妊娠は新しい命を授かるということ。とても喜ばしいことでもありますが、でも予期せぬ妊娠の場合は「妊娠騒動」に発展してしまうこともあります。二人が既に結婚している夫婦で、子供を望んでいたということなら何も困ることはないでしょう。ただ「よかったね、赤ちゃんに会えるのが楽しみ」と未来を楽しみに家族での愛情を育んでいけばいいわけです。しかし、もしもあなたも彼氏も妊娠を望んで居たわけではなかったとしたら？
付き合っている人がいるという場合、多くのカップルがセックスをするでしょう。中にはプラトニックな関係を貫いて、一切肉体関係は結ばないという愛の形もあるようですがそれは多様性が認められてきている現代においてもまだ少ない愛の形ですよね。セックスをするということは、少なからず妊娠の可能性があるということです。低用量ピルを使えばほぼ100％という確率で避妊が出来ますが、海外ではかなり浸透しているものの日本ではまだそこまで浸透していません。しかし、日本で主流となっているコンドームを使った避妊ではなんと14％ものカップルが妊娠しているという事実があるんです。これはとても多い数字ですよね。
また、単純に生理が遅れてしまっているという場合も考えられます。あなたや周りの友達も生理がなかなか来ないことから「もしかしたら妊娠したかも…」と不安になったことが一度や二度はあるかもしれませんね。生理が遅れるということは珍しいことではないものの、「妊娠したかも」と思うと不安で仕方なくなってしまいますよね。今回はそんな、彼女から妊娠を告げられた時に彼氏が思う本音についてご紹介させていただきたいと思います。生理が遅れてしまっており「もしかしたら妊娠したかも」と今まさに不安な気持ちを抱えてしまっている女性はもちろんのこと、彼の気持ちが気になっているという女性も是非参考にされてみてくださいね。
目次
「妊娠したかも」反応でわかる彼氏の本音3つ
それではこれから早速、彼女から妊娠を伝えられた彼氏の反応でわかる本音についてご紹介させていただきたいと思います。とはいえこれはあくまで一つの例なので、こういうことを思っているかもしれないという参考として考えていただければと思います。
妊娠は女性にとってはもちろん大きいことですが、男性にとってもとても大きいことですよね。二人の人生がかかっていることです。お互いヒートアップせずに、冷静に話せる環境を作ってから報告するのがオススメです。間違っても「妊娠したかも」という冗談や嘘で彼の気持ちを確かめないようにしましょう。そのような嘘で相手を試すことは裏切り行為ですし、二人の関係に亀裂が入ってしまうことになるかもしれません。
妊娠したかも…彼氏の反応でわかる本音その１「結婚しよう」
予期せぬ妊娠に不安で胸をいっぱいにしてしまっている。そんな女性が最も聞きたいと思うのがこの言葉なのではないでしょうか？実際に産むのか、結婚するのかどうかは別としても「あなたと一緒にいたい」という彼氏の気持ちが分かる言葉ですよね。しかし、この「結婚しよう」という反応ですが、ただただ手放しで喜ぶことが出来ないこともあります。なぜならそれは、彼の心理には２パターンあると考えられるから。
一つはもちろん、彼氏はあなたと将来的に結婚して子供もほしいなと思った。もしくは妊娠する可能性があるセックス時点でもしもの時はしっかりと責任を取ろうと決めていた、ということです。このような彼の場合は今どき珍しいくらいの誠実な人だと言ってもいいでしょう。このような彼の場合、無責任な行為が原因となって避妊が失敗してしまったという可能性はほぼないと言っていいでしょう。素敵な男性と巡り合ったことを喜び、二人で支え合って素敵な家庭を築いていってほしいなと思います。
そしてもう一つのパターンですが、これは残念ながら「とりあえずその場を収めるため」という可能性があります。妊娠報告には彼氏も相当ビビっているはずです。しかし、いつまでもビビっていたり嫌そうな顔を見せていれば彼女に嫌われてしまうかもしれない。そんな理由からとりあえず結婚しようと言ってしまったパターンんです。残念ながら、ほとんどの男性はこの後者のパターンが多いと言われています。そのため、結婚して子供が産まれてからはどうしようだとか、細かいことは一切考えていません。とにかくあなたに嫌われないこと、あなたを傷つけないための言葉だったのです。とはいえ、この男性は逃げるわけでもなく、言葉ではしっかり結婚して責任を取るということを示しています。落ち着いて冷静に話し合うこと、時間をかけることで徐々に父親としての自覚を持ち、覚悟を決めることば多いでしょう。
妊娠したかも…彼氏の反応でわかる本音その２「ちょっと考えさせてほしい」
