UPDATE:2019.08.16
男性心理

ネット上で女叩きする理由とは?知っておきたい7つの男性心理

ネットだけでなく現実世界でもたびたび起きて問題になる事が多い女叩き。SNSなどで大炎上する事もある女叩きですが、一体なぜこのような現象が起きるのでしょうか。特に男性が女叩きを行ってしまう理由と心理をこちらの記事では詳しく解説していきたいと思います。

そもそも「女叩き」って何?

現実世界でも多くありますが特に女叩きが頻繁に起こっているのはネット上です。匿名性が高い事で、顔がバレず素顔を晒す必要がないというのを良い事に無法地帯となっているネット上で女叩きは過激になっています。女叩きとは一体何なのか、その定義や意味をまずは説明していきます。

女性の人格非難

最も多く女叩きが行われている場所は匿名掲示板の5ちゃんねるが代表的ですが、それ以外の掲示板でも匿名性が強い為、ネット上では頻繁に女叩きが行われています。差別的用語、女性全般の人格を否定するような内容のものから、女性の存在を軽視し蔑視するような発言がとても多く、特に酷いものになると差別用語でただただ罵倒するといった内容で、ここに書く事すら憚れる物ばかりです。

多くが本質的なものではなく、ただ単に女性が嫌いだから悪口を言っているといった幼稚な文章が多いのも特徴です。基本的には男性が書き込んでいるケースが多いものの、女性芸能人が炎上した時は同姓の女性が悪口を書き込み人格非難をする事も多くあります。

女性芸能人不倫報道は格好の餌食

女叩きで特にターゲットになりやすいのが女性芸能人です。特に綺麗で好感度の高かった女性芸能人が、不倫スキャンダルや問題を起こした時はとても炎上します。中には「もういいにしたら…」と思ってしまう位に執拗に叩く人も沢山いて、そういう方は男性よりも女性であるケースが多いです。女性が同姓である女性を叩く時は執拗でしつこい事がとても多いのです。

特に格好の餌食になるのが不倫報道ではないでしょうか。好感度の高かった女性芸能人であればある程に誹謗中傷の対象になるケースがとても多く、そういう時はツイッターやインスタなどで炎上し女叩きする事がとても多いです。5ちゃんねるなどのネット上の匿名掲示板は男性が書き込むケースが多く、インスタやツイッターなどは裏垢などを使って女性が叩くケースが多いです。

ネット上で女叩きをする男性の心理と理由を解説

特に多いのがネット上での女叩き…上では女性も行う事があると言いましたが圧倒的に多いのは男性です。女叩きを頻繁にネットに書き込む男性は一体何を考えているのでしょうか。執拗な女叩きの理由は一体何なのか。その原因を探ってみたいと思います。

オタクが多いから

今でこそ老若男女誰もがネットを利用する時代になりましたが、一昔前はパソコンに詳しい、いわゆるオタクと呼ばれる癖の強い人のみがネットを楽しんでいました。女叩きをする男性は圧倒的にオタクと呼ばれる人が多いと言われていますが、その理由はネットに居つくオタクでネット上を自分の庭のように思っているというのが理由ではないでしょうか。

現実世界では惨めで何も文句を言えないオタクですが、ネットの知識は豊富で昔から活用している為に知識も多く、こういう方は新しい新規でくる人にも優しくありません。昔からのノリで女性を叩く女叩きをしている傾向が強く、大して嫌いではないものの周りの皆が盛り上がるからという理由で女叩きを一種のエンターテイメントとして楽しんでいる傾向にあります。要するにオタク同士の身内ノリみたいな感覚で女叩きは横行しているという訳です。

女性が苦手だから

現実世界で全く女性と話す事ができない男性もネット上で女叩きをする傾向にあると言われています。例えば学生時代も男性同士で遊んでばかり、職場でも気が付けば同じようなモテない男性とばかりつるんでいる…そういう人は日常生活で全く女性に免疫がありませんので過剰な防衛本能が働いてしまいます。女性に対して免疫がありませんので良い人がいるという事を知らないんですね。

そういう方は自分を解放する事ができるネット上で頻繁に女叩きをする傾向にあります。日常生活で女性と普通に会話をして満たされている人がわざわざネット上で女叩きをするとは思えませんので、日頃から女性に対しての免疫が少ない人がネットで自分を解放する為に行っているケースが多いと言えるでしょう。

現実世界で女性に相手にされないから

現実世界で全く女性にモテない男性…学生時代から女性に対しての免疫がなく、勇気を出して告白してもあっさり振られてそれが原因でイジメにあった…そういう女性に対しての惨めな過去がある人で臆病な男性は女性への不満の捌け口でネット上に女叩きを投稿する傾向にあります。

