大人ニキビがあると、すっぴんに自信が持てなかったり、メイクが楽しめなかったりしますよね。
一度治っても、またすぐにニキビを繰り返してしまうことも。
大人ニキビの原因や、大人ニキビを早く治すための方法を紹介しています。
対策をしっかりして、大人ニキビから早めに卒業しましょう!
目次
大人ニキビの特徴
大人ニキビは、思春期にできるニキビとは違う特徴を持っています。
大人ニキビだけに見られる特徴を、2つ紹介します。
肌質に関係なくニキビができる
思春期にできるニキビは、脂性肌の人に多く発生しています。
しかし大人ニキビは、肌質に関係なく発生して、乾燥肌でも発生します。
お肌の水分や皮脂が不足した乾燥肌は、バリア機能が低下して、様々な肌トラブルを抱えやすくなります。
バリア機能が低下したお肌は、角質を分厚くすることでお肌を守ろうとします。
角質が分厚くなると、毛穴がふさがりやすくなり、乾燥肌でもニキビができることがあります。
フェイスラインにそってニキビができることが多い
思春期にできるニキビは、皮脂の分泌が多すぎることが主な原因なので、皮脂の分泌が多いTゾーンを中心にできます。
しかし大人ニキビは、皮脂の分泌だけが原因でなく、肌質に関係なくニキビができます。
皮脂が少ないところでも、ニキビができることがよくあります。
大人ニキビに特徴的なのが、フェイスラインにそってニキビができる場合が多いことです。
大人ニキビができる理由は?
大人ニキビは、このような理由で発生します。
- 皮脂の分泌が多い
- 洗顔のすすぎ残し
- メイクの落とし忘れ
- 間違ったスキンケア
- 偏った食生活
- ストレスなどによるホルモンバランスの乱れ
大人ニキビは、「生活習慣の乱れ」が原因であることが多いです。
生活習慣の乱れが原因である大人ニキビは、思春期にできるニキビに比べると、年齢とともに落ち着くことが少ないです。
「年齢とともにそのうち落ち着くだろう」が通用しない大人ニキビを治すためには、自分の生活習慣を改めることが、とても大事になります!
毎日忙しく過ごしていて、スキンケアにかける時間が少なすぎると、「洗顔のすすぎ残し」「メイクの落とし忘れ」が発生しやすくなります。
忙しい生活をしていると、外食やコンビニ頼って食生活も乱れがちですし、ストレスも溜まります。
大人ニキビを治すためには、「忙しすぎる生活を見直す」ことを意識しましょう!
大人ニキビを早く治す方法
大人ニキビを早く治すための方法を、8つ紹介します。
すぐに取り入れられそうなものからはじめて、ニキビを少しずつ撃退していきましょう!
まずは皮膚科へ行こう
ニキビができても、3日程度で落ち着くものであれば、それほど気になりませんよね。
でも、1週間くらい経ってもまったく治る気配がなければ、ちょっと気になってきます。
「なかなかニキビが治らない」と思ったら、皮膚科へ行って診察してもらいましょう。
「ニキビくらいで皮膚科に行っていいの?」と思うかもしれませんが、ニキビには「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」という病名もついています。
ニキビに悩んで皮膚科に行くのは普通のことなので、気になったら皮膚科へ行くことを考えましょう!
食事を見直そう
ニキビができやすい人は、食事日記をつけておきましょう。
食事日記をつけておくと、ニキビができる前によく食べるもののパターンがわかることがあります。
「外食が多かった」「脂っこいものをよく食べていた」など、自分のパターンがわかれば、対策がしやすくなりますよ。
ニキビができるときは、このような食事をしていることが多いです。
- コンビニ食・ジャンクフードが多い
- 外食が多い
- 揚げ物をよく食べる
- スナック菓子をよく食べる
- チョコレートをよく食べる
食事日記を見直す中で、上にあげたような食事が多くなっていないかどうか、再度確認してみましょう。
クレンジング・洗顔を見直そう
クレンジングや洗顔で、汚れがきちんと落とせておらず、ニキビができることも多いです。
メイクは外見を美しく見せてくれるものですが、肌にとっては汚れです。
「メイク汚れをきちんと落とせているかな?」と不安なときは、洗顔後にコットンに乳液を含ませて、拭き取ってみましょう。
コットンにメイク汚れがついていたら、クレンジングや洗顔でメイクが落ちていないことがわかります。
メイクを見直そう
メイクが崩れにくい化粧下地・ファンデーションを使っていると、ニキビが増えることがあります。
メイクが崩れにくい化粧下地・ファンデーションは、日中はメイクが落ちず嬉しいものですが、夜にメイクをオフしたいときも落としにくいものです。
クレンジングや洗顔を頑張っているつもりでも、意外と化粧下地やファンデーションが残ったままになってしまうことがあります。
化粧下地やファンデーションが残ったままになっていると、毛穴詰まりの原因になり、ニキビができやすくなります。
メイクが崩れにくい化粧下地・ファンデーションは、『メイクを絶対に崩したくない日』だけ使うようにして、普段はオフしやすい化粧下地・ファンデーションを使うようにしましょう。
スキンケアを見直そう
クリームなどの油分が多いアイテムを使いすぎると、お肌の油分が過剰になって、ニキビが育ちやすい環境ができあがります。
「スキンケアはたくさん使えば使うほどいい」という考え方を持っていると、ニキビを含む肌荒れが進みやすいお肌を作っていることがあります。
スキンケアは「足りない水分と油分を補う」という意識を持って、適量を守って使いましょう。
生活習慣を見直そう
皮脂を気にするあまり、皮脂を吸収しすぎるような行動をしていると、逆に皮脂がたくさん出てニキビの原因になることがあります。
「あぶらとり紙を使う」「皮脂をよく吸収する化粧下地を使う」などを日常的にしていると、皮脂を吸収しすぎているかもしれません!
