ダイエット方法としても健康法としても定番の断食。ファスティングとも呼ばれ、ダイエッターさんなら一度は断食を行ったことがあるという人も多いのではないでしょうか?プチ断食などもあったり、本格的な断食はさすがに無理…という人も安心して行うことが出来るのが人気となり話題になりました。そして、今最も注目されているのが「月曜断食」です。「若い頃はいくら食べても太らなかったのに、最近全然痩せなくなってきた」「ダイエットしてもすぐにリバウンドしてしまう…」そんな悩みを抱えている女性たちが本当に多いんです。そして、そんな人にこそ実践してみてほしいのが今回ご紹介する月曜断食!月曜断食はとてもシンプルなダイエット方法で、特別何かを用意しなければいけなかったり、何かにお金をかけなければいけないということもありません。とてもシンプルに、月曜日だけ断食を行えばそれでダイエットをすることが出来るんです。断食でのダイエットを挫折してしまったという人は、どうしてもお腹が空いて耐えられなかったという人も少なくありません。しかし、月曜断食なら断食を行うのは一週間にたったの一度だけ。これなら食べるのが大好きでそもそも断食が向いていないという人も何とか頑張れるのではないでしょうか?
月曜断食のすごいところは、ただダイエット出来るだけじゃなく身体が健康になること。事実、月曜断食を行った人からは「疲れにくくなった気がする」「肌が綺麗になった」などなど美容にも健康にも嬉しい効果が報告されているんです。
しかし、注意したいのは断食はしっかりやり方を守って行わなければ全く効果が出ないということ。むしろ、間違ったやり方をすれば健康を害してしまうことすらあるんです。そこで、この記事では月曜断食の詳しいやり方、月曜断食を行う上で大切なルールについてご紹介させていただきたいと思います。これから月曜断食を始めたいと思っている方は是非参考にしてみてくださいね。
目次
月曜断食ってどんなダイエットなの?
まず、気になるのが月曜断食とはどんなダイエット方法なのかということですよね。一週間のうち、月曜日だけ断食をするという月曜断食には詳しいやり方もあります。月曜は「不食」の日、つまり断食、何も食べない日として、水のみを飲んで過ごします。そして火曜日から金曜日までの平日は「良食」と呼ばれる腸が喜ぶ食事を摂ります。土日はどうするかというと「美食」の日として、自分の好きなものを食べます。このサイクルを繰り返すことが月曜断食です。
断食といっても月曜断食なら一週間のうちに断食するのはたった1日でいいというコンパクトなファスティングです。火曜日から金曜日の「良食」というのは野菜やヨーグルトなど、糖質控えめの腸に優しい食事で体重を効果的にゆっくりと落としていきます。それと同時に、乱れてしまっていた食生活のリズムを整えることが出来ます。普段ついつい不規則な食生活になってしまっている人や暴飲暴食しがちな人、最近食べすぎてしまっているという人は気づいていないうちに胃腸が弱ってしまっている可能性があります。月曜断食にはこのように弱ってしまった胃腸の機能を整えてあげることが出来るのです。胃腸の機能が整うと、代謝もアップするため、ダイエット効果も高まります。断食という言葉からイメージするのはどうしても「我慢ばかりで大変そう」「辛い」という部分ではないでしょうか?しかし、月曜断食の場合は食事を食べない日は週にたったの1日だけ。実際、月曜断食を行った事がある人のほとんどが無理なく週に1日の断食をこなしているんです。
断食というとアルコールも一切断たなければいけないという物が多いですが、月曜断食なら平日の夜はアルコールを飲んでもオッケー。そして更に土日は好きなものを食べることが出来るのでストレスもたまりにくく、ダイエットを続けやすいんです。そして、月曜断食の大きな特徴が、早く結果に繋がるということ。ダイエットは頑張っていてもなかなか結果が出ないのが辛いですよね。しかし、月曜断食は結果が出るのが早いため「もっとがんばろう」というモチベーションアップに繋がり、挫折することなく続けることが出来るんです。
そして更に、月曜断食は何も「断食は絶対に月曜日」と決まっている訳ではありません。必ずしも月曜日ではなくても、自分のライフスタイルに合わせて他の曜日に断食を行ってもオッケーです。
月曜断食のやり方
月曜断食の基本のやり方はとってもシンプルです。断食日である月曜日は食事はせずに水だけで過ごし、断食します。そして火曜日からの平日は朝はヨーグルトと季節の果物を食べ、昼はおかずだけを食べて主食は食べないようにします。そして夜はサラダや野菜スープなど、野菜を野菜を使った「良食」料理で過ごします。このような食事を金曜日まで続け、土日は「美食」の日として自分の好きなものを食べます。肉や揚げ物、炭水化物もこぶし2つ分までの大きさなら食べてもオッケー!毎食美味しいもの、自分の好きなものを食べて月曜から始まる月曜断食に備えましょう。ここまで、大雑把に月曜断食の基本のやり方についてご紹介させていただきましたが、以下ではより詳しく食事内容についてご紹介させていただきますので、よく読んでみてください。
