友達から「お金を貸してほしい」とお願いされたことはありますか?お金の貸し借りは金額の大きい小さいに関わらずトラブルを引き起こしてしまうきっかけにもなることですよね。実際、テレビのワイドショーでも芸能人の借金騒動などを見かけることもあります。仲のいい友達に信じてお金を貸したのにいつまで経っても返してくれないどころか、お金を借りていることすら忘れている素振りを見せている…そんな時、モヤモヤしてしまいますよね。
今までの人生で誰かにお金を借りたり、貸したことが全くないという人はどのくらいいるでしょうか?100円などの小さい額ならほとんどの人が誰かにお金を貸したことがあるのではないでしょうか。たまたま持ち合わせがなかった時にちょっと借りることはありますよね。100円や1000円くらいなら「返ってこなくても仕方がない、あげるつもり貸す」ということが出来るかもしれませんが、そんなお金の貸し借りも金額が大きくなってきてしまうと「わかった、貸すね」とも言えなくなってしまいます。どんなに仲の良い親友でもそれは同じ。むしろ、本当に仲のいい、大切にしたい人だからこそトラブルの原因になるお金の貸し借りはしたくないという人も少なくないのではないでしょうか?
でも、大切な友達から申し訳なさそうに頼まれたらどんな断り方をすればいいのか、わからなくなって頭を悩ませてしまいますよね。この記事ではそんな時に活用したい、友達からの借金の申し入れの上手な断り方についてご紹介させていただきたいと思います。今既に友達からお金を借りたいと言われてしまって困っているという人はもちろん、過去にお金のことでトラブルになって、これからは絶対にトラブルに巻き込まれないために知識を身に付けておきたいという人も是非これからご紹介させていただく方法を試してみてくださいね。
目次
そもそも友達にお金は貸していいの?貸さない方がいいの?
この記事を読んでいる方の中にはもしかしたら断り方を探しているのではなく「貸そうか貸すまいか」と考え込んでしまっている人もいらっしゃるのではないでしょうか。どのくらいの金額を貸してほしいと頼まれたのかはわかりませんが、あなたの懐に余裕があればそう考えてしまっても無理もないのかもしれません。
そもそも、友達にお金は貸していいのでしょうか?貸さない方がいいんでしょうか?
これについては明確な答えは出ていないというのが結論ではないでしょうか。なぜなら、人それぞれケースは異なるからです。この世界には誰一人同じ人がいないように、全く同じ状況に立たされているという人は一人として存在していません。きちんと耳を揃えて返してくれるかもしれないし、踏み倒されて険悪な関係になってしまうかもしれない。もしくは、あなたが「貸すのはあげるのと同じこと」とかしたお金が一切返ってこなくても責めず、そのまま関係を続けていくか。この他にも様々です。
ただし、世の中には信じて借金の連帯保証人になり、その結果騙されて莫大な借金を背負い家庭がめちゃくちゃになってしまった人も存在しています。「大切な友人なんだから自分がお金を貸さないといけない」なんて義務感は捨てて、しっかりと未来のことを見据えてお金を貸すのかどうかを考えるべきではないでしょうか。
友人からの借金の申し入れの上手な断り方9つ
それでは早速、友人からの借金の申し入れを上手に断る方法をご紹介させていただきたいと思います。一体友達がどのような事情で、一体どのくらいの借金をあなたにお願いしているのかはわかりませんが、ここではとにかく上手に借金を断るための方法についてご紹介させていただきたいと思います。
何度も断っているのにしつこくされる、申し訳ないけどお金は貸したくない…そんな状況になっている方は是非参考にしてみてください。
借金の上手な断り方その1「お金は貸せないと伝える」
まずははっきりと「お金を貸すことは出来ない」と断るという方法からです。こちらとしてはなんとかはっきり言わず、はぐらかす程度で断りたいところですよね。しかし相手は必死です。お金を借りなければいけない…そのために普段では考えられないようなしつこさで借金の申し入れをしてきます。
ダラダラとはぐらかしてきて、そこで最後に「お金は貸せない」というと、相手は今までお金が必要な理由や必死さをあなたに訴えてきたのに、裏切られたと思ってしまいます。実際には裏切りでもなんでもありませんが、精神状態が不安定になっているためそう感じてしまうんです。そうなると関係が悪化してしまいますよね。なので最初にきっぱりと「ごめん、お金は貸せない」と断るようにしましょう。
借金の上手な断り方その2「自分も借金があると言う」
