ニキビは思春期までだと思っていたのに、意外と大人になってもニキビってできますよね。
思春期にできるニキビと、大人になってできるニキビは、原因も対策法も違っているんです。
大人ニキビができてしまったら、生活習慣全般の改善をすることが大事になります。
今回はその中でも「洗顔」に注目して、改善方法を紹介します!
毎日なんとなくやっている洗顔を見直して、ニキビ知らずのお肌を作りましょう!
目次
大人ニキビはなぜできる?
大人ニキビは、生活習慣に由来していることが多いです。
これから紹介する生活習慣が1つでも当てはまっていたら、今すぐ改善に向けて動きましょう!
生活習慣の乱れ
- 食生活が乱れている
- 睡眠時間が短い
- ストレスが多い
忙しい日々を送っていると、このような生活習慣の乱れが起こりがちです。
全てを一気に改善することは難しいですが、できるところから少しずつ改善していくと、ニキビが落ち着きやすいです。
メイク汚れが残っている
- 崩れにくい化粧下地やファンデーションを使ってメイクをしている
- クレンジングや洗顔でメイクが落とせていない
崩れにくいメイクは、日中のメイク直しがいらず便利ですが、メイクをオフしたいときにも落としづらいものです。
「●時間化粧もちデータ取得」というような、化粧もちの長さが特徴の商品を使うときは、しっかり落とせるクレンジングでメイクを落とすことにも目を向けましょう。
「クレンジングや洗顔を頑張りすぎると、乾燥してしまう」と恐れている人の多くが、汚れを残すような洗い方をしています。
汚れには、メイクの汚れ、皮脂による汚れ、汗による汚れなど、様々な種類があります。
お肌の上に汚れを残したままで、「乾燥知らずの肌になった」と喜んでいると思うと、ゾッとしますよね。
汚れを落とすために、毎日時間をとって、クレンジングや洗顔をしているはずです。
クレンジングや洗顔の時間を有効に使って、しっかりと日々の汚れを落としましょう!
大人ニキビの特徴
大人ニキビは、思春期にできるニキビとは違う特徴を持っています。
大人ニキビの特徴を知って、対策していきましょう!
肌質に関係なくニキビができる
思春期にできるニキビは、皮脂の分泌が多い「脂性肌」の人によく見られます。
しかし大人ニキビは、肌質に関係なく発生して、乾燥肌の人にも発生します。
フェイスラインにそってニキビができることが多い
思春期にできるニキビは、皮脂の分泌が多いことが原因なので、皮脂の分泌が多いTゾーンを中心にできます。
しかし大人ニキビは、肌質に関係なくニキビができるので、皮脂が少ないところにもニキビができます。
大人ニキビに特徴的なのが、フェイスラインにそってニキビができる場合が多いことです。
洗顔方法をマスターしよう!
大人ニキビの対策方法はたくさんありますが、その中でも重要なのが「洗顔」です。
毎日何気なくやっている洗顔が間違っていたら、毎日ニキビが悪化する原因を作っているかも!?
ニキビケアができる正しい洗顔に切り替えて、ニキビを減らしましょう。
洗顔のポイントは、以下の4つです。
- 洗顔料の適量を守る
- もっちり泡を作って、手と顔の間に泡が常にある状態を作る
- ちょうどよい洗顔時間を守る
- しっかりすすぐ
もっちり泡づくりをマスターできれば、洗顔の半分は攻略できます!まずは泡づくりに重点を置いてみましょう。
洗顔料の適量を守る
洗顔料の適量って、気にしたことありますか?
洗顔料をたくさん使いすぎると、お肌への刺激が強すぎてピリピリしたり、お肌に必要なうるおいまで落としたりすることも。反対に量が少ないと、落とすべき汚れもお肌に残ってしまいます。
適量を気にして洗顔をするように心がけると、汚れを落としつつうるおいを残す洗顔ができるようになります!
