大人ニキビに悩んでいるときは、スキンケアを頑張るのはもちろん大事。
でもスキンケアを頑張っても、土台になるお肌の状態が悪ければ、努力してもなかなか成果が出ません。
食生活を整えて、お肌の奥から整えていくことも、非常に大事です。
今回は、大人ニキビにお悩みの女性に向けて、食事での整え方を紹介します！
食事で土台からお肌を整えて、大人ニキビを卒業しましょう。
目次
大人ニキビ対策の食生活は引き算！
大人ニキビに悩んでいるときは、「何を食べたらお肌にいいかな？」と思って、たくさん調べていませんか？
しかし大人ニキビに本気で対策したいなら、「何を食べるか」よりも、「何を食べないか」の方が大切なんです。
「何を食べないか」という引き算の考え方を持って、ニキビ対策のために控えるべき食べ物を知りましょう。
レベル1：コンビニ食・ジャンクフードをやめよう！
まず取り組むべきことは、コンビニ食やジャンクフードを控えることです。
手軽さを求めて、ついコンビニ食やジャンクフードに頼りたくなりますが、コンビニ食やジャンクフードは栄養のバランスが悪くなりがちです。
コンビニでご飯を買うときは、おにぎり・パン・麺類などを選びがちになり、お弁当を選んだ場合もご飯が多く野菜が少ないことが多いですよね。
ジャンクフードを選んだ時も、パンや揚げ物が多くて、野菜はあまり取れないです。
糖質を多く取り、野菜をあまり取らないことで、ビタミンやミネラルが不足して、ニキビができやすくなります！
コンビニ食・ジャンクフードでなぜニキビができる？
コンビニ食・ジャンクフードでニキビが増える原因を説明するために、少し栄養のお話をします。
糖質を体内で分解してエネルギー源に変えるときには、ビタミンやミネラルが必要になります。
コンビニ食を続けていると、米や小麦製品などの糖質が多く、野菜が少ない食事になります。
糖質をたくさん摂ると、糖質をエネルギー源に変えるためにビタミンやミネラルがたくさん消費されて、ビタミンやミネラルが足りなくなります！
コンビニ食を続けていると、ビタミンやミネラルの摂取量が足りないことに加えて、糖質の分解でビタミンやミネラルをたくさん消費することで、さらにビタミンやミネラルが不足します！
ビタミンやミネラルが不足しているなら、お肌の状態が悪くなってニキビができるのにも納得ですよね。
ジャンクフードもコンビニ食と同じように、糖質が多く野菜が少ないので、ビタミンやミネラルが不足しがちです。
さらにスナック菓子などは油が酸化していることも多く、質の悪い油を取ることでニキビが悪化しやすくなります。
忙しいときのコンビニ食の選び方
忙しい日々を過ごしていると、コンビニ食に頼らないといけないこともありますよね。
コンビニでご飯を済ませるときのために、コンビニ食の選び方を紹介します。
コンビニ食になる場合は、おにぎりやパンだけにすることは控えて、おかずになるものをプラスしましょう。
サラダチキンなどのたんぱく質が取れるおかずや、サラダやスープなどの野菜が取れるおかずを、積極的に選びましょう！
コンビニ食ばかりに頼っていると、保存料や着色料などの添加物を多く摂ることにもつながり、身体によくないです。
基本的には自炊を頑張って、時間がないときだけコンビニ食に頼りましょう。
レベル2：お菓子を控えよう！
お菓子を日常的に食べることも、糖質や小麦製品にかたよった食生活につながります。
お菓子を食べて糖質をたくさん取ると、糖質をエネルギー源に変えるときにビタミン・ミネラルがたくさん使われます。
ビタミン・ミネラルがたくさん使われて足りなくなると、お肌の状態も悪くなりがちです。
お菓子には、マーガリンやショートニングなど、摂取を控えるべき質の悪い油が含まれていることも。
質の悪い油を取り続けると、お肌の状態も悪くなりやすいです。
お菓子をやめられない人が見直すべきポイント
食事に気をつけていても、毎日のおやつタイムがやめられなかったり、「スイーツは別腹♡」と思っていたりすると、なかなか効果は現れません。
なかなかお菓子をやめられない人は、『① 食事で栄養素を摂る ② 本当に食べたいかどうか考える ③ もらったお菓子をすぐ食べない』の3つを意識してみましょう！
まずは、食事で栄養素を摂ることを意識しましょう！
栄養のバランスが整っていないと、「不足している栄養素をとってほしい！」と体からサインが出て、お腹が空きやすくなります。
