皆さんはリア充グループの中に潜むキョロ充の特徴や性質はご存知ですか?キョロ充はネットから生まれた言葉でありあまり良い意味に捉えられる事はありません。
「もしかして私ってキョロ充って思われてる?」「あの人ってキョロ充なのかな?」と思ったら是非こちらの記事を参考にしてみて下さい。キョロ充は周囲の人間から嫌われてしまう事が多いので、時分の特徴がキョロ充になっていないかどうかをチェックしておく事はとても大切です。
目次
そもそも「キョロ充」とは?
社会人ではなく高校生や大学生などに多く見られるキョロ充とは、簡単に説明すると『いつもキョロキョロ友人を探している人』という意味です。リア充が『リアルが充実している人』という意味であるのに対して考えるとあまり肯定的な意味ではないのがキョロ充です。
過敏に人の目を気にしてしまい「リア充だと思われたい」と考えているのがキョロ充の特徴であり、常に好きな事をして仲の良い友達と充実した毎日を過ごしているリア充の事をキョロキョロと探す様からキョロ充と名付けられたそうで、ネットから広まり一般的な言葉にまでなってきました。
「リア充」との違い
キョロ充は一見するとリア充の人と同じグループに属していますので毎日楽しい生活を送っていると思われがちですが全くそんな事はありません。キョロ充の人は常に人に気を使い人に合わせながら周囲の事ばかり考えた生活を送っていますので、発信も行動も中身が伴わない空っぽのものが多いので、本当に仲の良い親友のような人は一人もしません。
リア充の人は自分の趣味や交友関係において充実した毎日を送っている人のことなのでキョロ充のように無理して毎日楽しいフリをしている訳ではありませんので多きな違いがあります。
「友達がいないと思われたくない」「孤独だと思われたくない」という強い気持ちからキョロ充はどこかのグループに属したいと考えますが、リア充の人は1人でいても苦ではなく、何もしていなくても周りから人が寄ってくる人が多いです。自分の意志がきちんとあり自分のやりたい事をきちんとしているリア充とは大きく違うという訳です。
「ぼっち」との違い
「ぼっち」と「キョロ充」は孤独を受け入れる事ができるかできないかの差があります。ぼっちとは1人で行動している人の事を指しますが、それは好きでやっている訳ではないケースが多く、人見知りだったり友達作りが苦手だったりという理由から1人浮いた存在になってしまいます。
リア充になりたいキョロ充の人は「ぼっち」である事に強い嫌悪感を抱きますので何とか周囲の人間に溶け込みたいと熱望します。ぼっちである事を受け入れる事ができないのがキョロ充。別にぼっちでも最悪良いかなと受け入れる事ができるのがぼっちの人の特徴です。
周囲からは面白くなくて痛い人と思われてしまう
キョロ充の人は周囲の人間から「テンションだけが高くて面白くなくて痛い人」と思われてしまうケースが非常に多いです。キョロ充の人は周囲に溶け込みたい願望が強すぎて無理をしてしまう傾向にありますので、そうなると無理なハイテンションで周りを楽しませようと頑張ってしまったり、今はそんな空気じゃないのに…という場面でも頑張ってテンションを上げたりしてしまいます。
更に周囲の人に同調してしまうキョロ充の人の会話は基本的には面白くないと思われてしまうケースも多々あります。中身のない空っぽの会話が多いですし、自分自身の個性というものを持っていない可能性が高いので、周りの意見に同調して、嫌われないような当たり障りのない意見が多いので周囲の人間の心に響くことがないのです。
そうなってくると誰かの親友になれたり、困ったらあの人に相談しようみたいな唯一無二の存在になる事はありませんよね。いつも常に近くにいるし邪魔ではないけど、時々うるさくてウザくて親密な話はできない…キョロ充の人はそういう扱いを受けるケースがとても多いのです。
私ってキョロ充…?共通する特徴を紹介
女性は学生時代はグループを作り仲良しが集まって過ごすことが多いかと思いますが、リア充グループに所属しているはずなのになぜかいつも浮いてしまう事があったりする人はいませんか?
