UPDATE:2019.11.05
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ブラトップは胸が垂れるって本当?ノンワイヤーのデメリット5つ

下着というとレースでとてもセクシーというイメージがあるのではないでしょうか?レースを使ったセクシーなランジェリーというのは女性特有のものでもあり、ヴィクトリアズ・シークレット、ピーチ・ジョンなどの有名ランジェリーブランドは可愛らしく、そしてセクシーなカタログで世の女性たちにアピールしています。

しかしながら、ランジェリーブランドの老舗ともいわれているこれらのブランドは現在不調だと言われているんです。一体それはなぜかというと「ブラトップ」や「ノンワイヤーブラ」の登場が原因となっています。ユニクロを始め数多くの下着メーカーもブラトップやノンワイヤーブラを発売しており、実際にブラトップやノンワイヤーブラをいくつか持っているという人も多いのではないでしょうか?

普通のブラジャーはワイヤーが入っているため締めつけ感を感じたり、ワイヤー部分が肌や肋骨に擦れて痛んだり、夏はムレて痒くなったりと、大変なことは色々あります。しかしブラトップやノンワイヤーブラならワイヤーがないためそのような締めつけ感を感じることはありません。ブラ特有とも言える締めつけ感からの解放は女性にとって、とても快適なものだったのです。

ですが、問題もあります。それが「胸が垂れてしまう」ということです。今回ばブラトップやノンワイヤーブラなど、ワイヤーのない下着に注目。本当に胸が垂れてしまうのか、ノンワイヤーには一体どんなメリット・デメリットがあるのかなどについてご紹介させていただきたいと思います。

ブラトップが流行したのはなぜ?

ブラトップやノンワイヤーブラというとシンプルであまりセクシーなイメージはありませんよね。そんなブラトップやノンワイヤーブラが突然流行したのは一体なぜなのでしょうか?

実は、ブラトップなとノンワイヤーが登場したきっかけというのがユニクロのブラトップだと言われているんです。ブラトップが登場したことで女性が日頃我慢してきたブラジャーのワイヤーの締め付けから解放され、「もう我慢しなくていいんだ」という風潮になり、どんどんブラトップやノンワイヤーブラが人気になってきたのです。

しかし、ユニクロはあくまで下着メーカーです。ユニクロがアパレルブランドのラインナップの一つとしてそのような商品を出しているだけならよかったものの、ユニクロのブラトップやノンワイヤーブラの売れ行きを見た他の大手下着メーカーもノンワイヤーのブランドを立ち上げて展開。これがきっかけになって今まではノンワイヤーブラを利用したことがなかった消費者もブラトップやノンワイヤーブラを利用するようになり、広く普及するようになっていったのです。

それまでは下着といえば女性らしいセクシーなものが一般的でした。しかし、今ではそれ以上にシンプルでナチュラル、更にワイヤーがあいためノンストレスなブラトップやノンワイヤーブラを好んで利用する女性が増えているのです。

ブラジャーはバストのためにも毎日着用しなければいけないもの。毎日つけるものだからこそ、楽がいいに決まっていますよね。

ブラトップ・ノンワイヤーブラだけの生活は危険

とっても楽ちんで、今までブラジャーのワイヤーや締付けに苦しんできた女性たちから大人気となっているブラトップ・ノンワイヤーブラ。

実際にブラトップやノンワイヤーブラを使ったことがあるという人ならわかると思いますが、ワイヤーの締め付けがなくてすごく快適ですよね。しかしながら、実はバストというのは9割が脂肪で出来ており、ワイヤーでしっかりホールドしてあげてはじめて女性らしい形を保つことが出来るのです。

もちろん、リラックスしたい時にブラトップ・ノンワイヤーブラを使うのはいいと思いますが、日常的にブラトップ・ノンワイヤーブラを使うとなると、実はかなり危険。しかしながら、実際には普段使いしている人もかなり多いんです。ユニクロやブラトップ・ノンワイヤーブラを売り出しているブランドはもちろん、消費者に利用してもらうために商品を作ったわけですから、普段使いも出来る商品として売り出します。

ブラトップ・ノンワイヤーブラにもメリットは沢山ありますし、優れた商品ということは間違いないかもしれませんが、このようなワイヤーの無いブラジャーを使い続けることで胸の形が崩れてしまったという人も少なくないんです。

そして、ブラトップ・ノンワイヤーブラを使い続けたことで胸の形の崩れを感じ始めた層が今度は補正下着へ流れていくことになるのです。流れとは真逆ですが、実際今かなり補正下着への注目が高まっており、値段もそこそこするものの、多くの人からの予約が殺到したようです。

胸は一度衰え始めるとなかなか元に戻ることはありません。しかも、40歳も手前になるとどんどん垂れてしまう一方だからこそ、胸の形を美しく保つためにもしっかり胸をホールドしてくれるような下着が求められているのです。このような背景から現在ではブラトップ・ノンワイヤーブラなどの楽ちんブラジャー派と、補正力がしっかりあるがっちり派というように2つに分かれているのです。

