UPDATE:2019.07.30
人間関係

守銭奴の意味って?お金に執着する守銭奴の特徴9つ

世の中お金が全て、お金が一番!そんな人にあなたは今まで出会ったことがあるでしょうか?そのような人たちは「守銭奴(しゅせんど)」という言葉で言われています。確かにお金は生きて行く上で欠かすことの出来ない大切なものです。しかし、それも行き過ぎてしまえばおかしくなってきますよね。普段はすごくいい人なのに、お金のことが絡んだ途端急に性格が変わったようになったり、すごく面倒くさく、ケチな人になったり…。「普段はいい人」なだけ、余計にそのギャップにこちらとしてはびっくりしてしまうもの。「お金って怖いな」と思わされたエピソードがあるという人も中にはいらっしゃるのではないでしょうか?

お金は大切なものですが、でもあまりにお金に執着している姿を周りに見せると引かれてしまうということが多いようです。あなたの周りにいる人はもしかしたら守銭奴かも?また、もしくはあなたも周りの人から「この人ってもしかして守銭奴?」と思われてしまっているかもしれません。この記事ではそんな守銭奴の特徴や心理についてご紹介させて頂きますので、気になる守銭奴の特徴をチェックしてみてくださいね。それではご紹介させていただきたいと思います!

そもそも守銭奴って?

守銭奴は「しゅせんど」と読みます。銭(お金)を守る奴と書いて守銭奴なので、何となく漢字を見るだけでも意味がわかりますよね。守銭奴はそんな、お金が大好きでお金に対する執着心が強い人を指す言葉です。あなたの周りにもこのようなお金が大好きという人はいるのではないでしょうか?もちろん家族や親族、兄弟でも構いませんし、恋人、友達、知り合い、会社の上司や同僚でも。普段は穏やかないい人なのに、お金のことになると急に人が変わったようになる。そんな人は周りから「守銭奴」と思われていることでしょう。

よく、宝くじで一攫千金、大金を手にした人は人生が変わってしまうなんて言いますよね。このように、お金というものは人を狂わせてしまうという側面も持っています。本当に大切にスべきものを大切にせず、お金のことばかりを考えてしまう…周りから見るとなんだか悲しく見えてしまいますよね。

みんなでワイワイしている場面でもとにかくケチだったり、お金を得るためなら他人を平気で陥れたり。守銭奴と似た言葉に「銭ゲバ」という言葉がありますが、これは昭和中期に生まれた言葉で、「銭+ゲバルト(暴力行為)」から来ており、お金を手に入れるためならなりふり構わず何でもする人のことを指しています。このような言葉からもわかるように、お金ばかりを優先する人は周りからは「いやしい人」と思われていたようです。しかし、これはただの言いがかりなどではなく、守銭奴や銭ゲバと呼ばれる人たちが周りの人を幸せにするよりは不幸にしていた、利益を得るために周りを陥れていたということから来ているのではないかと思われます。

ただお金に執着しているだけならまだしも、他人を陥れるようなことをしてはいけませんよね。このように「守銭奴」はネガティブな意味を含んでいる言葉です。守銭奴だよね、と言われて喜ぶ人はまずいないでしょう。銭ゲバともう一つは「金の亡者」なんて良い方がありますが、どれも全て人には言わない方がいい言葉と言えるでしょう。

守銭奴の特徴9つ

どうしてここまでお金に執着するんだろう?というほど強くお金に執着にする人っていますよね。もしかしたら「お金のためならなんでもする」なんて言い出すんじゃないかと言うほどお金に固執している人、何度も何度もお金を数えては満足げにしている人…。きっと、そんな人も生まれた時の環境や育った環境、過去に経験してきたことが原因となってお金に執着することになったんだと思いますが、そのようなお金に執着するようになった理由まではわたしたちには見えてきませんよね。

だから、わたしたちはそんな守銭奴の表面しか見ることが出来ません。そのため「あの人は本当にケチだな」「こんな時までお金を出し渋るなんて」「お金があるのにどうしてそんなにケチなの?」などなどの不満が出てきてしまうことになるのです。守銭奴な人はお金を中心にして動くため周りのことを考えません。周りはどうなってもいいから自分だけが利益を得たい。そんな守銭奴の行動は時に周りの人をイライラさせることでしょう。

そしてこれからはそんな守銭奴な人の特徴についてご紹介させていただきたいと思います。あなたの周りにいるケチな人のことを思い浮かべながら一つ一つチェックしていってくださいね。

守銭奴な人の特徴その1「プレゼントしない」

誕生日や記念日などはプレゼントを贈りますよね。しかし、守銭奴な人は人のためにお金を出すことを嫌がるため、プレゼントをしようともしないのです。普段なかなか照れくさくて言うことが出来ない「ありがとう」などの感謝な気持ちや「大好きです」という愛情と一緒にプレゼントを渡して相手に気持ちを伝える。プレゼントはもらう方もあげる方も嬉しいものですよね。誰かのためにあれこれプレゼントを選ぶ時間も、そんな風に頑張って悩んで選んでくれたプレゼントをもらうことも本当に嬉しいものです。

