恋煩いってどんなもの?症状5つ&ハマリやすい人の特徴と治し方
UPDATE:2020.04.07
恋愛悩み

恋煩いってどんなもの?症状5つ&ハマリやすい人の特徴と治し方

好きな人が出来てからなんだか調子が悪い…そんな人は男女関わらずに「恋煩い」にかかってしまっているかもしれません。恋をしている時は大好きな人のことを考えてワクワクしたり、おしゃれやメイクも今まで以上に気合が入ったり、恋がテーマの映画や本、漫画を読んでみたり、恋って楽しいと思うものですよね。しかし、もしも「つらいな」「苦しいな」と思ってしまうことが多いならそれは「恋煩い」の症状が出ている証拠。

せっかくなら恋を楽しみたいのに一体どうしてそんなことに…。実は、恋煩いにかかりやすい人には特徴があったんです!この記事ではそんな恋煩いの症状から、恋煩いになりやすい人の特徴、治し方まで徹底的に解説していきたいと思います。恋に悩みすぎて仕事も勉強も手に付かない。そんな状態になってしまっては恋もいい方向に進む気がしませんよね。そんな今の状況をどうにかしたい!そんな風に思っている女性はぜひこれからご紹介させていただく内容を参考にしてみてくださいね。

恋煩いってどんなもの?

恋煩いって、よく聞く言葉ですが実はその意味をしっかりと理解しているという人はそこまでいないのではないでしょうか?まずは恋煩いの意味について解説させていただきたいと思います。

恋煩いとは、恋をしている時に起こる症状のこと。大好きな想い人のことばかりで頭がいっぱいになってしまい、他の事が手につかなくなってしまったりして、心と体のバランスが崩れ、気持ちが塞ぎ込んでしまうことを差しています。恋煩いはつまり「恋の病」ということなんですね。とはいえ、恋の病は病院に行っても治してもらうことはできません。恋の病に効く薬はないからです。でも、治療法はちゃんとあります。この記事でも治療法についてご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

また、恋煩いはホルモンも関係していると言われています。誰かを好きになると、脳内でドーパミンというホルモンが分泌されて高揚感がもたらされます。恋をしてドキドキするのはこのドーパミンの作用なんです。

しかしドーパミンが増える一方で、少なくなってしまうホルモンもあります。それがセロトニンです。セロトニンは心を安定させる効果がありますが、恋をしてドーパミンが増え、セロトニンが減ることでホルモンのバランスが崩れてしまい、その結果恋煩いの症状になって現れてくるのです。確かに恋をすると、相手のことを好きな気持でドキドキする反面、相手のことを考え過ぎてしまったり「こんなこと言って大丈夫だろうか」「嫌われていないだろうか」「他に好きな人がいたりしないだろうか」と様々な不安が出てきてしまいますよね。こんな風に気持ちが不安定になってしまうのには、心を安定させるホルモン、セロトニンが少なくなってしまっていることが原因だったんです。

恋煩いの症状5つ

ちょっと不安になるだけならいいですが、恋煩いの症状がずっと続くようなら辛いですよね。毎日毎日仕事や勉強に身が入らず、自分磨きもなかなか思うようにいかない…そしてそんな自分に落ち込んでしまうという、まさに悪循環が起こってしまいます。「こんな私じゃ嫌われちゃう」とまた落ち込み、どんどん泥沼化してしまうという恋煩いの負のスパイラルです。

そんな状況からは早く抜け出すべき!まずは恋煩いには一体どんな症状があるのかということをしっかりと自分で理解して、「これは恋煩いの症状なんだ」と自分で自覚することが大切です。自覚することで今自分に何が起こっているのか、そしてこれからどうしていけばいいかということが見えてきますよ。

恋煩いの症状その1「心ここにあらず」

恋煩いの代表的な症状とも言えるのがこの心ここにあらずな状態になってしまうということではないでしょうか。休みの日はもちろん、仕事中も勉強をしている時も24時間365日、どんな時でも好きな人のことで頭がいっぱいになってしまいます。集中しないといけない場面でも浮足立ってしまい、気持ちが落ち着かずそわそわして、きちんと目の前のことに集中できなくなってしまいます。

いつもは簡単にできていることも間違えてしまったり、思わぬミスをしてしまうことも。気がつけば「はぁー…」と深い溜息が漏れてしまっているということも少なくないでしょう。これは女性だけに関わらず、男性も同じような症状が出るようです。何か「やらなければいけない」ということがあればあるほど、恋煩いによって空回りしてしまうことが多くなります。恋煩いによって気持ちはすべて「好きな人」に向いています。そのため、どんなことにも集中することができなくなってしまいます。

恋煩いの症状その2「眠れなくなる」

好きな人のことで頭がいっぱいになってしまうあまり、眠れなくなったり寝付きが極端に悪くなってしまうということも。ベッドに横になっても「彼は今どうしてるかな」「これからどうすれば私に振り向いてくれるかな」「もしかしたら彼はもうほかに好きな人がいるのかもしれない」などなど。好きな人についてあれこれ考えてしまい眠れなくなってしまうのです。