職場でも学校でも全く女性に見向きもされない男性っていると思いますが、そういう男性も本心では女性と話したいと思っているはずです。しかし勇気を出して話しかける事はできない…どうして皆構ってくれないんだ…そういう不満が爆発するものの、はけ口がないからネット上に暴言を投稿するという訳です。

嫌いな女性上司がいるから

女叩きをする男性はプライドが高い男性が多いので、女性が上司であるという現実を受け入れることができません。普通であれば自分よりも仕事の経歴が長いとか、自分よりも仕事ができるからという落とし所を自分で見つけて、女性が上司であっても受け入れる人が多いかと思いますが、プライドが高く上司の女性を受け入れることができない人は愚痴のはけ口として女叩きをする傾向があります。

「女性だから優遇されている」「上司と何か関係があるに決まっている」などと言った、不確定要素や妄想ばかりの悪口を書き込んでしまったり、ネット上だけでなく陰口で他の同僚や仕事仲間に陰口を言ったりします。女性の事を根本的に下に見ている人にとっては女性が上司であるという現実を受け入れることはできません。大きな会社になればなる程エリート街道を進んできた男性が多いのでこの傾向が強いと言われています。

ストレス発散したいから

SNSやネット上に悪口を書き込み人のほとんどは日頃のストレスを解消する目的があると言われています。ストレスを発散する方法として人の悪口は実はとても最適で、イライラしている時に人の悪口を書き込むとスッキリすると言われているんです。悪口を言いたいが為にツイッターやインスタの裏垢を作っている人も多くいる位、現代日本はストレス社会ですから、ストレスのはけ口として女叩きをしている方が沢山いらっしゃいます。

特に何も趣味がなく、仕事も楽しくなくて日頃からイライラが募っている方はこの傾向がとても多く、女叩きは自分の方が男性だから優れているという意味不明な根拠を書き連ねる事が多いので、ストレスを一時的でも解消する事ができるんですね。現実世界で優位に立つことができないからせめてネット上だけでは優位に立ちたいと考えるダサイ男性の思考であると考えて下さい。

過去に酷い振られ方をしたから

過去に女性から酷い仕打ちを受けた人が女叩きをネット上で行うというのも良くあるケースです。過去に受けた女性からの被害を全ての女性に当てはめて「女性はこういう人だ!」と決め付けてしまうパターンです。

例えば過去に付き合っていた女性がイケメンと浮気したとしましょう。すると女叩きをする人は「女性はイケメンであれば付き合っている人がいても簡単に浮気する生き物」となってしまう訳です。付き合っていた相手だけが対象ではなく、女性全般を敵として認識してしまうのが女叩きをする男性の特徴です。

つまり過去に女性に対してされた仕打ちを全ての女性に当てはめて考えてしまいますから説得しようがありません。「その人はそうだったのかもしれないけど全てではないでしょ…」と普通は思うはずですが、女叩きをする人は固定観念で女性全般を敵と見なす傾向にありますので引き換えしようがないとも言えます。

注目されて目立ちたい

ネット上では自分の存在価値を皆に認めてほしいからという理由であえて過激な事を言ったり、本当は全然思ってもいない事をウソをついてしまう事が多々あります。例えばユーチューバーなどでもそうですよね。駄目な事と分かっていても目立つから、アクセスを集める事ができるから、注目を集める事ができるから…そういう理由であえて過激な事をして注目を集めるといった手法は、女叩きをして注目されたいと考えている人と同じ思考です。

特にネット上では過激な事が求められる傾向にあります。「おれはこんな考えで凡人とはこんなに違う!」と言う事を言葉巧みに披露する事で注目を集めますし、称賛される対象になります。SNSなどでもウソをついて注目を集める人が多いのもこの心理で、つまり承認欲求が強いという事になります。インスタやツイッターなどでもウソをついて面白い話を投稿する事が多いですが、それはすべて注目されて目立ちたいという感情からきているものなのです。

まとめ

女性の社会進出が昔よりも遥かに進んできた昨今。昔ほど過激な男尊女卑はなくなりましたが、それでも日本はまだ欧米諸国や外国の先進国に比べると女性の社会進出が遅れていると言われています。その理由には日本人に根強く残っている女叩きの精神が影響していると言われていて、女性は男性よりも下であるという考え方が根付いてしまったのというのが根底にあるのかもしれません。

5ちゃんねるのネット上の匿名掲示板には今でも「女叩きスレ」というものがあり、女性を差別用語で罵倒する、女性の尊厳や人格を否定するものばかりのスレがあります。どれも見ていると気分が悪くなるものばかりですが、そういう所に書き込んでいる男性心理は上で説明しました。日常生活で満たされていない男性が多くネット上で女叩きをしています。

そういう方の心理を理解しておけば、ある程度余裕を持って対応できるかもしれませんね。

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