可能性は充分にありますが、自分で自分の怒りをコントロールできないタイプの人は簡単に治す事が出来ないので苦労するでしょう。
上記でも説明しましたが、物にあたる男性は暴力行為を行う危険性が大分高い人間です。いつかはその自分の感情をコントロールする事ができずに、女性に暴力を奮う事があるかもしれません。そうならないように最善の方法をとる事をオススメします。