あなたは大丈夫?回避依存症かどうか調べる7個のチェック診断
UPDATE:2019.08.21
人間関係悩み

あなたは大丈夫?回避依存症かどうか調べる7個のチェック診断

皆さんは「回避依存症」という言葉を知っていますか?病気という訳ではなく心理的な原因や理由によって起こされるメンタル的な症状ですが、一度はまってしまうと中々抜け出せない症状である事も確かです。

もしかしたら私って回避依存症なんじゃ…そう思ってしまっている人の為のチェック診断を作りました。多く当てはまる人は可能性が高く、当てはまらない人は可能性が低いです。回避依存症の特徴と合わせて紹介していきましょう。

そもそも「回避依存症」とは

回避依存症とは、他者との親密な関係になる事を極度に避けてしまう人の事を指します。近づいたかと思えば離れる…しかし完全に離れたと思ったらまた近づいてくる…そんな奇妙な距離感を築いてしまうのが回避依存症の特徴です。

恋はしたいけど相手に深くパーソナルな部分に踏み込まれそうになると逃げる…だけど近づきたい…恋愛においては相手の事を振り回してしまう傾向にあります。一体どのような事が原因で回避依存症になってしまうのでしょうか。

原因その1:親からの教育

親から必要以上に過保護に育てられた、または親の勝手な感情や都合で一貫性のない態度を取られた事がある…そういった家庭環境で育った人は回避依存症になる可能性が高いと言われています。

必要以上に過保護な養育環境で育てられていると子供は窮屈に感じて自由が欲します。親からの干渉や束縛、支配を受けて育つと無意識的に親の過剰な愛情と自身の恋愛を重ねて逃げたくなってしまったり、親にされた間違った歪んだ愛情を相手にもしてしまうという訳です。

一貫性のない愛情で育てられた家庭でもそのような影響がある場合が多く、恋人の事を心から信用する事ができなかったり、人を愛するという事を知らずに育っている事が多いので、恋人の事を心から信用して愛する方法を知らないというパターンが多いのです。

原因その2:過去のトラウマ

他者との親密な関係を拒否してしまう理由の一つに過去のトラウマが影響している場合があります。過去に人に裏切られた、人に酷い裏切りをされて心がボロボロになってしまた…そういう過去にツライ経験を持っている人は大人になってからも回避依存症になってしまう事があります。

精神的なものですから心から信頼できる人と出会い、恋愛をすれば解消していくものではありますが心を開くまではとても大変です。信頼していた親友から大金を騙し取られたとか、そういった過去の大きなトラウマを抱えながらストレスを溜め込んだ生活を送っていくと不安定な気持ちになり、結果的に回避依存症になってしまうという訳なんですね。

回避依存症かどうかを調べるためのチェック診断

それでは早速ですが回避依存症の特徴を紹介すると同時にチェック診断としても活用できる項目を紹介していきます。以下の特徴に多く当てはまる方は回避依存症の可能性が高く、当てはまらない人は可能性が低いです。それではチェックしていきましょう。

相手が振り向いたら冷たい

他者との心の繋がりを無意識下で拒否してしまう傾向にある回避依存症は恋愛においても身勝手な行動を繰り返してしまう傾向にあると言われています。最も多いのが、出会って間もない頃はこちらから猛アプローチをかけるのに、相手が振り向きいざ真剣交際スタートとなったら素っ気ない態度になってしまうというものです。

男女共に最も多い症状の一つで、男性側からすれば「付き合った途端にいきなり冷たくなったら…あんなに積極的だったのに…」となりますし、弄ばれているような感覚になるかと思います。回避依存症の方は自分が行為を持った相手に対して好きという状態を長く保つ事ができません。

なぜなら付き合いが長くなるとお互いのパーソナルな部分を曝け出さないといけませんよね。自分の事を深く知ってもらいたくない、相手の事も別に深くは知りたくない…それが回避依存症の方が思っている事なので、お互いにより深い関係になってしまう前に離れようとしてしまうという訳です。

束縛や干渉が激しく嫌い

恋人からの束縛や干渉は行き過ぎでなければ嬉しいものですよね。自分の事を心配してくれているのかなという気持ちが伝わり、彼を嫉妬させるのも楽しいと思う女性が多いと思います。しかし回避依存症の方は束縛や干渉を激しく嫌う傾向にあります。少しの干渉でも激しく怒り、激しく拒否反応を示します。

これは上で説明したように親からの教育で過保護な生活を強いられていた場合が多い事から、それと束縛や干渉を重ねてしまう人が多いという事が挙げられます。自分は自由、誰にも縛られず誰にも指図されずに生きていく…そういう気持ちが強いのが回避依存症の特徴であるとも言えます。

恋人が絶えた事がない

回避依存症の女性が恋愛中に常に考えているのが「捨てられるのが怖い」という事です。もしも彼に捨てられた時に一人になるのが怖いので、回避依存症の方は浮気性であったり、彼と付き合っている時から仲の良い男性を作っておいてすぐに付き合えるようにしていたり、中には捨てられても大丈夫なように二股をしている場合もあったりします。

