加圧トレーニングは、腕の付け根や足の付け根に専用ベルトを巻き、適切に血流を制限して運動を行うトレーニング方法です。
「血流を制限」と聞くと、それなら自宅でゴムやバンドでやってみよう!と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「ただ血流を制限すれば加圧トレーニングができる」のではありません!
適切なトレーニング効果を得られないどころか、健康を害する危険があります。
そこで今回は、加圧トレーニングについて詳しくご紹介しながら、自己流で行うことの危険性を解説します。
加圧トレーニングに興味のある方はぜひ参考にしてみてください。
目次
加圧トレーニングには専用のベルトがあります!
加圧トレーニングでは、専用のベルトを使って適切に血流を制限して運動を行います。
血流を制限できればゴムやバンドなど、何でもいいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、専用ベルト以外で代用するのは非常に危険です!
「血栓」と呼ばれる血のかたまりができることもあり、十分に注意が必要だからです。
また、血流を制限すればするほど効果が高まるものではないため、専用のベルトを使って安全に適切に血流を制限することが大切です。
加圧トレーニングを始めるには資格が必要
加圧トレーニングには資格があり、ベーシックな資格を持つ指導者を「加圧インストラクター」と呼び、さらに上級資格として「加圧スペシャルインストラクター」がいます。
この有資格者に適正な圧「適正圧」というものを設定してもらい、トレーニングの内容や頻度のレクチャーを受ける必要があります。
「適正圧」とは、腕の付け根や足の付け根に専用ベルトを巻いて加圧する際に、「拍動を最も強く感じる圧」のことです。
この「適正圧」は、個人差やその日の体調によっても変化するため、資格を持ったインストラクターが毎回、その「適正圧」の設定をしてトレーニングを行っています。
治療中の方は医師への相談が必要です
病気やケガの治療中の方、妊娠中の方、疾患、癌、皮膚疾患、高血圧などをお持ちの方は、加圧トレーニングを行う前に必ず医師へ相談しましょう。
また、風邪気味の場合も自分で判断せずに受診して確認することをおすすめします。
加圧トレーニングは治療目的でも使われていますが、その場合も必ず医師・加圧トレーニング指導資格者の指導の元に行いましょう。
加圧トレーニングは正規認定施設で安全に行いましょう!
加圧トレーニングに興味のある方に向けて、加圧トレーニングと自己流で行うことの危険性について詳しく解説しました。
いかがだったでしょうか。
加圧トレーニングは、安全に適切に行うと低負荷・短時間で効率的にトレーニングができる画期的なトレーニングです。
ただ、自宅で自己流で行うと健康を害する、ケガのリスクがある、など危険ですのでやめましょう。
加圧トレーニングは、全国に正規認定施設が多数あります。
しっかりと有資格のインストラクターと一緒に加圧トレーニングを行ってください。
加圧トレーニングを行い、健康的な体作り・運動習慣へつなげていきましょう!
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