大して仲良くない友達からの借金なら適当に断れるものの、困るのが仲のいい友達からの借金の申し入れですよね。貸してあげたいのは山々ですが親友だからこそお金を貸したくない、そんな思いもあると思います。もしも何かがあってお金を返してくれなかったなど、トラブルになってしまっては大変です。親友と金銭トラブルになれば悲しい結果になるのは間違いないでしょう。
そんな時は「ごめん、実は私も借金してるからお金を貸せないんだ」と打ち明けてみましょう。本当に借金がある人もいるかもしれませんし、全く借金がないという人もいるかもしれませんね。でも借金がない人もこの時ばかりは嘘をつきましょう。嘘も方便といいますが、これは誰かを貶めるための嘘ではありません。友人を傷つけずに借金を断るための嘘ならいいのではないでしょうか。
借金の上手な断り方その3「お金は夫が管理しているから貸せない」
あなたが結婚しているなら、旦那さんがお金を冠しているから貸せないと伝えるのもいいでしょう。貸すお金が無ければ貸すことも出来ませんもんね。しかし、もしも友達とあなたの夫が知り合いだった場合など、場合によっては友達があなたの夫と交渉をする可能性もあります。その時はあなたの夫とも事前に話して置く必要があるでしょう。
借金の上手な断り方その4「親からダメだと言われている」
お金に貸し借りとなると親のことを出すのも効果的です。お金を貸してしまったら親を裏切ってしまうことになるから、悪いけど貸せないと言えばいいでしょう。流石に借金で困っていようともあなたの親に頼み込んで借金をさせてくれと言ってくる友達はいないでしょう。
しかし、仲のいい友達であなたの親について知っている場合や、親が他界してしまっている場合にはこの方法は使う事はできませんので注意が必要です。
借金の上手な断り方その5「義理の親からダメだと言われている」
あなたが結婚しているなら、義理の親を出すのもいいでしょう。親を出すよりも効果的なのがこちらの方法です。義理の家族関係はとってもデリケートですよね。そんなデリケートな義理の家族関係に全くの無関係である友人が入り込んでくるという可能性は殆ど無いと言ってもいいでしょう。もちろん、未婚の人は残念ながらこの方法は使うことは出来ません。
借金の上手な断り方その6「ローンを紹介する」
自分は貸せないけどと伝えた上で、低金利のローンを紹介するという方法もあります。ギャンブルなどではなく親が病気になってしまったなど、まっとうな理由でお金を必要としているなら一緒になって低金利のローンを探してあげるのもいいのではないでしょうか。
ここで「貸してって言ってるのになんでローンなんて紹介するの?」と逆ギレしてくるようなら要注意です。ローンを進められて逆ギレするような人の場合、そのまま借金を踏み倒してしまおう、返さなくてもいいだろうという可能性が高いといえます。本当にきちんと返す気があるならローンでもなんでもいいわけですから。もしもそのような人だった場合は、これからの友人関係について考え直すこともオススメします。
借金の上手な断り方その7「債務整理をすすめる」
明らかに破綻している、これからお金を借りようがよくなる見込みがない…そんな場合は債務整理をすすめてみてはいかがでしょうか。プライドの高い人は債務整理というと意地になってどうしても避けようとしますが、債務整理してからだってやりようはあります。今意地になって余計に借金をふくらませる必要はないのです。
借金の上手な断り方その8「身近な人への借金をすすめる」
まずは自分は貸せないということを伝え、そしてそれからその友人の家族や兄弟に借金してみてはどうかと提案してみましょう。本来ならお金の相談なんて友達にするべきではありませんよね。お金を借りたいあまりに必死になって視野が狭くなってしまっているという場合も考えられます。そのため肉親に頼み込むという当たり前のことを考えられない人も多いのです。一度友人に提案してみるといいですよ。ただ、もしかすると既に相談したけど断られたためにあなたに話しているという可能性もあります。なのでまずは最初にあなたもきちんと断るということは忘れないでくださいね。
借金の上手な断り方その9「新興宗教にお金をつぎ込んだと言って断る」
あらゆる断り方をしてもどうしても引いてくれない、そんな友達には「新興宗教にハマってしまって莫大なお金をつぎ込んでしまったため、私もお金がない」と伝えましょう。今は怪しげな新興宗教もたくさんありますよね。そんな新興宗教にハマってしまった被害者で、しかもまだ借金があるということを伝えるんです。これはかなりのインパクトなので、むしろ「大丈夫?」と友達が心配してくれるかもしれません。このような辛い思いをしてきた人に頼んでも無駄だろうと思い借金を諦めてくれる可能性が高いはずです。
まとめ
友達からの借金の申し入れを上手に断る方法についていかがだったでしょうか?金銭トラブルを招く危険性のある借金は上手に断って、友達とずっといい関係でいられるようにしましょう!