皮脂を吸収しすぎると、足りなくなった皮脂を補おうとして、また皮脂がたくさん出ることがあります。
すると、たくさん出た皮脂が気になって、また皮脂を吸収しすぎる行動をして、皮脂がたくさん出る悪循環から抜けられなくなります。
この悪循環から抜けるためには、皮脂を吸収しすぎる行動をやめることが大事です!
「あぶらとり紙からティッシュに変える」「皮脂テカリに特化した化粧下地の使用をやめる」など、皮脂をほどよく残せるようなアイテムに変えて、皮脂の出すぎを防ぎましょう。
睡眠の質をあげよう
睡眠時間が短いとニキビができやすくなりますが、睡眠の質が悪くても、ニキビにつながることがあります。
このようなものを取り入れると、睡眠の質が上がることが多いです。
- 寝る直前までスマホを見るのはやめる
- 寝具やパジャマを質の良いものに変える
- 寝室の照明を変える
- 快眠効果のあるアロマを取り入れる
- 寝る前にヒーリングミュージックを流す
睡眠時間を伸ばすことに加えて、睡眠の質も見直してみましょう!
ストレスケアを取り入れよう
仕事や学校などで、気づかないうちにストレスはたまるもの。
ストレスがたまると、お肌にも影響してニキビができやすくなります。
体に影響が出る前に、ストレスケアをしてあげることが大事です。
ヨガやストレッチを取り入れると、ストレスケアにもつながることが多いです。
お風呂をシャワーだけで済ませず、浴槽につかる時間をしっかりとることも、リラックス効果がありストレス解消になることがあります。
大人ニキビが再発したときは
薬などで一時的にニキビが落ち着いても、ニキビの原因となった生活習慣がそのまま残っていたら、ニキビは再発しやすいです。
ニキビが再発してしまったときは、再度生活習慣の見直しを行いましょう。
スキンケアをプロから教わろう
「今読んだニキビを治す方法は全部やっている!」と思った場合は、自分では合っていると思っていることが、実は間違っている可能性が高いです。
その中でも、スキンケアの間違いには、自分では意外と気づくことができません。
「ニキビができやすいスキンケア」を、気づかずに長年続けていることもあります!
自分では意外と気づかない「間違いスキンケア」は、他人から指摘してもらいましょう。
スキンケア用品を買ったときや、エステサロンに行ったときなどに、対面でレッスンしてもらえることがあります。
対面レッスンを受けて、間違いスキンケアから卒業しましょう。
無理しすぎというサインかも?
ニキビが繰り返されるときは、「睡眠の質アップ」「ストレスケア」などでは間に合わないくらい、日常的に無理をしすぎているのかもしれません。
睡眠時間をしっかり確保できたり、ストレスの少ない環境で過ごせたりするように、環境を変えることも時には必要です。
「ニキビが繰り返される」という小さなサインを放置しておくと、過労やストレスで倒れるという大きなことにつながることもあります。
「ニキビくらいで大げさな…」と思わずに、環境を変えることも検討してみましょう。
大人ニキビを治そう♡
大人ニキビを治すために取り組めることは、たくさんあります!
「生まれ持った肌質だから」と諦める前に、できることは意外とたくさんありますよ。
今まで取り入れていなかった方法が見つかったら、これをチャンスだと捉えて、いますぐ取り入れてみましょう。
ニキビが治って美肌を手に入れたら、思いっきり笑えそうですね。
何気ない習慣を見直すことでニキビを治して、笑顔を手に入れてみませんか?