ブラトップ・ノンワイヤーブラの9つのメリット

ブラトップ・ノンワイヤーブラにはどのようなメリットがあるでしょうか?まずは簡単にメリットをご紹介します。

  • 血行が悪くならない
  • 締めつけ感がなく楽
  • 胸が大きく見える
  • かゆくならない
  • 透けを気にしなくていい
  • お腹が冷えない(ブラトップ)
  • 肩ヒモが気にならない
  • 安い
  • 手入れが楽

ブラトップ・ノンワイヤーブラの5つのデメリット

価格も手頃でつけるのもお手入れも楽ちん。付けていてストレスもなくナチュラルでシンプルな可愛さがあるブラトップ・ノンワイヤーブラはメリットも沢山ありますが、致命的なメリットがあります。

それが「胸が垂れてしまう」ということです。ここからはブラトップ・ノンワイヤーブラのデメリットについてご紹介していきますので、1つ1つチェックしていってみてくださいね。

デメリットその1「補正力がない」

ブラトップ・ノンワイヤーブラはワイヤーがあるブラジャーと違ってカップサイズに細かな違いがありません。Sサイズ、Mサイズ、Lサイズなどかなりざっくり。つまり、その人の胸のサイズに合わせて綺麗に胸の形を整えたり形作ってくれるという効果はないのです。

胸は年齢とともにどうしても形が崩れてきてしまいます。これは避けることができないことですが、きちんとした補正力のある下着を着用すればある程度は胸の形が崩れてしまうのを防ぐことが出来ます。胸は大きさもですが、形もとても重要な要素ですよね。美しい胸は形も美しいものです。胸の形をずっと綺麗に保ちたいならしっかりと補正力のある下着を身につけるようにするといいでしょう。

デメリットその2「バストの肉が流れてしまう」

ブラトップ・ノンワイヤーブラは胸の形が崩れてしまうだけでなく、バストのお肉がお腹、脇、背中などにどんどん流れていってしまいます。

これを放置してしまうと胸が垂れてしまったり、デコルテのなめらかな膨らみがなくなってしまったりと、貧相なものになってしまうのです。痩せ型の女性の場合、そもそも脂肪が少ないためバストアップは大変になります。だからこそバストのお肉が他に流れてしまわないようにしましょう。

デメリットその3「クーパー靭帯を傷める可能性がある」

バストが垂れてしまう原因にはいくつかあり、加齢もその一つですが胸を支えているクーパー靭帯が切れてしまったり、伸びてしまうというのもバストが垂れてしまう大きな原因だと言われています。

クーパー靭帯というのはコラーゲンの束で出来ています。加齢と共にコラーゲンは減少していくため、劣化して伸びてしまうのです。だからこそ加齢でバストは垂れてしまうわけですが、それを防ぐためにもしっかり胸をホールドすることが出来るブラジャーが必要なのです。

また、クーパー靭帯は加齢だけでなく、激しい運動を行った際など、胸が揺れた衝撃によって傷んだり、切れてしまったりします。ワイヤー入りのブラジャーならばしっかりとバストをホールドしてくれるものの、ブラトップ・ノンワイヤーブラはワイヤーが入っていないためどうしてもホールド力に欠け、クーパー靭帯が傷んでしまう可能性が高くなります。どうしてもブラトップ・ノンワイヤーブラをつけたいとう人は、バストの土台となっている大胸筋を鍛えることでクーパー靭帯を少しでも丈夫に保つといいでしょう。

デメリットその4「女性の魅力の低下」

セクシーなブラジャーなどに比べると、ブラトップ・ノンワイヤーブラは手抜き感があるというイメージもあるようです。確かにセクシーな下着を付けている時と、ブラトップ・ノンワイヤーブラを付けている時では気分が違いますよね。

ただし、シンプルなブラトップ・ノンワイヤーブラのほうが下着のような感じがなく好感が持てるという意見も男女共にあり、これは好みや考え方の違いにあるようです。しかしながら、セクシーな下着とシンプルなブラトップ・ノンワイヤーブラでは全く感じが違うのも事実。気分転換にたまには気合を入れた下着で過ごしてみるのもいいかもしれませんよ。

デメリットその5「胸が垂れる」

以上のようなデメリットからもわかるように、最終的にブラトップ・ノンワイヤーブラばかりを使っていたら胸が垂れてしまう可能性は高いと言えます。

まとめ

ブラトップについて、いかがでしたでしょうか?ブラトップ・ノンワイヤーブラは締めつけ感がなくてとても解放感があり、リラックスして過ごすことが出来ますが、ずっとつけ続けているとどうしても補正力がないため、バストのお肉が流れてしまったりバストの形が崩れてしまったりします。

垂れないバストのためにもブラトップ・ノンワイヤーブラだけでなく、きちんとワイヤーが入ったブラジャーも着用するようにしましょう。

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