花粉症によるアレルギーや急に日差しが強くなったことによる紫外線のダメージで、春先は肌荒れの悩みが尽きないという方は多いです。また、気温の寒暖差によって、ホルモンバランスが乱れたり、肌の抵抗力が落ちたりして、春は肌のターンオーバーのサイクルも乱れがち。
春色の新色コスメを試して、春メイクを楽しみたいのに、肌荒れでテンションが下がってしまう……とお悩みの方、その悩みは日頃のセルフケアで解消できます！
今回は、春先の肌荒れの悩みを解決するためのスキンケア方法やおすすめの美肌コスメをご紹介していきます。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
目次
春先の肌荒れ…何とかしたい！まずは、ゆらぎ肌度合いをチェックしてみよう
待ちに待った春、到来！なのに、肌荒れが気になってデートやイベントを心から楽しめない……肌荒れだけでなく、なんだか体の不調が多い……と悩んでいる女性は多くいます。
春先の肌荒れは、原因を知ること・正しいセルフケアで対策することで、改善できます。
春先に肌が荒れやすい方は、下記のことがあてはまります。ご自身の「ゆらぎ肌度合い」をチェックリストでチェックしてみましょう！
・春先にだけ肌に赤みがでる
・花粉症
・頬や目の周りが特に乾燥する
・外出が多い
・睡眠不足
・紫外線に弱い
・ストレスを感じている
あてはまるチェックの数が多いほど、春先の肌荒れリスクが大きいです。肌荒れの原因を知り、正しいセルフケアをして、肌がゆらぎやすいこの季節を乗り切りましょう。
春先の肌荒れの原因とは？５つのタイプ別ケア方法
春先の肌荒れの原因は、主に5つに分かれます。原因別にみて、ご自身の肌に合ったスキンケアを試してみましょう。また、普段の生活習慣を見直すことも大切です。
季節性敏感肌
「季節性敏感肌」とは、特定の季節に肌荒れを起こしやすくなる敏感な肌のことをいいます。
毎年、春にだけ肌荒れしてしまうという方は、季節性敏感肌の可能性が大きいです。春特有の季節に応じたスキンケアが必要です。
スキンケアコスメは、低刺激のものを選ぶようにしましょう。
紫外線
春になると、急に紫外線が強くなり、肌がダメージを受けて肌トラブルを引き起こしてしまいます。
まだ肌寒い時期であっても、春は紫外線が意外と強いので、日焼け止めクリームを塗るなど念入りな紫外線対策が必要です。
特に、日焼けによる肌トラブルが気になるという方には、「飲む日焼け止め」もおすすめです。
花粉・黄砂
春先に肌のかゆみを感じる・かゆみが強くなるという方は、花粉や黄砂、PM2.5の影響が肌荒れの原因となっている場合があります。冬の間に乾燥してしまった肌に、有害な刺激物を感じるとかゆみや炎症を引き起こしてしまうためです。
花粉・黄砂による肌荒れは、保湿のできる洗顔フォームを使って朝・晩の洗顔をすることが大切です。花粉や黄砂は水溶性のため、洗顔フォームで落とすことができます。また、保湿性の高い洗顔フォームを使うことで、乾燥によるかゆみを防げます。
気温差・寒暖差
気温の寒暖差によって、ホルモンバランスが乱れたり、肌の抵抗力が落ちたりして、春先は肌のターンオーバーのサイクルも乱れやすくなります。また、急な気温の上昇によって、皮脂の分泌がさかんになり、吹き出物が出やすくなることもあります。
さらに、暑さや寒さに特に敏感な方は、寒冷じんましんや温熱じんましんを引き起こすこともあります。じんましんは呼吸器の粘膜にできるとひどい場合は呼吸困難を起こすなど、危険な場合がありますので、症状がひどいときは皮膚科を受診しましょう。
また、春先の朝晩はまだ冷え込みやすく、体も冷えてしまいます。下着や靴下・タイツで調整して、冷やさないことを心掛けましょう。
春からの環境の変化
４月からの職場や学校などの環境の変化や生活サイクルの変化によるストレスが原因で、肌荒れが起こることがあります。精神的な不安や内臓の不調が肌にも影響を与えます。
仕事や学校から帰宅したら、アロマの香りで気分転換をするのがおすすめです。ゆったりくつろげる効果がある「ラベンダー」や、花粉症対策や自律神経を整えてくれる「ペパーミント」、さわやかで気持ちがすっきりする「レモングラス」がおすすめです。
また、睡眠時間をしっかりとって、心も体も十分に休めるようにしましょう。
美肌になるためのセルフケア5選！今日からはじめよう
美肌を手に入れるためには、高額なエステに通う必要はありません。毎日のスキンケアを丁寧にすることと生活習慣を見直すことで、肌の不調を改善できます。
ここでは、今日からはじめたいセルフケアを5つお伝えしていきます。
①保湿を十分にする
肌がゆらぎ、不調を感じるときは、保湿を十分にする必要があります。化粧水だけでなく、美容液、乳液またはクリームで十分に保湿しましょう。また、20代の間は乳液で十分ですが、30歳以上の方はクリームで潤いを与えるのがおすすめです。大人のニキビや吹き出物は、油分過剰ではなく、乾燥によって肌のターンオーバーがうまくいっていないことが原因の場合もあるからです。