妊娠を知った男性の素直な反応とも言えるのがこの「ちょっと考えさせて」ではないでしょうか。これから一体どうしたらいいのかわからない。そう思ってパニックを起こしてしまっている状態で、本当に何も考えられなくなってしまっているという事が考えられます。自分はこれからどうしたらいいのか、父親としてやっていけるのか、子供を育てられるのか、仕事はどうするのか、将来のことは、自分の両親や彼女の両親になんて言えばいい？貯金は？結婚はするべき？職場にはどう報告をしたらいい？そもそも産むのか？堕ろすなら別れることになる？
などなど、このように考えるべきことでいっぱいになってしまっているため、思わず「考えさせてほしい」という言葉が出てしまったパターンです。男性は大切な決断の時にあれこれ悩みがちな生き物です。いざという時の思い切りなら女性の方が遥かに良いといえるでしょう。
すぐに「結婚しよう」など、明るい返事が来なかったことに対してあなたは落ち込んでしまうかも知れません。でも、結婚という言葉で誤魔化さず二人の将来をしっかり考えるために、あなたに嫌われるかもしれないリスクを犯してあえて「考えさせてほしい」というのはある意味誠実と言えるのではないでしょうか？実際、誠実な彼氏の場合、軽々しく結婚といえずにこのような言葉が出てしまったとも考えられます。
妊娠したかも…彼氏の反応でわかる本音その３「結婚とか無理だから」
妊娠の事実を直視せず、とりあえず結婚は無理と伝えて現実から逃げようとする、一番不誠実なパターンの返答がこちらになります。一番不安を抱えているのは妊娠した当事者である彼女に決まっていますよね。しかし、彼氏は自分のことだけを考え、妊娠についてではなく「結婚は無理」と応えています。
妊娠の話は置いておくにしても、結婚が無理ならそもそもあなたとの関係は一体どうしようと思っていたのでしょうか？おかしいですよね。このように話す男性は今だけでなく、何か困ったことがあった時にもあなたを簡単に切り捨てようとするでしょう。彼の両親を知っている、職場を知っているなど、彼があなたから完全に逃げられないという場合なら大丈夫ですが、そうではない場合、もしかしたら彼が逃げ出してしまう可能性もあります。これから彼がどうするにしろ、責任は取ってもらう必要があります。もしも逃げようとするなら彼の親に相談する、弁護士に相談するなど、しっかり手は打っておくようにしましょう。
妊娠がわかってから伝える
もしもまだ彼に伝えていないのなら、彼に「妊娠したかも」と伝える前に、自分自身で妊娠検査薬を使って本当に妊娠しているのかどうかを確かめてみましょう。妊娠検査薬とは妊娠したときに分泌されるhCGというホルモンがおしっこの中に含まれているかを検査する薬です。一体いつ頃に検査を行えばいいのかというと、おおよその目安は生理予定日１週間後。hCGというホルモンは生理予定日を過ぎたころから爆発的に増加するため、生理予定日１週間後に検査をすればより確実性の高い結果を得ることが出来るのです。高い確率で妊娠しているのかどうかを確かめる妊娠検査薬ですが、確定診断ではないため、妊娠検査薬で陽性（妊娠している）が出た場合は出来るだけ早めに病院にいくようにしましょう。
しっかりと妊娠の有無を確かめてからの方がいい理由は、ストレスで生理が遅れてしまっているだけかもしれないからです。お互い妊娠を望んでいたとしてももしも実は妊娠していなかったらがっかりしてしまいますし、彼氏が妊娠を望んでいなかった場合、最悪の場合は逃げられてしまうこともあるからです。そんな事になったらあなたが傷つくことになるのは目に見えていますよね。彼が逃げてしまった後で実は妊娠していなかったとわかっても、もう二人がやり直すことは難しいといえるでしょう。本当に妊娠していたとしたら、彼が逃げる前にしっかりとどうするか話し合う必要がありますよね。妊娠は一人ではすることはありません。あなただけじゃなく、彼氏にも責任があること。彼氏に何を言われようとあなた一人が抱え込むことのないようにしましょう。
生理が遅れている、つわりのように気持ち悪いなどの症状がある場合でも、ストレスや「妊娠しているかもしれない」という思い込みからそのような症状が出てしまっている可能性も考えられます。早い段階で妊娠検査薬で検査し、産婦人科にも行くようにしましょう。そして、妊娠していることがはっきりわかってから「妊娠した」と伝えるようにしましょう。
まとめ
妊娠は女性にとってとても大きなことですよね。急なことで不安になってしまっていることでしょうが、大切なのは彼氏としっかり話し合うことです。今回ご紹介した彼氏の反応や本音は一部に過ぎません。
考えていることは人それぞれですし、一度は別れを決断したもののやっぱり結婚して一緒に子供を育てて行くと決意したカップルも存在しています。一人だけで抱え込まず、彼氏が周り友達、家族、知り合い、病院の先生に相談してみてくださいね。