二股、浮気を繰り返してしまう女性は回避依存症の可能性が高く、浮気をしてしまう理由が「恋人を途絶えさせたくない」と考えている人は更にその可能性が高くなります。捨てられても寂しくないように今付き合っている彼の気持ちを考えられないのは相当な重症ですから改善した方が良いでしょう。

自分の思い通りに動いてほしい

回避依存症の方は自分のペースを頑なに守ろうとする心理状態が特徴的です。自分のルール、ルーティーン、自分の考え方を人に押し付ける癖がありますので、付き合っている彼に対しても自分の考え方や恋愛観を押し付けて考えてしまう癖があります。

  • どうしてこうしてくれないの?
  • 好きならこうするに決まっている!
  • なぜこういう風に思わないの?

少しでも自分と違う考え方や行動をしてしまうと激昂し、その考え方を正して自分の思っている方向へ導きたいと考えてしまうのが回避依存症の特徴です。人それぞれ考え方は異なり、いくら付き合っている男女であっても思っている事は違います。人の多様性を認めることがなかなかできないのが回避依存症の特徴の一つでもあるのです。

面倒な事や嫌な事からすぐに逃げる

仕事でもプライベートでも面倒くさくでするのが嫌な事って沢山ありますよね。しかし絶対に逃げ出したら駄目な事があるのもまた事実で、特に仕事に関しては逃げ出したくても逃げてはいけません。付き合っている彼との関係が長い場合も同様で、逃げ出したらいけませんよね。しかしこういう時に逃げ出してしまうのが回避依存症の特徴です。

人間関係をすぐに放り出してリセットしようと考える特徴があり、そういう人は付き合っている彼との関係が長く、例えば結婚間際であったりしても逃げ出してしまうと言われています。仕事でも大切なプロジェクトを任されていても逃げ出してしまったりと言った事もあり、情緒が不安定で精神的に安定していない人が多いのも特徴なので、良い時と悪い時の精神が違いすぎるという特徴があると言えるでしょう。

気弱で優柔不断な男性がタイプ

上でも語ったように回避依存症の女性ははっきりと物事を口にする傾向にあり、自分が正しいと思っている事を貫く頭が固すぎる一面があります。恋愛関係においては付き合っている彼が自分と間違った考え方を持っていたり、自分とは違う行動を取ろうとする事を極端に嫌う傾向がありますので、彼も気が強くて真っ直ぐな人の場合はお互いに衝突してしまってうまくいきません。

という訳で回避依存症女性と付き合う男性は、気弱で優柔不断なナヨナヨしたタイプの男性である事が多いのです。回避依存症女性としては自分のいう事を大人しく聞いてくれる彼となりますし、気弱で優柔不断な彼からしたら彼女は何でも決めてくれて引っ張ってくれる女性…そういう事になりお互いの持っていない所を補充し合える良い関係を築けるのです。

という訳で回避依存症女性が付き合う男性は優柔不断な男性が多く関係性としては女性主導になる場合が多いです。いい加減で振り回す女性、それに振り回されながらついていく男性…こういう構図になるカップルや夫婦が多く生まれますが、男性が人徳者だった場合は良い関係が長続きすると言われています。

周囲から嫌われていないか過剰に気にする

回避依存症女性は自分のペースで動くワガママ人間という印象を受けていると思いますが、実は周囲の人から嫌われていないかどうかを過剰に気にしてしまうという一面も持っています。付き合いを減らした周囲の人達にどう見られているのかという事を過剰に気にしたり、周りの人からどう思われているのかをこっそり調査してみたりといった行動に出る事が多いです。

その為に回避依存症の女性は一度パッタリと連絡を断ち切った人に再び連絡してみたり、完全に断ち切る事ができない性格なので自分のタイミングで連絡をいきなりしてくるという行動に出る事が多いという訳です。完全に断ち切る事ができない…切ったと思ってもその後が気になってまた連絡してしまう…そういう女性は回避依存症の気質が少しあるかもしれないですね。

まとめ

出会った頃はすごく真面目で良い人だったのに付き合った途端に冷たくなる…もう終わりかなと思って音信不通が続いていたのに、ふとした瞬間にいきなり何事もなかったかのように連絡をしてくる…恋愛においてはかなり迷惑な相手ではありますが、つかず離れずを繰り返してしまうのが回避依存症の特徴なんです。恋愛はしたいけど深く関わり合う事に恐怖を覚えてしまうという症状ですが、長く信頼できるパートナーとの交際を続ける事で克服できるとも言われています。

大切なのは相手の事を心から信用して相手の事を心から好きになるという事。自分が心を開けば相手ももしかしたら心を開いてくれるかもしれません。上のチェック項目で多く自分の性格に当てはまると思った方は回避依存症である可能性が高いです。今一度自分の生活や行動を思いなおしてみるのが良いと思いますよ。

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