月曜日(不食の日)
断食の日は食べ物は一切食べずに、基本的には水だけを飲んで過ごします。冷たく冷やされた水は身体を冷やしてしまうため常温の水か白湯を飲むようにするのがおすすめです。断食を始める前に食べすぎが多かった、甘いものばかり食べて居たという人はもしかしたら頭痛やふらふらする感じを感じるかもしれません。どうしてもお腹が空いてしまって耐えきれないという場合は何かを食べるのではなくスポーツドリンクを噛むようにして2口ほどゆっくり飲みましょう。
火曜日~金曜日(良食の日)
断食明けである平日の良食の日は腸が喜ぶ回復食を食べます。朝はお腹が空っぽなので、胃腸が欲している優しいものを食べるようにしましょう。酵素を含んでいる果物やヨーグルトは乳酸菌が豊富なので積極的に摂っていきたいですね。ヨーグルトの量は大体コーヒーカップ1杯ほどで、甘みがどうしてもほしいと言う時には蜂蜜をプラスしてもオッケーです。果物は半分程度。糖質が高いバナナやマンゴーは避け、柑橘類やりんご、キウイなどがいいでしょう。昼はおかずのみで、パンやお米、麺類などの炭水化物を食べさえしなければ好きなものを食べてオッケーです。揚げ物も食べても大丈夫ですが、揚げ物の衣には炭水化物である小麦粉、パン粉が使われており、更に油もたっぷり。くれぐれも食べすぎには気をつけるようにしましょう、食べる量はこぶし2つ分までなら好きな量を食べましょう。
寝る前の食事である夜の食事や野菜スープ、蒸し野菜、おひたし、サラダのような胃に負担をかけず消化の早い野菜料理を食べるようにしましょう。油が増えると胃の滞在時間が長くなるため、調理のときは油を控えめにするということを心がけるのも大切です。スープはどんなスープでもいいですが、じゃがいも、ニンジン、かぼちゃ、れんこんなど糖度の高い根菜は避けましょう。大根も根菜ですが大根は糖度が高くないため大丈夫です。食べる料理は夜もお昼と同じでこぶし2つ分までです。
また、火曜日から金曜日はアルコールを飲んでもオッケーです。とはいえ、出来ることなら飲まない方がより効果的です。それでもお酒が好きでどうしても飲みたい!という人はチューハイ1杯やワインを1~2杯に留めるようにしましょう。日本酒やビールは糖質が高いので避けるようにしてください。
土曜日・日曜日(美食の日)
土日は美食の日となっており、朝・昼・晩で好きなものを食べて大丈夫な日です。しかし、これも平日の食事のルールと同じで1回に食べる量はこぶし2つ分まで。よく噛んでしっかりと味わって食べることで少ない量でも満足することが出来るはずですよ。ダイエットをよりスピードアップさせたいという人や月曜日の断食を楽にしたいという人は日曜日の夜の食事を軽めにするといいでしょう。
月曜断食の5つのルール
以上が月曜断食の詳しいやり方についてですが、月曜断食を行う上ではしっかりルールを守ることが大切です。「月曜断食を続けているのになかなか効果が出ない…」そんな人はもしかしたらこれらのルールを守れていないことが原因かもしれません。これからご紹介する5つのルールを守ることで、より早くダイエット効果を実感することが出来るはずですよ。
- 一日1.5~2リットルは水を飲む
- 食べる量はこぶし2つ分まで
- 食べ過ぎた日の翌日は夜断食
- 今日中に寝る
- 自己流の解釈はNG
胃の大きさはこぶし1~2つ分ほどだとされています。しかし、筋肉で出来ている胃は伸縮するため、食べれば胃が大きくなってしまうのです。胃が大きくなりすぎてしまい、適量の食事で満足できなくなってしまっているという人も少なくありません。月曜断食を続けることで胃の大きさが小さくなるという効果も実感出来るはずですよ。
ダイエットとはいえ時には食べすぎてしまうこともあります。そんな日は翌日の夜ご飯は食べずに断食して調整すればオッケーです。ちょっとくらいの失敗で台無しになってしまうことがないのも月曜断食の嬉しいところ。コツコツ自分のペースでしっかり続けていくことが大切です。
注意してほしいのが月曜断食は自己流で解釈してはいけないということ。低GI値・低糖質の玄米やブランのパンだからと言って、平日はNGです。決まりをしっかり守って行いましょう。
まとめ
以上、月曜断食についてご紹介させていただきました。月曜断食は断食を行う日は一日だけでいいので、無理なく続けることが出来、大変人気のダイエット方法です。今まではダイエットに失敗してしまっていたという人、リバウンドしまっていたという人も是非月曜断食を行ってみてくださいね。