そして、体の内側のケアも大切です。カフェインの含まれるお茶やコーヒー、糖質・脂質が含まれるジュースやスムージーではなく、水を1日2リットルとるようにしましょう。肌荒れの原因となる毒素は、尿・便・汗から排出されます。水分をしっかりとって、毒素を排出しやすい体作りをすれば、肌質も改善されます。
②食生活を改善する
無理なダイエットや偏食をしている方は、体内の血が不足し、血の巡りが悪くなっています。血の巡りが悪くなると、肌の乾燥や、化粧ノリが悪くなる、肌ツヤがなく老けた印象の肌質になってしまいます。
血の量を増やすには、食生活の改善が有効的です！主食を玄米や雑穀米にし、豆類やイモ類、緑黄色野菜、果物、海藻類、発酵食品をバランス良く摂るようにしましょう。
特に、黒豆・黒ゴマ・昆布・ヒジキ・ニンジン・マグロ・レバーは、血の量を増やし、肌質を改善させる働きがあるので、積極的に摂りましょう！
そして、脂っこい食事は控えるようにしたいところです。ファーストフードやスナック菓子などの脂っこく、添加物の多いものは避けましょう。ですが、過剰に脂質をカットしてしまってはいけません。肉や魚から良質な脂質を摂りましょう。水分と油分のバランスが整っていることが、美しい肌を保つ秘訣です。
③質の良い睡眠を十分にとる
睡眠不足は、肌荒れを引き起こします。どんなに忙しくても、1日6時間以上は睡眠時間を確保しましょう。また、就寝前には必ずお風呂に入って、温まってから眠る習慣を身につけましょう。そして、就寝1時間前にはスマホをみるのを止めましょう。眠る前のスマホは、神経を過敏にし、良質な睡眠を妨げます。
さらに、眠っている間も、肌は乾燥していきます。加湿器をつけて、肌の乾燥を防ぎましょう。
④代謝を良くする
代謝が悪いと肌のターンオーバーが乱れ、肌荒れを引き起こします。代謝が悪い方は、体が「冷え」てしまっています。お風呂に長く浸かるようにしたり、下着や靴下・タイツで体が冷えないように調整したりして、常に体を温めることを意識しましょう。
代謝を良くするには、ショウガ・長ネギ・玉ネギ・らっきょうなど体を温める食材を積極的に摂る必要があります。
また、適度な運動も効果的です。
⑤ストレスをため込まない
ストレスも、肌荒れの要因となります。日頃からイライラして、ストレスがたまっていると、血の巡りも悪くなり、肌にも不調が表れてしまいます。かゆいニキビができる、背中や体にニキビができる、フェイスラインに吹き出物ができるのは、ストレスによる肌荒れの可能性があります。
心身の緊張をほぐし、リラックスできる時間をもつことが大切です。
また、春菊やセロリ、バジル、パクチーなどの香味野菜はストレスを緩和して、血の巡りを良くする働きがありますので、ストレスを感じやすいときには積極的に摂りましょう。
人と差がつく！おすすめ美肌コスメをご紹介
春先の肌荒れを防ぐには、日頃からのスキンケアが大切です。肌荒れがどんどんひどくなっているという方は、スキンケアコスメの見直しが必要かもしれません。
ここでは、おすすめの美肌を保てるスキンケアコスメをご紹介します。
ドクターフィル コスメティクス「エクスバリア」
ドクターフィル コスメティクスの「エクスバリア」は、カサつき・ヒリつき・つっぱり・ザラつきといった肌の不快症状を感じる敏感肌を、化粧水・美容液ゲル・クリームの3ステップで芯から立て直し、健やかな本来の肌へと導いてくれる優れもののスキンケアコスメです。
ドクターフィル コスメティクスの「エクスバリア」はこのような肌の悩みをお持ちの方におすすめです。
・お手入れしているのに肌荒れを繰り返す
・季節の変わり目に肌が荒れる
・体調によって肌の状態がゆらぐ
・乾燥で肌がカサカサして粉ふきをする
・乾燥してヒリつき、赤みを感じる
ヒアルロン酸の約5倍・コラーゲンの約90倍の保水力がある「サクラン」の成分が、敏感な肌に潤いを与え、肌の上で疑似バリア膜を形成して、外部刺激から肌を守ってくれます。
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まとめ
今回は、春先の肌荒れの悩みを解決するためのスキンケア方法やおすすめの美肌コスメをご紹介してきました。いかがでしたか？
春先の肌荒れは、花粉や黄砂、紫外線、気温といった外的要因から起こる場合が多いですが、ご自身の食生活や生活習慣も少なからず影響しています。
美しい肌は、健康的な生活習慣から。
この春は、美肌になるためのスキンケア・生活習慣をはじめて、彼に触れられても自信をもてる肌に生まれ変わりましょう。
このコラムが、健康的にさらに美しく、内面からもキラキラ輝く女性になるための、きっかけのひとつになれば嬉しいです。
ライター：白井絢子 Twitter＠Ayako_Shirai321