しかも、やっと寝付けたと思っても好きな人が夢に出てきたり、好きな人に振られる夢や好きな人が他の人と付き合っている夢など、不安からくる悪い夢をみてしまって深夜に飛び起きることも。幸せな夢ならいいですが、悪夢で飛び起きるとような事が続くと辛いですよね。

恋煩いの症状その3「情緒不安定になる」

恋煩いではドーパミンが増える変わりに、セロトニンが減少されます。これらのホルモンバランスの乱れが原因となって、気持ちが不安定になってしまうというのも恋煩いの特徴的な症状の一つと言えるでしょう。なかなか気持ちが落ち着かず、いつもはなんとも思わないようなことですぐ感情的になって声を荒げてしまったり、ちょっとしたことで激しく落ち込んでしまったり、大したことでもないのにイライラしてしまったり。

日々の日常生活でも情緒不安定になりがちになりますが、映画やドラマを見ていても、普段はなんとも思わないようなシーンで涙が溢れて止まらなくなってしまったりということも起こるようです。少しくらい感情のアップダウンがあるようならよくても、それが一日中だったり、毎日続くようなことがあれば周りからも「どうしたの?」と思われてしまうことになりますし、何よりあなた自身が感情に振り回されてしまって疲れてしまうことになります。

まずは自分が「今恋煩いのあまり少し情緒不安定になってしまっているな」としっかり自覚することが大切です。そうやって自覚することで、情緒不安定になってしまっている自分を冷静な目でみることができるようになるので、情緒不安定な自分に対して不安な気持ちを抱かないでも済むようになります。

恋煩いの症状その4「食欲がなくなる」

これも恋煩いの代表的な症状の一つと言えるのではないでしょうか。女性だけに起こりがちだと思われているこの食欲がなくなるという恋煩いの症状ですが、実は男性もなることがあるようです。食欲不振はダイエットにもなるし一石二鳥なんて言われている部分もあるようですが、普段の食事で取っていたはずの栄養バランスが崩れてしまえばそれはお肌の状態や髪の毛のツヤなど、健康面だけでなく美容面でも悪影響が出てしまうことに。

食事は人間にとって欠かせないものです。疲れている時やストレスがたまっているとき、美味しいものを食べてストレスを発散させていたという人は大切なストレス発散方法が一つ減ることで心のバランスを崩してしまうことに。あまりに食欲不振が続くとかなり体調も悪くなってしまいます。

恋煩いの症状その5「やつれる」

このような食欲不振や睡眠不足状態が続けば、当然体にもその影響が出てきてしまいますよね。恋煩いによって寝不足が続き、更に食欲不振で栄養が足りなくなってしまうと、体重が減ってやつれてしまいます。健康的な痩せ方なら素敵ですが、やつれるとどこか生気のない不幸っぽい印象に。目の周りにクマができて、お肌も髪もめちゃくちゃ。そんな状態になってしまっては自分に自信を失ってしまうことになるかもしれません。

恋煩いになりやすい人の特徴

このような恋煩いですが、中には恋をしても全く恋煩いにならないという人もいます。実は恋煩いになりやすい人が存在しているんです。ここではそんな、恋煩いになりやすい人の特徴をご紹介したいと思います。

  • 恋愛体質
  • 一途な女性
  • 極度の寂しがりや
  • 恋愛経験が少ない
  • 愛情表現が強い
  • 心配性
  • 真面目
  • 恋をするとのめり込んでしまう

このような人は、恋煩いにかかる確率が普通の人よりもかなり高くなることでしょう。もしも自分に当てはまっているな、と思ったら恋煩いの対策も考えておくことをおすすめしますよ。

恋煩いの治し方

少しなら恋を実感するのに効果的である恋煩いも、ずっと続くのでは困ったものですよね。恋の病に効く薬はありませんが、有効な治療法はいくつか存在しています。

ちょっと恋にのめり込みすぎていて日常生活に支障が出てしまっているなという人はこれからご紹介する治療法を試してみてくださいね。

  • 休日に予定を入れる
  • 趣味に没頭する
  • 映画やドラマで思いっきり泣く
  • 自分磨きをする
  • 思い切って告白する・諦める

恋煩いをしてしまっている時はなかなか他のことに気持ちがいかなくなるものの、予定を入れてしまえばそれに合わせて行動するしかなくなります。彼のことを考えて休日が潰れてしまう…そんな人は趣味の予定、自分磨きの予定を入れるのがおすすめです。恋愛関係のドラマや映画で思いっきり泣くのもおすすめです。長く辛い片想いの恋煩いに苦しんでいる人は、恋煩いをきっかけに思い切って告白したり、気持ちを諦めることも一つの手段です。

まとめ

恋煩いについてご紹介させていただきましたが、自分に当てはまるなと思った特徴はありましたか?恋煩いも続くと日常生活に支障が出てきてしまうので、くれぐれもほどほどに。まずいなと思ったら治療法を実践してみてくださいね。

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