しかし、守銭奴の人はどうしても感謝の気持ちや相手を喜ばせたいという気持ちの前に「お金がもったいない」という考えが浮かんでしまうのです。お金はどうしても使いたくない…そうなるとプレゼントを渡さないといけないような状況そのものが厄介なものと感じるようになってしまいます。守銭奴はそもそも、プレゼントだけじゃなくお金を使うことをよく思わない人たちなんです。どうしてもプレゼントしないと関係が悪くなってしまうなど、必要な時は義務感や後先のことを考えて贈ることもありますが、心からのプレゼントとなるとほとんどないと言っても良いようです。ただしこれは価値観の問題なので、また難しいところですよね。

守銭奴な人の特徴その2「人にお金を使わない」

プレゼントだけでなく、他の場面でもとにかく人のためにお金を使うことを嫌がります。貯金をして沢山お金を持っていたとしても絶対に使いが足らないのです。友達が誰か結婚するとなった時、プレゼントを贈るためにみんなでお金を出し合おうという場面でも「そういうのはみんなでやってほしい、私はお金を払いたくない」と言ってしまうのです。もちろんプレゼントは気持ちなので、強制ではありません。しかし、周りの人からするとやはり寂しい気持ちになってしまうのではないでしょうか。

守銭奴な人の特徴その3「きっちり割り勘」

デートの時でも絶対に奢らない、記念日でも誕生日でもどんなことがあってもきっちり割り勘。そんな人は守銭奴だと思われているかもしれません。もちろん中にはもっと他にお金以外の理由があって奢ることをしないという人もいるかもしれませんが、それは周りにはわからないもの。

とはいえ1円単位で割り勘する人はどうしてもケチだなと思われてしまう傾向があるようです。普段から数字に細かいキャラを見せつけていればケチというよりは数字に細かい人だと思ってもらえるかもしれませんが、ケチだと思われてしまう可能性の方が高いと言えるでしょう。守銭奴な人はいくら稼いでいて他の人よりもお金を持っていたとしてもきっちり割り勘です。誰かに奢るなんてもってのほか!いくらお金を持っていようが、それは自分のお金で、誰かに奢るためのものじゃない。そんな考えを持っているようです。

守銭奴な人の特徴その4「安物を選ぶ」

安物買いの銭失いなんて言葉がありますが、守銭奴の人は安物を選ぶ傾向にあるようです。守銭奴の人にとって「安い」のはとても価値があること。どれだけ安かったかということが自慢になるんです。大切なのは安さだけで、耐久性や品質は気にしません。そのため、まさに安物買いの銭失いという状況になってしまうこともしばしば。しかし、守銭奴な人からすれば重要なのは安く買うことなので、全く問題ありません。

守銭奴な人の特徴その5「貯金が大好き」

守銭奴な人はとにかくお金が大好きです。貯金をすることが生きがいで、増えていく預金を見るだけで幸せな気持ちになれるんだとか。飽きもせずずっと預金を眺めたり、お金を数えたり。このお金をどう使おうか?と考える人が多いように思えますが、守銭奴の場合お金は使うためにあるのではなく貯めるためにあるものです。

使うよりも貯金額をどんどん増やしていくこと。守銭奴にとって何よりも重要なのはそこです。

守銭奴な人の特徴その6「楽しくない」

守銭奴な人はあれこれ楽しもうというよりもお金を貯めたいと思っています。そのため一緒にあれこれしようと思っても「お金がかかるから…」と拒否されてしまうことになり、一緒に居てもあまり楽しくないことが多いようです。

守銭奴な人の特徴その7「お金で判断する」

守銭奴な人はお金フィルターを通して世の中を見ています。そのため、価値基準は全てお金。お金がないなら価値がないし、お金がかかることは価値があったとしてもやる意味はないと考えます。物事の判断基準がお金になってしまっているので、なかなか話を合わせることが難しいと言えるでしょう。

守銭奴な人の特徴その8「お金が絡むと面倒」

このような守銭奴ですが、普段は別に悪い人ではありません。穏やかないい人も多いでしょう。しかし、一度お金が絡んでしまうとそうはいきません。お金が絡んでくると急に面倒になるのが守銭奴の特徴なのです。

守銭奴な人の特徴その9「損得勘定で考える」

守銭奴の人はお金に執着しているため「どうすれば自分の利益になるか?」ということに重きを置いて考えています。自分が得をするためなら平気で相手を陥れることもあるほど。損得勘定ばかりで動く人は嫌われますよね。

まとめ

守銭奴な人の特徴について、いかがでしたでしょうか?お金は確かに大切なものですが、だからと言って自己中心的になってしまうのはまた違いますよね。お金以上に大切なものを見失わないようにしていきたいですね。

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