そこでおやつタイムをとってしまうと、また栄養のバランスが崩れて、お腹が空きやすいという悪循環ができます。
悪循環から脱出するためには、バランスの良い食事を心がけて、食事で栄養素を取りましょう。
時間や気分転換を理由にお菓子を食べている場合も、なかなかお菓子を食べる習慣がなくなりません。
「3時のおやつタイムだから」「この仕事が終わったから」などの理由で、お菓子を食べていませんか？
お菓子を食べるときは、「時間や気分転換だけで食べようとしていないか？」「本当にお菓子を食べたいか？」と、一度考えてみましょう。
学校や職場などでお菓子をもらったときに、毎回すぐに食べるのも、お菓子を食べる習慣がなくならない原因のひとつです。
でもお菓子をもらったときに毎回断るのも、人間関係にヒビが入りそうで、ちょっとやりづらいですよね。
そんなときは、「ありがとう！家で食べるね！」と言って持ち帰り、その場の雰囲気に流されて食べるのをやめましょう。
お菓子を食べたいときの選び方
お菓子を買うなら、スーパーやコンビニで手軽に買えるものを選ぶのはやめて、高級店のものを選んで食べましょう。
ちょっと高級なものを選ぶと、味もおいしく気分も上がるので、少ない量でも満足できますよ。
高級店のスイーツは、質のいい材料で作られていることが多いので、体に悪いものを摂ることも減り、肌荒れ防止につながります。
高級なものを選ぶようにすると、毎日のようにお菓子を買うとお財布にも辛いので、自然とお菓子を買う回数が減るというメリットもあります！
レベル3：刺激物を控えよう！
辛いもの、香辛料をきかせたものなどの刺激物をたくさん摂ると、皮脂がたくさん出やすくなります。
皮脂が出すぎることで、ニキビができたり、ニキビが悪化しやすくなったりします。
意外かもしれませんが、コーヒーも刺激物に入ります。
コーヒーは苦味があるので刺激物になりますし、甘くしないと飲めない場合は糖質をたくさん摂っています。
コーヒーを1日に何倍も飲む習慣がある人は、少し控えめにしましょう。
レベル4：自宅で使う油を変えよう！
「コンビニ食・ジャンクフード・お菓子を控えよう！」と思うと、自然と自炊することが増えます。
さらに美肌に近づくために、自炊で気をつけるポイントを紹介します。
自炊で気をつけることは、『質の良い油を使う』ことです。
えごま油・ごま油・オリーブオイル・バターなどを取り入れましょう。
逆に控えてほしいのは、サラダ油・キャノーラ油・ラード・マーガリン・ショートニングなどです。
えごま油など身体に良いと言われる油の中でも、さらに質の良いものを選ぶことにこだわりましょう。
原材料の質や製法にこだわった油を調べて、購入するようにしましょう。
質の良い油を選ぶとお値段が心配かもしれませんが、コンビニ食やジャンクフードを控えたことで浮いたお金で、油の質を上げましょう。
質の良い油を変えたからといって、揚げ物やアヒージョなどの油を多く使う料理を頻繁にすると、お肌には良くありません。
蒸す・煮るなど、油を使わない調理法も積極的に取り入れましょう。
食生活を変えるときの大事なポイント
「ニキビを治すために控えるべき食べ物」をたくさん紹介しましたが、食生活を変えるときに守ってほしい大事なポイントがあります。
それは、「ニキビを治すために控えるべき食べ物」をキッパリ全てやめるのではなく、今までより減らすように心がけることです。
「ニキビを治すために控えるべき食べ物」をキッパリ全てやめてしまうと、大きなストレスになって、逆にニキビが増えることもあります。
我慢の限界がきて、「ニキビを治すために控えるべき食べ物」を爆食いしてしまったら、ニキビがさらに悪化してしまうこともあります。
ストレスを感じず、うまく食生活を変えていくためには、完璧を目指さないことが大事です。
完璧を目指すことよりも、無理なく食生活を変えることを重視しましょう！
スキンケアでのアプローチも忘れずに！
食生活と同時に、スキンケアでもお肌を整えて、内側と外側の両面からアプローチしていきましょう。
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引き算の食生活でニキビから卒業しよう♡
大人ニキビに悩んでいるときは、良い食べ物を取り入れるよりも、悪い食べ物をやめることが大事です！
「引き算の食生活」を取り入れて、大人ニキビから卒業しましょう。