キョロ充は周囲の人間に嫌われてしまう要素を沢山含んでいますので、今から説明するものに多く当てはまる人はもしかしたら周囲からキョロ充と思われているかもしれません…
いつもテンションが高い
キョロ充の行動理念は「人に嫌われたくない」というものが多いので、仲良しグループのノリやテンションについていかないといけないという意識が人一倍強いのが特徴です。グループの他の子が楽しんでいれば人一倍楽しみ、他の子が悲しんでいれば人一倍悲しんでくれますが、そのテンションが人一倍高い事で周りから温度が違うと敬遠されてしまう可能性があります。
キョロ充の人は周りの人と温度を合わせられていると勘違いして頑張ってしまいますが、周りの人からすれば無理してテンションを合わせようとしなくてもいい訳ですから、ちょっと違うなぁという空気になってしまう事も…
周囲の人を気にしすぎてしまう人は周りの目を気にして自分で自分のテンションがよくわからなくなってしまう事がありますので注意する必要があります。キョロ充の自覚がある人は、自分は自分らしくありのままで生活する事を心がけるのが良いと思いますよ。
SNS更新頻度や返信が早い
キョロ充の行動理念である「嫌われたくない」「馴染みたい」という気持ちはSNSの更新頻度やログイン時間の長さ、返事の早さやコメントをこまめにするなどの特徴で言い表す事が出来ます。
基本的にSNS依存している人が多いのがキョロ充の人の特徴なので、返信もすぐにきますし、長文で可愛い文面になる事が多いのが特徴です。SNSの更新頻度も高く、人のツイートなどに対するコメントもまめで、常に色々な人の動向を気にしてチェックしている節があります。
しかしこれらの行動も不可思議な面があったりすると気味悪がられる傾向にありますので注意が必要です。例えばいつ連絡してもすぐに返事がきたり、自分の何気ないツイートや投稿にいつもコメントをしてくるのってちょっと気持ち悪いと感じませんか?相手が重いなぁと感じてしまう位に頻繁には連絡しない方がいいかと思いますよ。こちらも自然体が一番です。
自分の事は全然話さない
キョロ充の人は基本的には自分に自信がありません。自分に自信がないのでリア充の人を見つけて何とか溶け込もうと頑張るのです。そうなると自分の話はつまらないと思っている事が多いので、全く自分の事を話さない人になってしまいます。
無理して自分の話ばかりするのもどうかと思いますが、友達になりたいのであればきちんと自分の事を話さないと心からの友達になる事なんてできませんよね。相手の事を知らないと相手が何を考えているのか分かりませんし、自分の事を話さない人は自分の心を開いていないと相手にみなされて、知らない間に壁を作られてしまっている可能性も考えられます。
嫌われるんじゃないかという疑心暗鬼で自分自身の事を話さないのではなく、自分の思っている事を素直に口にする事が大切です。そうする事で相手も気持ちを開いていき、本当の友達になれるようになるのです。
周囲の目を異様に気にする
キョロ充の人は「一人で寂しい人と思われたくない」気持ちがとても強いので周囲の目を異様に気にする習性があります。周囲の人は自分がおもっている以上に自分に注目していないものですが、キョロ充の人はそれに気がつきません。常に周りが自分の事をどう見ているのかを気にして考えてしまいます。
リア充グループにどうしても属したいと考える心理も周囲の目を気にしてしまうからこその行動であり、周囲の目を気にしていないのであれば1人で静かに過ごしたいと考えている人もいるでしょうけども、寂しい人、孤独な人、友達がいない人とおもわれたくない為に無理をして生活をしているのです。
周囲の目を気にするなとは思いませんが、気にしすぎる必要は全くありません。周囲の目を気にしすぎて行動していると自分の行動が著しく制限されてしまいますので、そうならないように自分なりの行動を心がけるのが良いでしょう。
一人で行動する事ができない
周囲の目を異様に気にしてしまうキョロ充の人は自分一人で行動する事ができません。反対にリア充の人は一人で行動するのも全く気にしない人が多く、自分一人でもやりたい時にやりたい事をして、行きたい時に行きたい場所に行けるのがリア充です。周囲の目を気にして自由な行動ができないのがキョロ充です。
例えばトイレ。女性はトイレに集団で行く場合が多いですがキョロ充の場合はこれが顕著で、自分一人でトイレに行くなんてもっての他です。グループに属しているリーダー格の子がトイレに行くまで我慢したり、誰かと一緒に行けるタイミングになるまで我慢したりするキョロ充の人はとても多いんだそうです。
自分の為に相手を待たせるのも極端に嫌う為、周りの子がトイレに行きたくなくて自分だけが行きたいケースでも自分からトイレに行きたいと言う事ができません。周囲の人間に無理して合わせてしまうというのはこういう所でも出てしまうのです。
まとめ
リア充グループに属している一番低下層の人間であるという意味合いが強いキョロ充の特徴と性質を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。リア充について周っているので一見すると楽しい生活を送っているように見えて実は全くそうではなく、無理にあわせているのがキョロ充の特徴。アナタの周りにもこういったキョロ充の特徴を持ち合わせている人っていませんか?
キョロ充の人は「自分は満たされている」と思い込もうとする性質がありますので、楽しそうに見えて楽しくない生活で知らない間にストレスが溜まり、体調不良になってしまうケースもあるんだそうです。キョロ充の特徴に多く当てはまったという人は日々の生活を見直す必要がもしかしたらあるかもしれませんね。