チューブタイプの洗顔料なら、「チューブから●cm出す」などの説明があることが多くて、適量がわかりやすいです。
適量がちょっとわかりづらいのが、固形石けん。使うものによって適量は違いますが、適量よりも少なめの量を使っている人が多いです。
泡だてネットに石けんをこすりつけて、ネットの網目に石けんがついていることが見えるくらいの量で、一度使ってみましょう。
「使う量が少なすぎて、広告で見るようなもっちり泡ができなかった!」と気づけるかもしれません。
もっちり泡を作って、手と顔の間に泡が常にある状態を作る
適量を使うことと同じくらい大事なのが、泡立てを頑張ること。
実は、「十分な泡立てができていない人が7割もいる」という調査結果も出ているんです。
参考:佐藤千尋:水性洗顔料の使用方法と肌への影響—肌にやさしい理想的な泡による洗顔について.粧技誌,47: 93–99, 2013.
もっちり泡で洗うと、お肌に吸着する界面活性剤の量を減らしたり、手と顔の摩擦を減らしたりすることができるので、低刺激で洗うことができます。
泡立てが上手ではない人は、洗顔料を多めに使うことで泡を作ろうとして、お肌に刺激を与えすぎてしまいます。
適量を守って、しっかりと泡立てれば、もっちり泡は作れます!
洗顔料を多めに使っている人は、泡立て方法を見直してみると、洗顔料の使用量を減らすことができますよ。
この2点を守るだけで、もっちり泡に近づけます!
- 空気を含ませるように泡立てること
- 途中で加える水の量は少なめにしておくこと
メレンゲを作るような気持ちで、空気を含ませながら泡だてていきます。手で行うのは少しコツがいるので、泡だてネットを購入して行うと簡単にできます!
途中で水を加えすぎると、泡立ての最中に手から泡が落ちるような、スカスカの泡になってしまいます。
あとで水を加えることはできますが、一度加えた水を減らすことはできません。水を加えるときは、一滴ずつ慎重に加えることが大事です。
うまくいかない場合は、YouTubeの動画などを見て再チャレンジしてみましょう!
ちょうどよい洗顔時間を守る
洗顔の時間が足りていないと、水洗いよりもちょっと汚れが取れた程度になってしまい、汚れの大部分を残してしまいがちです。
逆に張り切りすぎて洗顔の時間が長くなると、お肌に必要なうるおいも奪ってしまいます。
泡を顔の上に乗せておく時間は、30秒〜1分が適切であると言われています。
長すぎず短すぎず、ちょうどよい時間を守りましょう!
しっかりすすぐ
すすぎが足りていないと、泡がお肌に残っていないように見えても、界面活性剤などの洗浄成分がお肌に残っていて、ニキビや乾燥の原因になります。
洗顔してニキビの原因を減らしているつもりが、ニキビの原因を作ってしまっているかもしれません!
すすぎは10回〜20回程度、しつこいと思うくらいやりましょう。
洗顔の注意点
洗顔の時に見落としがちなポイントを、2つ紹介します。
この2つをやっていないと、洗顔を見直した効果があまり感じられないかも?
細かいところまで気を配って、ニキビを撃退しましょう!
日焼け止めだけ塗った日は要注意
日焼け止めだけ塗った日は、クレンジングを飛ばしていませんか?
実は、『洗顔料やボディーソープで落とせる日焼け止め』と、『クレンジングが必要な日焼け止め』があります。
クレンジングが必要な日焼け止めを、洗顔料だけで落とそうとしても、お肌に日焼け止めが残ってしまいます。
メイクをせずに肌に優しい行動をしているつもりが、日焼け止めを適切に落とさないという肌に悪い行動をすると、お肌の状態は悪くなります。
洗顔料やボディーソープで落とせると表示がない場合は、クレンジングを使って日焼け止めを落としましょう。
泡だてネットを定期的に交換する
洗顔のときに使う泡だてネットを、破れるまで使っていませんか?
泡だてネットの繊維が弱くなっていると、泡だちが悪くなります。繊維が弱くなってきたのを感じたら、破れていなくてもすぐに交換しましょう。
泡だてネットは100均でも買えますし、高いものを選んでも500円以内のことがほとんどです。
高いものではないので、ケチらずに交換しましょう。
洗顔を見直して大人ニキビを治そう!
毎日行なっている洗顔が間違っていると、毎日ニキビの原因を増やしているかもしれません。
逆に、毎日の洗顔を正しいものに変えると、ニキビの原因を減らせますよ。
何気なく行なっている洗顔を見直して、美肌を手に入れましょう。
大人ニキビの改善方法は、こちらの記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。